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公開番号2024054631
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-17
出願番号2022160976
出願日2022-10-05
発明の名称ワイヤハーネス
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人
主分類H01B 7/00 20060101AFI20240410BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電磁シールド性能の低下を抑制できるワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】ワイヤハーネス10は、電線20と、電線20が貫通する導電性の筒状部材31と、電線20の外周を包囲するとともに、筒状部材31の端部に固定される筒状の電磁シールド部材32とを備える。ワイヤハーネス10は、電磁シールド部材32を筒状部材31の端部に固定する環状の固定部材34と、固定部材34による筒状部材31および電磁シールド部材32の固定部分を封止する酸化抑制層51とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電線と、
前記電線が貫通する導電性の筒状部材と、
前記電線の外周を包囲するとともに、前記筒状部材の端部に固定される筒状の電磁シールド部材と、
前記電磁シールド部材を前記筒状部材の端部に固定する環状の固定部材と、
前記固定部材による前記筒状部材および前記電磁シールド部材の固定部分を封止する酸化抑制層と、
を備える、ワイヤハーネス。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記酸化抑制層は、前記固定部材の外周面と、前記固定部材の側面と、前記固定部材から露出する前記電磁シールド部材の外周面と、前記電磁シールド部材から露出する前記筒状部材の外周面とを連続して被覆しており、
前記酸化抑制層は、前記固定部材の外周面を周方向全周にわたって被覆しており、
前記酸化抑制層は、前記電磁シールド部材の外周面を周方向全周にわたって被覆しており、
前記酸化抑制層は、前記筒状部材の外周面を周方向全周にわたって被覆している、請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項3】
前記酸化抑制層は、120℃以上の耐熱性を有する、請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項4】
前記酸化抑制層は、シリコーンシーリング材により構成されている、請求項3に記載のワイヤハーネス。
【請求項5】
前記電磁シールド部材は、導電性を有する複数の素線が編み込まれてなるとともに網目を有する編組部材であり、
前記酸化抑制層は、前記固定部材の内周面の全面を被覆しており、
前記酸化抑制層は、前記固定部材の内周面と接触する部分の前記電磁シールド部材における前記網目を充填している、請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項6】
前記酸化抑制層は、前記筒状部材の軸方向に沿って延びており、
前記酸化抑制層の外周寸法は、前記酸化抑制層の長さ方向の全長にわたって一定である、請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項7】
前記固定部材から露出する前記電磁シールド部材の外周面を被覆する部分の前記酸化抑制層の厚みは、前記固定部材の外周面を被覆する部分の前記酸化抑制層の厚みよりも大きい、請求項6に記載のワイヤハーネス。
【請求項8】
前記酸化抑制層の外周を包囲する筒状の防水部材を更に有し、
前記防水部材は、前記酸化抑制層の外周を周方向全周にわたって包囲する本体筒部と、前記本体筒部と連続して一体に形成されるとともに前記筒状部材の外周面に接続される第1接続筒部と、を有し、
前記本体筒部の内周寸法は、前記酸化抑制層の外周寸法以上であり、
前記第1接続筒部の内周寸法は、前記酸化抑制層の外周寸法よりも小さい、請求項6に記載のワイヤハーネス。
【請求項9】
前記酸化抑制層の外周面は、前記固定部材の外周面と前記固定部材の側面と前記電磁シールド部材の外周面とにより形成される第1段差部と、前記電磁シールド部材の外周面と前記筒状部材の外周面とにより形成される第2段差部とに沿って、段差状に形成されている、請求項1に記載のワイヤハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ワイヤハーネスに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ハイブリッド自動車や電気自動車等の車両に用いられるワイヤハーネスにおいては、電線への通電に伴い発生する電磁波(電磁ノイズ)を遮蔽するために、電線の外周が電磁シールド部材によって包囲されている(例えば、特許文献1参照)。電磁シールド部材としては、例えば、導電性の素線が筒状に編み込まれた編組部材や金属箔などが用いられる。この種のワイヤハーネスでは、電磁シールド部材の軸方向の端部がカシメリング等の固定部材により導電性の筒状部材に固定されている。これにより、電磁シールド部材と筒状部材とが電気的に接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-280814号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記ワイヤハーネスでは、空気中で加熱および冷却が繰り返されることにより、電磁シールド部材の酸化が進みやすくなる。電磁シールド部材の酸化が進むと、電磁シールド部材と筒状部材との電気的接続部分における電気抵抗値が上昇する。この結果、電磁シールド性能が低下するという問題が生じる。
【0005】
本開示の目的は、電磁シールド性能の低下を抑制できるワイヤハーネスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のワイヤハーネスは、電線と、前記電線が貫通する導電性の筒状部材と、前記電線の外周を包囲するとともに、前記筒状部材の端部に固定される筒状の電磁シールド部材と、前記電磁シールド部材を前記筒状部材の端部に固定する環状の固定部材と、前記固定部材による前記筒状部材および前記電磁シールド部材の固定部分を封止する酸化抑制層と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示のワイヤハーネスによれば、電磁シールド性能の低下を抑制できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態のワイヤハーネスを示す概略構成図である。
図2は、一実施形態のワイヤハーネスを示す概略側面図である。
図3は、一実施形態のワイヤハーネスにおける筒状部材および電磁シールド部材の固定部分を拡大して示す概略縦断面図である。
図4は、一実施形態のワイヤハーネスにおける筒状部材および電磁シールド部材の固定部分を更に拡大して示す概略縦断面図である。
図5は、一実施形態のワイヤハーネスにおける筒状部材および電磁シールド部材の固定部分を示す概略横断面図である。
図6は、一実施形態のワイヤハーネスにおけるシールドシェルおよび電磁シールド部材の固定部分を示す概略横断面図である。
図7は、一実施形態の電磁シールド部材を示す概略斜視図である。
図8は、変更例のワイヤハーネスを示す概略縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列挙して説明する。
[1]本開示のワイヤハーネスは、電線と、前記電線が貫通する導電性の筒状部材と、前記電線の外周を包囲するとともに、前記筒状部材の端部に固定される筒状の電磁シールド部材と、前記電磁シールド部材を前記筒状部材の端部に固定する環状の固定部材と、前記固定部材による前記筒状部材および前記電磁シールド部材の固定部分を封止する酸化抑制層と、を備える。
【0010】
この構成によれば、固定部材による筒状部材および電磁シールド部材の固定部分が酸化抑制層により封止される。これにより、固定部分における筒状部材および電磁シールド部材が空気に触れることを抑制できるため、固定部分における筒状部材および電磁シールド部材が酸化することを抑制できる。この結果、筒状部材と電磁シールド部材との電気的接続部分における電気抵抗値が上昇することを抑制でき、ワイヤハーネスにおける電磁シールド性能が低下することを抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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