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公開番号2024050345
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022157168
出願日2022-09-29
発明の名称鳥害防止具
出願人ヨツギ株式会社
代理人個人
主分類H02G 7/00 20060101AFI20240403BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】施工を容易に行う鳥害防止具を提供する。
【解決手段】電線8に取り付けられる鳥害防止具10であって、鳥害防止具10は、本体1と、本体の上端部に取り付けられた第1把持部材と、第1把持部材に対して、第1方向に近接離間可能な第2把持部材5と、第2把持部材を第1把持部材に対して近接離間させるための操作機構と、第1把持部材及び本体の少なくとも一方に取り付けられた索条取付部42と、を備え、操作機構を、本体の下端部において操作することで、第1把持部材及び第2把持部材によって電線を把持する。電線が第1把持部材及び第2把持部材によって把持されて、鳥害防止具が電線に吊り下げられた使用状態にあるとき、軸方向Zが鉛直方向Nに対して、30~50度の角度θをなすような、重量配分を有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
電線に取り付けられる鳥害防止具であって、
本体と、
前記本体部の上端部に取り付けられた第1把持部材と、
前記第1把持部に対して、第1方向に近接離間可能な第2把持部材と、
前記第2把持部を前記第1把持部に対して近接離間させるための操作機構と、
前記第1把持部及び前記本体部の少なくとも一方に取り付けられた索条取付部と、
を備え、
前記操作機構は、前記本体の下端部において操作するように構成され、
前記第1把持部材及び第2把持部材によって、前記電線を把持するように構成され、
前記第1把持部材及び第2把持部材によって前記電線が把持され、前記鳥害防止具が前記電線に吊り下げられた使用状態にあるとき、前記第1方向が鉛直方向に対して、30~50度の角度をなすように、重量配分が構成されている、鳥害防止具。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記操作機構は、
前記本体の下端部側に設けられた操作部材と、
前記操作部材に連結され、前記第1方向に延びるネジ部材と、
を備え、
前記ネジ部材は、前記操作部の回転により、軸周りに回転するように構成され、
前記第2把持部材は、前記ネジ部材によって移動可能に構成されている、請求項1に記載の鳥害防止具。
【請求項3】
前記ネジ部材は、前記本体の内部に配置され、
前記第2把持部材は、前記ネジ部材に連結されるとともに、前記本体部の外面に沿って移動可能に構成されている、請求項2に記載の鳥害防止具。
【請求項4】
前記ネジ部材の上端部に、一体的に形成された抜け止め部が設けられ、
前記抜け止め部が前記本体の上端に係合することで、前記ネジ部材が前記本体部の下端側に抜けるのが規制され、
前記ネジ部材の下端部は、前記本体の下端部から突出し、当該突出部分に前記操作部材が連結されている、請求項2または3に記載の鳥害防止具。
【請求項5】
前記第1把持部材に設けられた第1把持面と、前記第2把持部材に設けられた第2把持面とで、前記電線を把持するように構成され、
前記第1把持面は、側面視において互いに交差する2つの面を有している、請求項1または2に記載の鳥害防止具。
【請求項6】
前記第1把持部材に設けられた一対の第1把持面と、前記第2把持部材に設けられた第2把持面とで、前記電線を把持するように構成され、
前記一対の第1把持面の間には、前記第2把持部材が嵌まる凹部が形成されている、請求項1または2に記載の鳥害防止具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鳥害防止具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
電線に鳥が止まるのを防止するための索条を取り付けるための種々の鳥害防止具が提案されている。例えば、特許文献1には、次のような鳥害防止具が開示されている。この鳥害防止具は、電線を引っかけるための第1把持部材と、この第1把持部材に対して近接離間する第2把持部材と、を有している。第2把持部材にはネジ部材が連結されており、ネジ部材の下端に設けられた操作部材を回転させることで、ネジ部材を回転し、第2把持部材を上昇させるようになっている。そして、両端部材により、電線を挟み、鳥害防止具を電線に固定するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-140016号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、経時変化によって両把持部材による電線の把持が緩んだときには、電線に対して、鳥害防止具が回転するおそれがある。その場合、例えば、操作部材が水平方向を向いた場合には、操作部材を操作することが困難になる。本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、電線の把持が緩んだ場合でも、操作部材の操作を容易に行うことができる、鳥害防止具を提供することを目的とする。
【0005】
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、施工を容易に行うことができる、鳥害防止具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
項1.電線に取り付けられる鳥害防止具であって、
本体と、
前記本体部の上端部に取り付けられた第1把持部材と、
前記第1把持部材に対して、第1方向に近接離間可能な第2把持部材と、
前記第2把持部材を前記第1把持部材に対して近接離間させるための操作機構と、
前記第1把持部材及び前記本体の少なくとも一方に取り付けられた索条取付部と、
を備え、
前記操作機構は、前記本体の下端部において操作するように構成され、
前記第1把持部材及び第2把持部材によって、前記電線を把持するように構成され、
前記第1把持部材及び第2把持部材によって前記電線が把持され、前記鳥害防止具が前記電線に吊り下げられた使用状態にあるとき、前記第1方向が鉛直方向に対して、30~50度の角度をなすように、重量配分が構成されている、鳥害防止具。
【0007】
項2.前記操作機構は、
前記本体の下端部側に設けられた操作部材と、
前記操作部材に連結され、前記第1方向に延びるネジ部材と、
を備え、
前記ネジ部材は、前記操作部の回転により、軸周りに回転するように構成され、
前記第2把持部材は、前記ネジ部材によって移動可能に構成されている、項1に記載の鳥害防止具。
【0008】
項3.前記ネジ部材は、前記本体の内部に配置され、
前記第2把持部材は、前記ボールネジに連結されるとともに、前記本体の外面に沿って移動可能に構成されている、項2に記載の鳥害防止具。
【0009】
項4.前記ネジ部材の上端部に、一体的に形成された抜け止め部が設けられ、
前記抜け止め部が前記本体の上端に係合することで、前記ネジ部材が前記本体の下端側に抜けるのが規制され、
前記ネジ部材の下端部は、前記本体の下端部から突出し、当該突出部分に前記操作部材が連結されている、項2または3に記載の鳥害防止具。
【0010】
項5.前記第1把持部材に設けられた第1把持面と、前記第2把持部材に設けられた第2把持面とで、前記電線を把持するように構成され、
前記第1把持面は、側面視において互いに交差する2つの面を有している、項1から4のいずれかに記載の鳥害防止具。
(【0011】以降は省略されています)

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