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公開番号2024046324
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2022151642
出願日2022-09-22
発明の名称ワイヤハーネス
出願人住友電装株式会社,株式会社深田商店
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02G 3/04 20060101AFI20240327BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】織布において、切断部における糸のほつれを抑制することを目的とする。
【解決手段】ワイヤハーネス10は、電線20と、前記電線20の周りを覆う織布30と、を備える。前記織布30は、それぞれベース糸を有する縦糸31及び横糸32が織られて形成されている。前記縦糸31及び前記横糸32の少なくとも一方は、前記ベース糸と、前記ベース糸の外周部に設けられて前記ベース糸よりも低融点の樹脂製部分とを有する複合糸である。前記織布30のうち切断縁部41を有する端部が、前記縦糸31及び前記横糸32が前記樹脂製部分を介して溶着された溶着部42とされている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電線と、
前記電線の周りを覆う織布と、
を備え、
前記織布は、それぞれベース糸を有する縦糸及び横糸が織られて形成され、
前記縦糸及び前記横糸の少なくとも一方は、前記ベース糸と、前記ベース糸の外周部に設けられて前記ベース糸よりも低融点の樹脂製部分とを有する複合糸であり、
前記織布のうち切断縁部を有する端部が、前記縦糸及び前記横糸が前記樹脂製部分を介して溶着された溶着部とされている、ワイヤハーネス。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
請求項1に記載のワイヤハーネスであって、
前記複合糸は、前記ベース糸としての芯糸と、前記樹脂製部分としての鞘糸とを含み、
前記鞘糸が前記芯糸の周囲に螺旋状に巻かれている、ワイヤハーネス。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のワイヤハーネスであって、
前記織布のうち前記端部よりも中間部における半分以上の領域は、前記縦糸及び前記横糸が溶着されていない非溶着部とされている、ワイヤハーネス。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載のワイヤハーネスであって、
前記織布は、細長いシート状に形成されて、長辺が前記電線の延在方向に沿うと共に短辺が前記電線の周方向に沿うように前記電線の周囲に巻かれている、ワイヤハーネス。
【請求項5】
請求項4に記載のワイヤハーネスであって、
前記短辺の縁が前記切断縁部とされている、ワイヤハーネス。
【請求項6】
請求項4に記載のワイヤハーネスであって、
前記長辺が前記縦糸の延在方向に沿い、
前記短辺が前記横糸の延在方向に沿い、
前記横糸が前記長辺において折り返されている、ワイヤハーネス。
【請求項7】
請求項1又は請求項2に記載のワイヤハーネスであって、
前記ベース糸は、高強度繊維製の糸である、ワイヤハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、ワイヤハーネス用のネット状保護材を開示している。かかるネット状保護材は、難燃性樹脂線材からなる縦線及び横線の交点が加圧熱溶着されてネット状とされており、縦線と横線とは編まずに交点で上下に重ねられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-148335号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
保護材として、織布が用いられることがある。かかる織布が必要な長さに切断される際、切断部において糸のほつれが生じうる。
【0005】
そこで、織布において、切断部における糸のほつれを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のワイヤハーネスは、電線と、前記電線の周りを覆う織布と、を備え、前記織布は、それぞれベース糸を有する縦糸及び横糸が織られて形成され、前記縦糸及び前記横糸の少なくとも一方は、前記ベース糸と、前記ベース糸の外周部に設けられて前記ベース糸よりも低融点の樹脂製部分とを有する複合糸であり、前記織布のうち切断縁部を有する端部が、前記縦糸及び前記横糸が前記樹脂製部分を介して溶着された溶着部とされている、ワイヤハーネスである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、織布において、切断部における糸のほつれを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかるワイヤハーネスを示す斜視図である。
図2はワイヤハーネスを示す分解平面図である。
図3は複合糸を示す説明図である。
図4は図2の領域A1の拡大図である。
図5は図2のV-V線に沿った断面図である。
図6は織布を形成する様子を示す説明図である。
図7は織布を形成する様子を示す説明図である。
図8は織布を形成する様子を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示のワイヤハーネスは、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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