TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024049033
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022155259
出願日2022-09-28
発明の名称現像装置及びこれを備えた画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類G03G 15/08 20060101AFI20240402BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】現像剤の滞留を抑制することができる現像装置及びこれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】現像剤を収容する現像槽40と、現像槽40の内部空間を第1攪拌室401及び第2攪拌室402に仕切る仕切壁40aと、第1攪拌室401内で現像剤を第1方向D1に搬送する第1搬送スクリュー41と、第2攪拌室402内で現像剤を第2方向D2に搬送する第2搬送スクリュー42と、第1攪拌室401及び第2攪拌室402を連通させて現像剤を循環方向Cに循環可能とする連通口43,44と、現像剤を第1搬送スクリュー41から像担持体に供給する現像ローラ45(現像剤担持体)と、を備えた現像装置14であって、第1搬送スクリュー41及び第2搬送スクリュー42のうちの少なくとも第1搬送スクリュー41の上方であって循環方向Cの下流側には、当該下流側に対応する連通口43に現像剤を案内するガイド部47が設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
現像剤を収容する現像槽と、
前記現像槽の内部空間を第1攪拌室及び第2攪拌室に仕切る仕切壁と、
前記第1攪拌室内で前記現像剤を第1方向に搬送する第1搬送スクリューと、
前記第2攪拌室内で前記現像剤を前記第1方向と反対方向の第2方向に搬送する第2搬送スクリューと、
前記仕切壁の両側端部において前記第1攪拌室及び前記第2攪拌室を連通させて前記現像剤を前記第1方向及び前記第2方向を含む循環方向に循環可能とする連通口と、
前記現像剤を前記第1搬送スクリューから像担持体に供給する現像剤担持体と、を備えた現像装置であって、
前記第1搬送スクリュー及び前記第2搬送スクリューのうちの少なくとも前記第1搬送スクリューの上方であって前記循環方向の下流側には、当該下流側に対応する前記連通口に前記現像剤を案内するガイド部が設けられたことを特徴とする現像装置。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
請求項1に記載の現像装置であって、
前記ガイド部は、前記第1搬送スクリュー及び前記第2搬送スクリューのそれぞれの上方であって前記循環方向の下流側に設けられたことを特徴とする現像装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の現像装置であって、
前記ガイド部は、前記循環方向に沿って形成されたガイド壁部を有することを特徴とする現像装置。
【請求項4】
請求項3に記載の現像装置であって、
前記ガイド壁部には、前記循環方向の下流側に向かうにつれて前記現像剤を下方向に案内するように傾斜した傾斜部が形成されたことを特徴とする現像装置。
【請求項5】
請求項1に記載の現像装置であって、
前記第1搬送スクリューの上方に設けられた前記ガイド部は、前記第1搬送スクリューを間にして前記連通口とは反対側で下側に突出した突出部を有することを特徴とする現像装置。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、現像装置及びこれを備えた複写機、複合機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、現像剤を現像剤担持体の表面に担持して、像担持体上に形成された静電潜像を現像する現像装置が広く用いられている。このような現像装置として、例えば、現像槽の内部空間を2つの攪拌室に仕切る仕切壁と、当該2つの攪拌室内にそれぞれ設けられ互いに反対方向に現像剤を搬送する搬送スクリューと、当該仕切壁の両側端部において2つの攪拌室を連通させて現像剤をこれらの攪拌室内を通って循環させることを可能とする連通口と、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-184018号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の現像装置においては、連通口によって現像剤が単に循環可能となっているにすぎず、現像剤の循環を促す構造にはなっていない。このため、特に、現像剤が劣化して流動性が悪化した際に現像剤が滞留する虞があった。
【0005】
本開示は、上記従来の問題点を解決するためになされたものであり、現像剤の滞留を抑制することができる現像装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本明細書で開示される現像装置は、現像剤を収容する現像槽と、前記現像槽の内部空間を第1攪拌室及び第2攪拌室に仕切る仕切壁と、前記第1攪拌室内で前記現像剤を第1方向に搬送する第1搬送スクリューと、前記第2攪拌室内で前記現像剤を前記第1方向と反対方向の第2方向に搬送する第2搬送スクリューと、前記仕切壁の両側端部において前記第1攪拌室及び前記第2攪拌室を連通させて前記現像剤を前記第1方向及び前記第2方向を含む循環方向に循環可能とする連通口と、前記現像剤を前記第1搬送スクリューから像担持体に供給する現像剤担持体と、を備えた現像装置であって、前記第1搬送スクリュー及び前記第2搬送スクリューのうちの少なくとも前記第1搬送スクリューの上方であって前記循環方向の下流側には、当該下流側に対応する前記連通口に前記現像剤を案内するガイド部が設けられたことを特徴とするものである。
【0007】
また、前記現像装置において、前記ガイド部は、前記第1搬送スクリュー及び前記第2搬送スクリューのそれぞれの上方であって前記循環方向の下流側に設けられていてもよい。
【0008】
また、前記現像装置において、前記ガイド部は、前記循環方向に沿って形成されたガイド壁部を有してもよい。
【0009】
また、前記現像装置において、前記ガイド壁部には、前記循環方向の下流側に向かうにつれて前記現像剤を下方向に案内するように傾斜した傾斜部が形成されていてもよい。
【0010】
また、前記現像装置において、前記第1搬送スクリューの上方に設けられた前記ガイド部は、前記第1搬送スクリューを間にして前記連通口とは反対側で下側に突出した突出部を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
雲台装置
20日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
今日
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
2日前
株式会社リコー
画像形成装置
今日
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
28日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
今日
三菱製紙株式会社
感光性樹脂組成物
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
8日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
15日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
2か月前
続きを見る