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公開番号2024043794
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022148984
出願日2022-09-20
発明の名称施解錠装置、箱錠およびドア
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類E05B 47/00 20060101AFI20240326BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】省スペース化を図ることができる施解錠装置、箱錠およびドアを提供する。
【解決手段】回転が拘束されると施錠状態になり、回転が許容されると解錠状態になる施解錠部5と、手動操作によって回転し施解錠部5の施錠状態と解錠状態とを切り替える手動回転部6と、電動操作によって回転し施解錠部5の施錠状態と解錠状態とを切り替える電動回転部7と、を有し、施解錠部5の回転軸、手動回転部6の回転軸および電動回転部7の回転軸は、同軸に配置されている。
【選択図】図5

特許請求の範囲【請求項1】
回転が拘束されると施錠状態になり、前記回転が許容されると解錠状態になる施解錠部と、
手動操作によって回転し前記施解錠部の施錠状態と解錠状態とを切り替える手動回転部と、
電動操作によって回転し前記施解錠部の施錠状態と解錠状態とを切り替える電動回転部と、を有し、
前記施解錠部の回転軸、前記手動回転部の回転軸および前記電動回転部の回転軸は、同軸に配置されている施解錠装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記施解錠部は、扇形歯車である請求項1に記載の施解錠装置。
【請求項3】
前記電動回転部は、
電動モータの軸に取り付けられたウォームギアに連動して前記回転軸回りに回転するウォームホイールを備え、
前記電動回転部および前記施解錠部のいずれか一方に一体かつ同軸に回転可能に設けられて、前記電動回転部が前記施解錠部を施錠状態にする姿勢となると、他方と接触して前記施解錠部の回転を拘束し、前記電動回転部が前記施解錠部を解錠状態にする姿勢となると、前記他方と離れて前記施解錠部の回転を許容する第1回転拘束部を有する請求項1または2に記載の施解錠装置。
【請求項4】
前記手動回転部は、
サムターンの軸部が連結し前記回転軸回りに回転するサムターン軸連結部と、
前記サムターン軸連結部の外周から突出し、前記サムターン軸連結部と一体かつ同軸に回転可能なアーム部と、
前記アーム部と連動する第2回転拘束部と、を有し、
前記第2回転拘束部は、前記手動回転部が前記施解錠部を施錠状態にする姿勢になると、前記施解錠部の回転軌道上に配置され前記施解錠部の回転を拘束し、前記手動回転部が前記施解錠部を解錠状態にする姿勢になると、前記施解錠部の回転軌道から外れて前記施解錠部の回転を許容する請求項1または2に記載の施解錠装置。
【請求項5】
前記施解錠部、前記手動回転部および前記電動回転部は、箱錠の筐体の内部に収容され、
前記筐体は、前記施解錠部の回転軌道上に配置され、前記施解錠部が接触すると前記施解錠部の回転範囲を規制する第1規制部を有する請求項1または2に記載の施解錠装置。
【請求項6】
前記施解錠部、前記手動回転部および前記電動回転部は、箱錠の筐体の内部に収容され、
前記筐体は、前記電動回転部の回転軌道上に配置され、前記電動回転部が接触すると前記電動回転部の回転範囲を規制する第2規制部を有する請求項1または2に記載の施解錠装置。
【請求項7】
筐体と、
前記筐体の内部に収容された施解錠装置と、を有し、
前記施解錠装置は、
回転が拘束されると施錠状態になり、前記回転が許容されると解錠状態になる施解錠部と、
手動操作によって回転し前記施解錠部の施錠状態と解錠状態とを切り替える手動回転部と、
電動操作によって回転し前記施解錠部の施錠状態と解錠状態とを切り替える電動回転部と、を有し、
前記施解錠部の回転軸、前記手動回転部の回転軸および前記電動回転部の回転軸は、同軸に配置されている箱錠。
【請求項8】
前記筐体の内部に設けられ軸方向に移動するラッチボルトと、
前記筐体の端部に設けられる板部と、
前記板部の少なくとも一部を覆うカバー部と、をさらに有し、
前記板部および前記カバー部には、それぞれ前記ラッチボルトが軸方向に貫通する孔部が形成され、
前記板部の孔部は、前記ラッチボルトが軸径回りに回転可能な形状であり、
前記カバー部の孔部は、前記ラッチボルトの軸径回りの回転を拘束する形状である請求項7に記載の箱錠。
【請求項9】
請求項7または8に記載の箱錠を備えるドア。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、施解錠装置、箱錠およびドアに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
