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公開番号2024060138
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-02
出願番号2022167292
出願日2022-10-19
発明の名称モータ
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類H02K 5/12 20060101AFI20240424BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】車両走行環境が変動してもモータの絶縁耐力の低下を防ぐことができるモータを提供する。
【解決手段】コア3に巻かれているコイル4が、絶縁性を担保するための絶縁ガス6に覆われており、絶縁ガス6を封入するハウジング5を備えているモータ1であって、ハウジングの少なくとも一部は、ハウジング5の内圧と外圧との圧力差に応じて伸縮する弾性膜7によって形成されていることによって、ハウジング5の内圧と外圧との圧力差が変動しにくくなり、ハウジング5の亀裂あるいは破損を防ぐことができる。また、ハウジング5の不良によるハウジング5内から外部への絶縁ガス6の漏洩や、外部からハウジング5内への空気などの異物混入の発生を防止することができるので、車両走行環境が変動しても絶縁ガス6による絶縁耐力の低下を防ぎ、モータ絶縁破壊による漏電のリスクを抑制することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
コアに巻かれているコイルが、絶縁性を担保するための絶縁ガスに覆われており、前記絶縁ガスを封入するハウジングを備えているモータであって、
前記ハウジングの少なくとも一部は、前記ハウジングの内圧と外圧との圧力差に応じて伸縮する弾性膜によって形成されている
ことを特徴とするモータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、コイルなどの巻線をステータコアに備えたモータに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
この種のモータは一般的に、ステータコアにコイルが巻回された分割コアを備え、これら分割コアを環状に連結してハウジングに収容している。そして、外部から通電される給電部とコイル端子とを接続する接続部を備えており、この接続部は電気的絶縁が必要である。
【0003】
特許文献1には、その接続部の絶縁性を確保することに着目した巻線端部の封止方法および封止構造が記載されている。具体的には、ステータにおける多数箇所に存在する入力端子とコイル端子との接続部を覆い、密閉するようにハウジングが配置され、ハウジングに設けられたガス導入管から原料ガスを導入し、プラズマ処理によって原料ガスが接触する領域に均一な絶縁膜が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-193636号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年では、モータを駆動力源として用いる電動車両の電費向上のために、システム電圧の高電圧化が検討されている。そして、システム電圧の高電圧化に伴い電圧ストレスが増加するので、絶縁耐力の低下によって部分放電が発生し、モータ絶縁破壊による漏電のリスクが増大するおそれがあるとして、モータの耐電圧性能の向上が求められている。
【0006】
特許文献1に記載された巻線端部の封止方法および封止構造では、ハウジング内部に原料ガスを導入し、プラズマ処理によって入力端子とコイル端子との接続部を含む領域に原料ガスが接触することで均一な絶縁膜が形成され、かつその絶縁膜の材質が、DLC(Diamond-Like Carbon)あるいは、フラーレン含有DLCであるため、接続部を確実に覆うことで、一定の絶縁性を確保することができる、とされている。
【0007】
一方モータの耐電圧性能の向上を目的として、コイルとハウジングとの間に絶縁ガスを用いて絶縁性を確保することがある。このような絶縁ガスを用いる場合、車両走行環境(気圧や温度)などによって、ハウジング内部に充填されている絶縁ガスの体積が変動し、ハウジングの内圧と外圧との圧力差が生じる可能性がある。また、絶縁ガスの体積が変動した場合において、従来知られている剛性の高いハウジングでは、内圧と外圧との圧力差によってハウジングの亀裂あるいは破損が生じ、ハウジングの不良によるハウジングから外部への絶縁ガス漏洩や、外部からハウジング内部への空気などの異物混入が発生するおそれがある。さらに、絶縁ガスの漏洩、あるいは絶縁ガスに空気などの異物混入により、絶縁ガスによる絶縁耐力の低下が生じ、モータ絶縁破壊による漏電のリスクが増大するおそれがある。
【0008】
この発明は、上記の技術的課題に着目してなされたものであって、車両走行環境が変動しても絶縁ガスによる絶縁耐力の低下を防ぐことができるモータを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この発明は、上記の目的を達成するために、コアに巻かれているコイルが、絶縁性を担保するための絶縁ガスに覆われており、前記絶縁ガスを封入するハウジングを備えているモータであって、前記ハウジングの少なくとも一部は、前記ハウジングの内圧と外圧との圧力差に応じて伸縮する弾性膜によって形成されていることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0010】
この発明によれば、コアに巻かれているコイルが、絶縁性を担保するための絶縁ガスに覆われており、その絶縁ガスを封入するハウジングの少なくとも一部は、ハウジングの内圧と外圧との圧力差に応じて伸縮する弾性膜によって形成されていることによって、絶縁ガスによる絶縁耐力の低下を防ぐことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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