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公開番号2024057396
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022164102
出願日2022-10-12
発明の名称発電装置
出願人株式会社テイエルブイ,株式会社白山
代理人個人
主分類H02N 11/00 20060101AFI20240417BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】発電装置の発電効率を向上させる。
【解決手段】発電装置10は、複数の熱電変換モジュール1と、熱電変換モジュール1を冷却する冷却熱交換器5とを備える。冷却熱交換器5は、冷却液が流通する内部空間50aが形成された本体50を有する。本体50は、内部空間50aを介して互いに対向する第1壁53及び第2壁54を含む。第1壁53のうち内部空間50aとは反対側の外表面53aには、複数の熱電変換モジュール1が互いに間隔をあけて配列される。本体50は、外表面53aと交差する方向に拡がって内部空間50aを仕切り、蛇行する冷却液の流路を形成する仕切壁61をさらに含む。仕切壁61は、第1壁53に沿って延びる端縁である第1端縁62aを有する。第1端縁62aは、隣り合う2つの熱電変換モジュール1の間の隙間13と外表面53aと直交する方向において重なっている。
【選択図】図6


特許請求の範囲【請求項1】
互いに反対向きの第1面及び第2面を有し、前記第1面と前記第2面との温度差に応じて熱電発電を行う複数の熱電変換モジュールと、
前記第1面を加熱する加熱熱交換器と、
前記第2面を冷却する冷却熱交換器とを備え、
前記冷却熱交換器は、冷却液が流通する内部空間が形成された本体を有し、
前記本体は、前記内部空間を介して互いに対向する第1壁及び第2壁を含み、
前記第1壁のうち前記内部空間とは反対側の外表面には、前記第2面が前記第1壁に接するように、前記複数の熱電変換モジュールが互いに間隔をあけて配列され、
前記本体は、前記外表面と交差する方向に拡がって前記内部空間を仕切り、蛇行する前記冷却液の流路を形成する仕切壁をさらに含み、
前記仕切壁は、前記第1壁に沿って延びる端縁である第1端縁を有し、
前記第1端縁は、隣り合う2つの前記熱電変換モジュールの間の隙間と前記外表面と直交する方向において重なっている発電装置。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
請求項1に記載の発電装置において、
前記隙間は、隣り合う2つの前記熱電変換モジュールの間において前記複数の熱電変換モジュールの配列方向と交差する方向に延び、
前記第1端縁は、前記隙間に沿って延びている発電装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の発電装置において、
前記第1端縁は、前記外表面と直交する方向において前記熱電変換モジュールとは重ならない発電装置。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の発電装置において、
前記第1壁の前記外表面に配置され、前記複数の熱電変換モジュールを位置決めする位置決め器をさらに備え、
前記位置決め器は、隣り合う2つの前記熱電変換モジュールの間に配置され前記隙間を確保するスペーサを有している発電装置。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の発電装置において、
前記仕切壁は、前記第2壁に沿って延びる端縁である第2端縁をさらに有し、
前記第1端縁は、前記第1壁に結合されておらず、
前記第2端縁は、前記第2壁に結合されている発電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
ここに開示された技術は、発電装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、熱電変換素子を用いて熱電発電を行う発電装置が開示されている。この発電装置は、内筒と、内筒の周囲に配置された外筒と、内筒と外筒との間に設けられた熱電変換素子とを備えている。熱電変換素子の高温面は、内筒の内側を流通する排ガスによって加熱される。熱電変換素子の低温面は、外筒の外側を流通する空気によって冷却される。これにより、熱電変換素子の高温面と低温面との間に温度差が生じて熱電発電が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-234194号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、前述した発電装置では、外筒が冷却熱交換器として用いられる。このように冷却熱交換器を用いて熱電変換モジュールを冷却する発電装置にあっては、冷却熱交換器によって熱電変換モジュールを冷却する冷却性能を高めることによって、発電装置の発電効率を向上させることができる。
【0005】
ここに開示された技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、冷却熱交換器の冷却性能を高め、発電装置の発電効率を向上させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ここに開示された発電装置は、互いに反対向きの第1面及び第2面を有し、前記第1面と前記第2面との温度差に応じて熱電発電を行う複数の熱電変換モジュールと、前記第1面を加熱する加熱熱交換器と、前記第2面を冷却する冷却熱交換器とを備え、前記冷却熱交換器は、冷却液が流通する内部空間が形成された本体を有し、前記本体は、前記内部空間を介して互いに対向する第1壁及び第2壁を含み、前記第1壁のうち前記内部空間とは反対側の外表面には、前記第2面が前記第1壁に接するように、前記複数の熱電変換モジュールが互いに間隔をあけて配列され、前記本体は、前記外表面と交差する方向に拡がって前記内部空間を仕切り、蛇行する前記冷却液の流路を形成する仕切壁をさらに含み、前記仕切壁は、前記第1壁に沿って延びる端縁である第1端縁を有し、前記第1端縁は、隣り合う2つの前記熱電変換モジュールの間の隙間と前記外表面と直交する方向において重なっている。
【発明の効果】
【0007】
前記発電装置によれば、冷却熱交換器の冷却性能を高め、熱電変換効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、発電装置の分解斜視図である。
図2は、発電装置の正面図である。
図3は、発電装置の側面図である。
図4は、冷却熱交換器を斜め下方から見た斜視図である。
図5は、冷却熱交換器の斜視断面図である。
図6は、冷却熱交換器及び熱電変換モジュールを示した底面図である。
図7は、図6のVII-VII線断面図である。
図8は、冷却熱交換器の底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
図1は、発電装置10の分解斜視図である。図2は、発電装置10の正面図である。図3は、発電装置10の側面図である。図4は、組み立てられた冷却熱交換器5、押圧器7及びベース9を、斜め下方から視た斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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