電動で施解錠を行う電動式の施解錠装置が知られている。特許文献1に開示されている施解錠装置は、駆動モータの出力軸に取り付けられたウォームギアの回転が複数の歯車を介して回転部に伝達され、回転部が回転することでデッドボルトが移動して施解錠を行っている。筐体の内部に施解錠装置およびドアラッチ装置が設けられる箱錠においても、手動式に加えて電動式の施解錠装置が設けられることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-44393号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電動式の施解錠装置は、手動式の施解錠装置と比べて部品点数が多く、設置スペースが大きくなる。電動式の施解錠装置は、手動式の施解錠装置と設計が異なるため、手動式の施解錠装置と共通する部品が少ない。箱錠に電動式の施解錠装置を設ける場合は、手動式の施解錠装置のみを設ける場合と比べて、筐体を大きくする必要がある。リフォーム時など筐体を大きくできない場合には、ドアラッチ装置を箱錠から除去し、箱錠とは別にドアラッチ装置を設ける必要がある。このため、箱錠の内部に設けられる施解錠装置の省スペース化が望まれている。
【0005】
本開示は、省スペース化を図ることができる施解錠装置、箱錠およびドアを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る施解錠装置は、回転が拘束されると施錠状態になり、前記回転が許容されると解錠状態になる施解錠部と、手動操作によって回転し前記施解錠部の施錠状態と解錠状態とを切り替える手動回転部と、電動操作によって回転し前記施解錠部の施錠状態と解錠状態とを切り替える電動回転部と、を有し、前記施解錠部の回転軸、前記手動回転部の回転軸および前記電動回転部の回転軸は、同軸に配置されている。
【0007】
上記目的を達成するため、本開示に係る箱錠は、筐体と、前記筐体の内部に収容された施解錠装置と、を有し、前記施解錠装置は、回転が拘束されると施錠状態になり、前記回転が許容されると解錠状態になる施解錠部と、手動操作によって回転し前記施解錠部の施錠状態と解錠状態とを切り替える手動回転部と、電動操作によって回転し前記施解錠部の施錠状態と解錠状態とを切り替える電動回転部と、を有し、前記施解錠部の回転軸、前記手動回転部の回転軸および前記電動回転部の回転軸は、同軸に配置されている。
【0008】
上記目的を達成するため、本開示に係るドアは、上記の箱錠を備える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ドアおよび箱錠の斜視図である。
箱錠の斜視図である。
ハンドルギアが閉鎖姿勢、ラッチボルトが閉鎖位置の箱錠の正面図である。
ハンドルギアが開放姿勢、ラッチボルトが開放位置の箱錠の正面図である。
箱錠の室内側から見た分解斜視図である。
施解錠部を屋外側から見た斜視図である。
手動回転部による施錠状態の箱錠の正面図である。
電動回転部による施錠状態の箱錠の正面図である。
手動回転部材およびねじりコイルバネを室外側から見た図である。
手動回転拘束部を室外側から見た斜視図である。
施錠状態の手動回転部を室内側から見た図である。
施錠状態の手動回転部を室外側から見た図である。
施錠状態と解錠状態との間の姿勢の手動回転部を室外側から見た図である。
解錠状態の手動回転部を室内側から見た図である。
解錠状態の手動回転部を室外側から見た図である。
解錠状態の電動回転部の正面図である。
解錠状態の電動回転部の斜視図である。
施錠状態の電動回転部の正面図である。
施錠状態の電動回転部の斜視図である。
電動回転部を設けずに手動回転部を設けた施解錠装置の正面図である。
電動回転部を設けずに手動回転部を設けた施解錠装置の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1に示すように、箱錠1は、開口部に設けられる開き戸のドア11の戸先側の端部に取り付けられる。以下の説明では、ドア11の面に沿った水平方向をドア幅方向と表記する。図面では、ドア幅方向を矢印Xで表記する。ドア11は、ドア幅方向の一方側に設けられ上下方向に延びる軸線回りに回転して開口部を開閉する。ドア幅方向のうち、ドア11の吊元がある側を吊元側と表記し、ドア11の戸先がある側を戸先側と表記する。図面では、上下方向を矢印Zで表記する。ドア11の一方の面と他方の面とを結ぶ方向を室内外方向と表記する。図面では、室内外方向をY方向と表記する。室内外方向のうち、ドア11が開口部を閉鎖した際に室外と面するドア11の一方側の面がある側を室外側、ドア11が開口部を閉鎖した際に室内と面するドア11の他方側の面がある側を室内側と表記する。図1では、ドア11の手前側が室内側、ドア11の奥側が室外側である。
(【0011】以降は省略されています)

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