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公開番号2024060144
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-02
出願番号2022167303
出願日2022-10-19
発明の名称ワイヤハーネス配索装置
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02G 11/00 20060101AFI20240424BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】回路数が互いに異なる複数種類のワイヤハーネスへ適用することが容易なワイヤハーネス配索装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ワイヤハーネス配索装置10は、ガイド部20とスライダ40とワイヤハーネス50と、を備える。ガイド部20は、互いに対向する第1レール部材21及び第2レール部材26と、第1レール部材21と第2レール部材26との間に収容空間30が生じるように第1レール部材21と第2レール部材26とを位置決めするスペーサ34と、を含む。スライダ40は、第1位置と第2位置との間を往復移動可能にガイド部20に支持されている。ワイヤハーネス50は、スライダ40に固定されてスライダ40の移動に連動するスライダ固定部55と、スライダ固定部55に連なると共にスライダ40の移動によって収容空間30内を移動する移動区間と、を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
互いに対向する第1レール部材及び第2レール部材と、前記第1レール部材と前記第2レール部材との間に収容空間が生じるように前記第1レール部材と前記第2レール部材とを位置決めするスペーサと、を含むガイド部と、
第1位置と第2位置との間を往復移動可能に前記ガイド部に支持されたスライダと、
前記スライダに固定されて前記スライダの移動に連動するスライダ固定部と、前記スライダ固定部に連なると共に前記スライダの移動によって前記収容空間内を移動する移動区間と、を含むワイヤハーネスと、
を備える、ワイヤハーネス配索装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
請求項1に記載のワイヤハーネス配索装置であって、
前記第1レール部材は、第1底部と、前記第1底部から前記第2レール部材に向けて突出する少なくとも1つの第1突出壁部とを有し、
前記第2レール部材は、前記第1底部と対向する第2底部と、前記第2底部から前記第1レール部材に向けて突出する少なくとも1つの第2突出壁部とを有し、
前記スライダは、前記第1突出壁部又は前記第2突出壁部に支持され、
前記収容空間は、前記第1底部、前記少なくとも1つの第1突出壁部、前記第2底部及び前記少なくとも1つの第2突出壁部に囲まれた空間である、ワイヤハーネス配索装置。
【請求項3】
請求項2に記載のワイヤハーネス配索装置であって、
前記第1レール部材は、2つの前記第1突出壁部を有し、
前記第2レール部材は、2つの前記第1突出壁部にそれぞれ対向する2つの前記第2突出壁部を有し、
前記収容空間は、前記第1底部、前記2つの前記第1突出壁部、前記第2底部及び前記2つの前記第2突出壁部に囲まれた空間であり、
前記スライダは、前記収容空間に位置する第1端部と前記ガイド部の外に位置する第2端部とを有し、
前記スライダのうち前記第1端部と前記第2端部との間の部分が1組の前記第1突出壁部及び前記第2突出壁部の間を延びる、ワイヤハーネス配索装置。
【請求項4】
請求項3に記載のワイヤハーネス配索装置であって、
前記2つの前記第1突出壁部は、前記第1底部からの突出寸法が互いに異なる第1長尺突出壁部及び第1短尺突出壁部であり、
前記2つの前記第2突出壁部は、前記第2底部からの突出寸法が互いに異なる第2長尺突出壁部及び第2短尺突出壁部であり、
前記第1長尺突出壁部と前記第2短尺突出壁部とが互いに対向すると共に、前記第1短尺突出壁部と前記第2長尺突出壁部とが互いに対向し、
前記第2レール部材が前記第1レール部材よりも鉛直下方に位置するように配置され、
前記スライダは、前記第1端部から前記第1短尺突出壁部と前記第2長尺突出壁部との間を通じて前記第2端部に向けて延びる、ワイヤハーネス配索装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のワイヤハーネス配索装置であって、
前記第1レール部材と前記第2レール部材とは、互いに同じ形状を有する、ワイヤハーネス配索装置。
【請求項6】
請求項5に記載のワイヤハーネス配索装置であって、
前記第1レール部材は、第1断面形状が長手方向に連続する形状を有し、
前記第2レール部材は、第2断面形状が長手方向に連続する形状を有し、
前記第1断面形状と前記第2断面形状とが互いに同じである、ワイヤハーネス配索装置。
【請求項7】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のワイヤハーネス配索装置であって、
前記スライダの移動方向端部に位置するストッパが前記スペーサに設けられている、ワイヤハーネス配索装置。
【請求項8】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のワイヤハーネス配索装置であって、
前記ワイヤハーネスは、複数の電線と、前記移動区間において前記複数の電線を偏平な配列に保つ保護部材とを含み、
前記スペーサは、前記第1レール部材及び前記第2レール部材を偏平な前記ワイヤハーネスの断面における長尺方向に離す、ワイヤハーネス配索装置。
【請求項9】
請求項8に記載のワイヤハーネス配索装置であって、
前記移動区間は、前記第1位置及び前記第2位置を往復移動する前記スライダの位置に応じて前記収容空間に収容される長さが変わる区間であり、
前記移動区間のうち前記スライダが前記第1位置にあるときに前記収容空間に収容され、かつ、前記スライダが前記第2位置にあるときに前記ガイド部の外側に位置する区間を余長区間としたとき、
前記スライダが前記第2位置にあるときに前記ガイド部の外側に位置する前記余長区間を、前記長尺方向に沿った軸を中心軸とする渦巻状に収容する余長収容部をさらに備える、ワイヤハーネス配索装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ワイヤハーネス配索装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、自動車の床と、当該床に対してスライド移動可能なシートとに亘って電線を配索する電線配索装置を開示している。電線は、シートに連動してスライドするスライダに取付けられてシートに導かれる。スライダは、支持レールに平行な筒状の移動部にスライド自在に取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-193599号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の電線配索装置では、筒状の移動部における電線の収容空間の大きさが予め決まっている。このため、1種類の移動部を、回路数が互いに異なる複数種類のワイヤハーネスへ適用することが困難となり得る。
【0005】
そこで、回路数が互いに異なる複数種類のワイヤハーネスへ適用することが容易なワイヤハーネス配索装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のワイヤハーネス配索装置は、互いに対向する第1レール部材及び第2レール部材と、前記第1レール部材と前記第2レール部材との間に収容空間が生じるように前記第1レール部材と前記第2レール部材とを位置決めするスペーサと、を含むガイド部と、第1位置と第2位置との間を往復移動可能に前記ガイド部に支持されたスライダと、前記スライダに固定されて前記スライダの移動に連動するスライダ固定部と、前記スライダ固定部に連なると共に前記スライダの移動によって前記収容空間内を移動する移動区間と、を含むワイヤハーネスと、を備える、ワイヤハーネス配索装置である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、回路数が互いに異なる複数種類のワイヤハーネスへ適用することが容易なワイヤハーネス配索装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかるワイヤハーネス配索装置を示す斜視図である。
図2はスライダが第1位置にある状態のワイヤハーネス配索装置を示す平面図である。
図3はスライダが第2位置にある状態のワイヤハーネス配索装置を示す平面図である。
図4はワイヤハーネス配索装置を示す断面図である。
図5はワイヤハーネス配索装置を示す分解図である。
図6は第1レール部材を示す斜視図である。
図7はワイヤハーネスを示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示のワイヤハーネス配索装置は、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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