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公開番号2024056289
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2022163070
出願日2022-10-11
発明の名称電力供給装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人
主分類H02J 9/06 20060101AFI20240416BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】バックアップ用の蓄電デバイスを備える電力供給装置の高効率化と小型化を実現する。
【解決手段】充電経路P4は、バックアップ用の蓄電デバイスC1へ充電するための経路である。第一導通制御回路144は、充電経路P4上に接続される。放電経路P5は、蓄電デバイスC1から放電するための経路である。第二導通制御回路145は、放電経路P5上に接続される。第一電力供給経路P1には、主電源から供給される電力の電圧を変換する第一変換器141が接続されている。第二電力供給経路P2は、入力側が放電経路P5に接続されている第二変換器142が接続されている。負荷供給経路P3は、第一電力供給経路P1の出力側と第二電力供給経路P2の出力側が合流する接続点N1に接続され、負荷へ電力を供給するための経路である。接続点N1が充電経路P4に接続されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
バックアップ用の蓄電デバイスと、
前記蓄電デバイスへ充電するための充電経路と、
前記充電経路上に接続される第一導通制御回路と、
前記蓄電デバイスから放電するための放電経路と、
前記放電経路上に接続される第二導通制御回路と、
主電源から供給される電力の電圧を変換する第一変換器が接続されている第一電力供給経路と、
入力側が前記放電経路に接続されている第二変換器が接続されている第二電力供給経路と、
前記第一電力供給経路の出力側と前記第二電力供給経路の出力側が合流する接続点に接続され、負荷へ電力を供給するための負荷供給経路と、を備え、
前記接続点が前記充電経路に接続されている電力供給装置。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記第一変換器が前記第二変換器よりも優先して前記接続点に電力を供給する請求項1に記載の電力供給装置。
【請求項3】
前記第一導通制御回路が充電方向の電流を許可し、前記第二導通制御回路が放電方向の電流を許可するモードを少なくとも備える請求項2に記載の電力供給装置。
【請求項4】
前記第一導通制御回路が充電方向の電流を許可し、前記第二導通制御回路が放電方向の電流を禁止するモードを少なくとも備える請求項2に記載の電力供給装置。
【請求項5】
前記第二変換器をさらに備え、
前記第二変換器の入力側に、副電源を入力するための外部入力端子が設けられる請求項2に記載の電力供給装置。
【請求項6】
前記第一導通制御回路が充電方向の電流を禁止し、前記第二導通制御回路が放電方向の電流を許可するモードを少なくとも備える請求項2に記載の電力供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、制御電源を供給する電力供給装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
太陽光発電システムや蓄電システムのパワーコンディショナ等に使用される電力変換器はパワー半導体を用いてPWM信号を出力し、電力変換を行っているケースが多い。このようなシステムにおいて主電源が途絶した場合に、電力変換器を停止処理できないまま制御電源を喪失すると、電力変換器の故障等が発生する可能性がある。
【0003】
また、例えば電気自動車等と接続する充電スタンドまたは充放電スタンドにおいて、スタンドが主電源を喪失した場合、電力変換器を停止する以外に、車両側との通信や制御シーケンスを適切に完了させる必要がある。
【0004】
主電源の喪失に備えて、コンデンサ等の蓄電デバイスを制御電源のバックアップとして搭載しておくことが考えられる(例えば、特許文献1参照)。この場合、蓄電デバイスからしばらくの間、電力供給を行い、電力変換器を安全に停止させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-58232号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来のバックアップ用の蓄電デバイスを使用する回路構成では、蓄電デバイスへの充電時と蓄電デバイスからの放電時の両方で変換器を通過するものが多く、効率が低下していた。
【0007】
本開示はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、バックアップ用の蓄電デバイスを備える電力供給装置の高効率化と小型化を実現する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本開示のある態様の電力供給装置は、バックアップ用の蓄電デバイスと、前記蓄電デバイスへ充電するための充電経路と、前記充電経路上に接続される第一導通制御回路と、前記蓄電デバイスから放電するための放電経路と、前記放電経路上に接続される第二導通制御回路と、主電源から供給される電力の電圧を変換する第一変換器が接続されている第一電力供給経路と、入力側が前記放電経路に接続されている第二変換器が接続されている第二電力供給経路と、前記第一電力供給経路の出力側と前記第二電力供給経路の出力側が合流する接続点に接続され、負荷へ電力を供給するための負荷供給経路と、を備える。前記接続点が前記充電経路に接続されている。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、バックアップ用の蓄電デバイスを備える電力供給装置の高効率化と小型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態に係る充放電装置を説明するための図である。
実施の形態に係る電力供給部の構成例を示す図である。
充電用スイッチのオン/オフ制御をまとめた真理値表を示す図である。
放電用スイッチのオン/オフ制御をまとめた真理値表を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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