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公開番号2024058051
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165170
出願日2022-10-14
発明の名称制動装置
出願人株式会社ミツバ
代理人個人,個人,個人
主分類H02J 1/00 20060101AFI20240418BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】電源の遮断時における制動作用の遅延時間を従来よりも長くすることが可能な制動装置を提供する。
【解決手段】電源から給電される電源電圧に基づいて電磁ブレーキに駆動電流を通電する駆動装置であって、電源電圧よりも高い補助電圧を出力する補助電源と、電源の遮断時に補助電圧を電磁ブレーキに印加させる制御部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電源の電源電圧に基づいて電磁ブレーキに駆動電流を通電することにより制動力を発生させる制動装置であって、
前記電源電圧よりも高い補助電圧を出力する補助電源と、
前記電源の遮断時に前記補助電圧を前記電磁ブレーキに印加させる制御部と
を備える制動装置。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記補助電源は、前記電磁ブレーキの逆起電圧に基づいて前記補助電圧を蓄電素子に蓄電する請求項1に記載の制動装置。
【請求項3】
前記補助電源は、前記電磁ブレーキを非制動状態に保持する保持電流が通電されているときに前記補助電圧を蓄電する請求項2に記載の制動装置。
【請求項4】
前記補助電源が前記補助電圧を蓄電する期間において前記保持電流を増加補正する請求項3に記載の制動装置。
【請求項5】
前記補助電源は、
アノード端子が前記電磁ブレーキの一端に接続されるダイオードと、
一端が前記ダイオードのカソード端子に接続され、他端がアースに接続され、前記蓄電素子として機能するコンデンサと、
一端が前記コンデンサの一端に接続され、他端が前記電磁ブレーキの他端に接続されるスイッチとを備える請求項2~4のいずれか一項に記載の制動装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、制動装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、走行中に給電が断たれた場合に安全確実に機体を停止させる電動車の制動制御装置が開示されている。この制動制御装置は、走行中に走行制御装置への給電が断たれたことを検知する停電検知手段と、電源装置の給電状態を保持する給電保持回路とを備え、該停電検知手段の検知時に給電保持回路を介して走行制御装置に給電し、該走行制御装置は、駆動モータへの制動信号を出力するとともに、一定時間に限り電磁ブレーキへの通電を行うことにより該電磁ブレーキの制動作用を遅延させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-323470号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記背景技術の給電保持回路は、コンデンサに予め蓄積された電荷を用いて電磁ブレーキの制動作用を遅延させるものであり、制動作用の遅延時間を十分に確保できないという問題がある。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、電源の遮断時における制動作用の遅延時間を従来よりも長くすることが可能な制動装置の提供を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の態様1は、電源の電源電圧に基づいて電磁ブレーキに駆動電流を通電することにより制動力を発生させる制動装置であって、前記電源電圧よりも高い補助電圧を出力する補助電源と、前記電源の遮断時に前記補助電圧を前記電磁ブレーキに印加させる制御部とを備える、という手段を採用する。
【0007】
このような態様1の制動装置によれば、電源の遮断時に電源電圧よりも高い補助電圧を電磁ブレーキに印加させるので、電源の遮断時における制動作用の遅延時間を従来よりも長くすることが可能である。
【0008】
本発明の態様2は、態様1の制動装置において、前記補助電源は、前記電磁ブレーキの逆起電圧に基づいて前記補助電圧を蓄電素子に蓄電する、という手段を採用する。
【0009】
このような態様2の制動装置によれば、電磁ブレーキの逆起電圧に基づいて補助電圧を生成するので、電源電圧よりも高い補助電圧を容易に生成することが可能である。
【0010】
本発明の態様3は、態様2の制動装置において、前記補助電源は、前記電磁ブレーキを非制動状態に保持する保持電流が通電されているときに前記補助電圧を蓄電する、という手段を採用する。
(【0011】以降は省略されています)

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