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公開番号2024055109
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022161747
出願日2022-10-06
発明の名称配線モジュール
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社,株式会社AESCジャパン
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類H01M 50/298 20210101AFI20240411BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コネクタが相手側コネクタに接続されていない状態において、余長部が外部にある他部品と干渉することを抑制する。
【解決手段】配線モジュール20は、複数の蓄電素子11が並べられてなる蓄電素子群に取り付けられる配線モジュール20であって、コネクタ48と、コネクタ48から引き出された複数の電線45と、複数の電線45を保持しつつ、蓄電素子群に取り付けられる絶縁性のプロテクタ50と、を備え、複数の電線45は余長部145を有し、余長部145は、コネクタ48側に配索された先端部145Aと、プロテクタ50側で位置決めされる基部145Bと、先端部145Aと基部145Bとの間に配される本体部145Cとを有し、プロテクタ50は、本体部145Cを取り出し可能な状態で収容する余長収容部57と、先端部145A又はコネクタ48を取り外し可能な状態で保持する保持部58とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の蓄電素子が並べられてなる蓄電素子群に取り付けられる配線モジュールであって、
コネクタと、
前記コネクタから引き出された複数の電線と、
複数の前記電線を保持しつつ、前記蓄電素子群に取り付けられる絶縁性のプロテクタと、を備え、
複数の前記電線は、各々の前記電線が束状に集まった部分から構成され、前記コネクタを伴って前記プロテクタ側から外側へのばすことが可能な余長部を有し、
前記余長部は、前記コネクタ側に配索された先端部と、前記プロテクタ側で位置決めされる基部と、前記先端部と前記基部との間に配される本体部とを有し、
前記プロテクタは、前記本体部を取り出し可能な状態で収容する余長収容部と、前記先端部又は前記コネクタを取り外し可能な状態で保持する保持部とを有する配線モジュール。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記余長収容部は、前記蓄電素子群側に配される底部と、前記底部から外側にのびた壁部と、前記底部及び前記壁部の少なくとも一方に立設され、前記本体部が曲げられた状態で収容されるように、前記本体部に接触して前記本体部の向きを調整する向き調整部を含む、請求項1に記載の配線モジュール。
【請求項3】
前記保持部が前記先端部を取り外し可能な状態で保持し、
前記プロテクタは、前記蓄電素子群側から外側に向かって開口した凹状をなし、取り外し可能な状態で前記コネクタが収容されるコネクタ収容部を有する、請求項1又は請求項2に記載の配線モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、配線モジュールに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車やハイブリッド自動車等に、高圧の蓄電素子群(電池積層体)を備える蓄電モジュールが搭載されている。この種の蓄電モジュールが備える蓄電素子群は、互いに積層するように並べられた複数の蓄電素子を備えており、それらは、互いに電気的に直列又は並列に接続されている。そして、このような蓄電素子群には、各蓄電素子の電圧や温度等を検知するために利用される複数の電線が配索された配線モジュールが取り付けられている。
【0003】
配線モジュールは、例えば、特許文献1に示されるように、蓄電素子群に取り付けられる絶縁性のプロテクタと、そのプロテクタで保持される複数の電線と、各電線の端部をまとめて保持しつつ、外部機器が備える相手側コネクタに接続されるコネクタとを備えている。コネクタで保持された複数の電線は、プロテクタ側から外側へある程度、のばすことができるように、プロテクタで保持されていない余長部を備えている。
【0004】
特許文献1に示されるように、コネクタが外部機器の相手側コネクタに接続されていない状態において、コネクタが他部品と干渉することを防ぐために、プロテクタには、余長部の先端にあるコネクタを、一時的に保持するためのコネクタ保持部が設けられている。
けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-36471号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来、この種の配線モジュールにおいて、コネクタが相手側コネクタに接続されていない場合に、コネクタに接続する余長部が、他部品と干渉することを抑制することまでは検討されていなかった。余長部の長さは、蓄電モジュールの用途等に応じて、適宜、設定されるため、場合によっては、余長部の長さが長くなり、蓄電モジュールの組み立て時や、蓄電モジュールを外部機器に接続する作業を行う直前の状態等において、余長部が外部にある他部品(例えば、組み立て作業で使用される治具)と干渉することがある。余長部が干渉して、余長部に力が加えられる(例えば、引っ張られる)と、コネクタと余長部との接続部分等が破損してしまうおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の配線モジュールは、複数の蓄電素子が並べられてなる蓄電素子群に取り付けられる配線モジュールであって、コネクタと、前記コネクタから引き出された複数の電線と、複数の前記電線を保持しつつ、前記蓄電素子群に取り付けられる絶縁性のプロテクタと、を備え、複数の前記電線は、各々の前記電線が束状に集まった部分から構成され、前記コネクタを伴って前記プロテクタ側から外側へのばすことが可能な余長部を有し、前記余長部は、前記コネクタ側に配索された先端部と、前記プロテクタ側で位置決めされる基部と、前記先端部と前記基部との間に配される本体部とを有し、前記プロテクタは、前記本体部を取り出し可能な状態で収容する余長収容部と、前記先端部又は前記コネクタを取り外し可能な状態で保持する保持部とを有する配線モジュールである。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、コネクタが相手側コネクタに接続されていない状態において、余長部が外部にある他部品と干渉することが抑制される配線モジュールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態1に係る電池モジュールの正面図である。
図2は、電池積層体の前部の斜視図である。
図3は、ラミネート型電池の要部を示す斜視図である。
図4は、余長部が収容されている状態の余長収容部及び保持部の拡大図である。
図5は、余長部が収容されていない状態の余長収容部及び保持部の拡大図である。
図6は、余長部が収容されている状態の余長収容部及び保持部の拡大斜視図である。
図7は、実施形態2に係る配線モジュールのプロテクタが備える、2つの余長部が収容されている状態の余長収容部及び保持部の拡大図である。
図8は、2つの余長部が収容されていない状態の余長収容部及び保持部の拡大図である。
図9は、2つの余長部が収容されている状態の余長収容部及び保持部の拡大斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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