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公開番号2024046907
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-05
出願番号2022152270
出願日2022-09-26
発明の名称サンルーフ装置
出願人株式会社アイシン
代理人個人,個人
主分類B60J 7/05 20060101AFI20240329BHJP(車両一般)
要約【課題】後側リンクが倒れたり、または、左右のロッドの位置に位相差が発生したりすることを抑制できる、サンルーフ装置を提供する。
【解決手段】サンルーフ装置は、駆動シュー13から受ける力を後側リンクに伝えることによって後側リンクを回転させるロッド16と、ロッド16に係合するロック部材81を有するロック装置17と、を備える。ロッド16は、駆動シュー13からの力を受けることによって、後側リンクを倒す第1位置と、後側リンクを立ち上がらせる第2位置との間で移動する。ロック部材81は、ロッド16が第2位置に配置されるときにロッド16に係合する。
【選択図】図23
特許請求の範囲【請求項1】
サンルーフ装置であって、
車両ルーフに設けられるパネルと、
前記パネルの開口部を塞ぐ全閉位置と前記開口部から離間する開放位置との間を移動する可動部材と、
前記可動部材を前後方向に移動させる駆動シューと、
前記駆動シューを案内するガイドレールと、
前記可動部材を傾かせる後側リンクと、
前記駆動シューから受ける力を前記後側リンクに伝えることによって前記後側リンクを回転させるロッドと、
前記ロッドに係合するロック部材を有するロック装置と、を備え、
前記ロッドは、前記駆動シューから力を受けることによって、前記後側リンクを倒す第1位置と、前記後側リンクを立ち上がらせる第2位置との間で移動し、
前記ロック部材は、前記ロッドが前記第2位置に配置されるときに前記ロッドに係合する、
サンルーフ装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記ロッドの前端部は、前記ロッドが前記第1位置に配置されるとき前記ロック部材よりも上の第1前端部位置に位置し、前記ロッドが前記第2位置に配置されるとき前記第1前端部位置よりも低い第2前端部位置に位置し、
前記ロック部材は、前記ロッドの前記前端部が前記第1前端部位置から前記第2前端部位置に移動する所定期間、前記ロッドの前記前端部と干渉しないシフト位置に配置される、
請求項1に記載のサンルーフ装置。
【請求項3】
前記駆動シューは、前記ロック部材に接触するロック接触部を備え、
前記ロック部材は、前記ロック接触部と接触することによって前記シフト位置に移動するように構成される、
請求項2に記載のサンルーフ装置。
【請求項4】
前記ロック部材は、前記ロック接触部が接触する接触面を有し、
前記接触面は、前記駆動シューの移動において前記ロック接触部が通る経路に対して傾斜するように構成される、
請求項3に記載のサンルーフ装置。
【請求項5】
前記ガイドレールは、前記ロッドの前記前端部を前記第2前端部位置に案内するロッドガイド溝を有する、
請求項2に記載のサンルーフ装置。
【請求項6】
前記ロック部材は、前記ロッドと係合し得る方向に付勢される、
請求項1~5のいずれか一項に記載のサンルーフ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、サンルーフ装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、サンルーフ装置が開示されている。サンルーフ装置は、車両ルーフの開口部を閉鎖する可動部材(同文献では可動パネル)を備える。サンルーフ装置は、可動部材の後側部位を上昇させたチルト状態で可動部材をスライドさせる。可動部材は、チルト状態のままで全開位置に配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-104612号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、可動部材がチルト状態になっているときに車両に強い衝撃が加わると、振動によって、後側リンクが倒れたり、または、例えば作動時の後側リンクと前側リンクのブラケット支持部間の高い摩擦により左右のロッドの位置に位相差が発生したりする虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
態様1のサンルーフ装置は、車両ルーフに設けられるパネルと、前記パネルの開口部を塞ぐ全閉位置と前記開口部から離間する開放位置との間を移動する可動部材と、前記可動部材を前後方向に移動させる駆動シューと、前記駆動シューを案内するガイドレールと、前記可動部材を傾かせる後側リンクと、前記駆動シューから受ける力を前記後側リンクに伝えることによって前記後側リンクを回転させるロッドと、前記ロッドに係合するロック部材を有するロック装置と、を備え、前記ロッドは、前記駆動シューから力を受けることによって、前記後側リンクを倒す第1位置と、前記後側リンクを立ち上がらせる第2位置との間で移動し、前記ロック部材は、前記ロッドが前記第2位置に配置されるときに前記ロッドに係合する。
【0006】
この構成によれば、ロッドが第2位置に配置されるとき、ロック部材がロッドに係合するため、振動等によってロッドの位置が変更され難くなる。これによって、後側リンクが立ち上がっているときに後側リンクが倒れたり、左右のロッドの位置に位相差が発生したりすることを抑制できる。
【0007】
態様2のサンルーフ装置は次の通りである。態様1に記載のサンルーフ装置において、前記ロッドの前端部は、前記ロッドが前記第1位置に配置されるとき前記ロック部材よりも上の第1前端部位置に位置し、前記ロッドが前記第2位置に配置されるとき前記第1前端部位置よりも低い第2前端部位置に位置し、前記ロック部材は、前記ロッドの前記前端部が前記第1前端部位置から前記第2前端部位置に移動する所定期間、前記ロッドの前記前端部と干渉しないシフト位置に配置される。この構成によれば、ロッドの前端部を円滑に第2前端部位置に移動させることができる。
【0008】
態様3のサンルーフ装置は次の通りである。態様2に記載のサンルーフ装置において、前記駆動シューは、前記ロック部材に接触するロック接触部を備え、前記ロック部材は、前記ロック接触部と接触することによって前記シフト位置に移動するように構成される。この構成によれば、駆動シューの移動によって、ロック部材をシフト位置に移動させることができる。
【0009】
態様4のサンルーフ装置は次の通りである。態様3に記載のサンルーフ装置において、前記ロック部材は、前記ロック接触部が接触する接触面を有し、前記接触面は、前記駆動シューの移動において前記ロック接触部が通る経路に対して傾斜するように構成される。この構成によれば、駆動シューの移動に伴ってロック部材をスムーズに移動させることができる。
【0010】
態様5のサンルーフ装置は次の通りである。態様2~4のいずれか1つに記載のサンルーフ装置において、前記ガイドレールは、前記ロッドの前記前端部を前記第2前端部位置に案内するロッドガイド溝を有する。この構成によれば、ロッドの前端部を第2前端部位置に円滑に案内できる。
(【0011】以降は省略されています)

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