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公開番号2024055191
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022161913
出願日2022-10-06
発明の名称放電回路
出願人ボーンズ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20240411BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】2次電池セルの内部で短絡が生じたときであっても、2次電池セルの内部での温度上昇を抑制できる放電回路を提供する。
【解決手段】放電回路100は、2次電池セル111に対して並列に接続される第1熱応動スイッチ素子1を含む。第1熱応動スイッチ素子1は、2次電池セル111の発熱に伴いクローズする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
2次電池セルに対して並列に接続される第1熱応動スイッチ素子を含み、
前記第1熱応動スイッチ素子は、前記2次電池セルの発熱に伴いクローズする、
放電回路。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記第1熱応動スイッチ素子は、
固定接点を有する固定片と、
可動接点を有し、弾性変形することにより前記可動接点を前記固定接点に接触可能に配された可動片と、
温度上昇に伴って変形することにより該可動片を前記可動接点が前記固定接点から離隔するオープン状態から前記可動接点が前記固定接点に接触するクローズ状態へと移行させる熱応動素子とを備える、請求項1に記載の放電回路。
【請求項3】
前記第1熱応動スイッチ素子に対して直列に接続される負荷を含む、請求項1に記載の放電回路。
【請求項4】
前記負荷は、電気エネルギーを光エネルギー、運動エネルギー、音エネルギー及び化学エネルギーのうち少なくとも一つのエネルギーに変換する、請求項3に記載の放電回路。
【請求項5】
前記2次電池セルに対する前記負荷の距離は、前記2次電池セルに対する前記第1熱応動スイッチ素子の距離よりも大きい、請求項3に記載の放電回路。
【請求項6】
前記負荷は、電気エネルギーを熱エネルギーに変換する抵抗発熱体である、請求項5に記載の放電回路。
【請求項7】
前記2次電池セルに対して直列に接続される第2熱応動スイッチ素子を含み、
前記第2熱応動スイッチ素子は、前記2次電池セルの発熱に伴いオープンする、請求項1に記載の放電回路。
【請求項8】
前記第2熱応動スイッチ素子の動作温度は、前記第1熱応動スイッチ素子の動作温度よりも低い、請求項7に記載の放電回路。
【請求項9】
前記第2熱応動スイッチ素子は、前記固定片と可動片とを導通させる正特性サーミスターを含み、前記第1熱応動スイッチ素子は、正特性サーミスターを含まない、請求項7に記載の放電回路。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、放電回路に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、2次電池セルを保護するデバイスとしてブレーカーが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-079594号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示されているブレーカーは、2次電池セル及び負荷によって構成される回路に直列に接続され、2次電池セルの温度上昇に伴い上記回路を遮断して、2次電池セルを保護するように構成されている。
【0005】
しかしながら、何らかの事情により2次電池セルの内部構造が破壊され、内部で短絡が生じたとき、ブレーカーが動作して上記回路を遮断したとしても、2次電池セルの内部の短絡回路を遮断することができないため、新たな技術が要望されている。
【0006】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたものであり、2次電池セルの内部で短絡が生じたときであっても、2次電池セルの内部での温度上昇を抑制できる放電回路を提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、2次電池セルに対して並列に接続される第1熱応動スイッチ素子を含み、前記第1熱応動スイッチ素子は、前記2次電池セルの発熱に伴いクローズする、放電回路である。
【発明の効果】
【0008】
本発明の放電回路では、2次電池セルの発熱に伴い第1熱応動スイッチ素子がクローズし、第1熱応動スイッチ素子を含む回路が構築される。この回路は、2次電池セルの内部に生じた短絡回路に対して並列に接続されるバイパス回路として機能し、2次電池セルを放電する。これにより、2次電池セルに蓄えられた電荷の一部が2次電池セル外の放電回路で消費されるため、2次電池セルの内部での温度上昇が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態である放電回路を含む電気回路の構成を示す回路図。
図1の第1熱応動スイッチ素子の構成を示す組み立て前の斜視図。
通常のオープン状態における図2の第1熱応動スイッチ素子を示す断面図。
異常時のクローズ状態における図2の第1熱応動スイッチ素子を示す断面図。
図1の放電回路の変形例の回路図。
図5の放電回路の変形例の回路図。
図5の放電回路の別の変形例を含む電気回路の回路図。
図7の第2熱応動スイッチ素子の構成を示す組み立て前の斜視図。
通常のクローズ状態における図8の第2熱応動スイッチ素子を示す断面図。
異常時のオープン状態における図8の第2熱応動スイッチ素子を示す断面図。
図7の放電回路が温度上昇する際に、第1熱応動スイッチ素子よりも早く第2熱応動スイッチ素子が動作している状態を示す回路図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は、本発明の一実施形態である放電回路100を含む電気回路500を示している。本実施形態の電気回路500は、2次電池110と、負荷120と給電部130とを含んでいる。
(【0011】以降は省略されています)

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