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公開番号2024043728
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022148883
出願日2022-09-20
発明の名称培養バッグ
出願人日東電工株式会社,株式会社ちとせ研究所
代理人個人,個人
主分類C12M 1/00 20060101AFI20240326BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】微細藻類を培養することに適した新たな培養バッグを提供する。
【解決手段】本発明の培養バッグ100は、基材10を備える。基材10は、ポリエチレンテレフタレート樹脂Aを含む延伸フィルムAを有する。基材10は、例えば、ポリエチレンテレフタレート樹脂Bを含む延伸フィルムBをさらに有する。延伸フィルムAの融点m1と、延伸フィルムBの融点m2との差は、例えば0.5℃以上である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基材を備え、
前記基材は、ポリエチレンテレフタレート樹脂Aを含む延伸フィルムAを有する、培養バッグ。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記基材は、ポリエチレンテレフタレート樹脂Bを含む延伸フィルムBをさらに有し、
前記延伸フィルムAの融点m1と、前記延伸フィルムBの融点m2との差が0.5℃以上である、請求項1に記載の培養バッグ。
【請求項3】
前記融点m1は150℃より大きい、請求項2に記載の培養バッグ。
【請求項4】
前記融点m2は150℃以下である、請求項2に記載の培養バッグ。
【請求項5】
前記基材は、前記延伸フィルムAと前記延伸フィルムBとの間に配置された接着層をさらに有する、請求項2に記載の培養バッグ。
【請求項6】
前記接着層は、ポリエステル系接着剤を含む、請求項5に記載の培養バッグ。
【請求項7】
前記基材において、前記延伸フィルムAは、前記延伸フィルムBよりも外側に位置する、請求項2に記載の培養バッグ。
【請求項8】
前記延伸フィルムAの厚さが25μm以上である、請求項1に記載の培養バッグ。
【請求項9】
前記基材の430~460nmの波長域における平均透過率が80%以上である、請求項1に記載の培養バッグ。
【請求項10】
前記基材の640~670nmの波長域における平均透過率が80%以上である、請求項1に記載の培養バッグ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、培養バッグに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
微細藻類は、食料や燃料などに利用することができ、その利用価値が高い。微細藻類は、容易に培養できるだけでなく、その培養過程で二酸化炭素を大量に吸収できる利点もある。
【0003】
微細藻類の培養方法としては、屋外に開放された培養槽を利用する開放系での培養方式や、タンクなどの密閉容器を利用する閉鎖系での培養方式が挙げられる。開放系での培養方式は、コンタミネーションリスクが高いことや微細藻類のバイオマス生産性が限定的となるなどのデメリットがある。閉鎖系の培養方式は、外部からの物質混入や生物侵入で培養液が汚染されるコンタミネーションのリスクを低減できる利点がある。
【0004】
閉鎖系の培養方式では、密閉容器として、樹脂製のフィルムを含む培養バッグ、ガラス管やガラスプレートで構成された培養容器などが利用される。培養バッグとしては、例えば、2つの包装材(基材)が互いに重ね合わされ、袋状の構造を有するように接合された袋状体が用いられる。この袋状体では、通常、2つの包装材がヒートシールにより接合されている。
【0005】
上記の袋状体を用いた培養方式によれば、その厚さ方向が水平方向と一致するように袋状体を配置することによって、袋状体の設置面積を抑制しつつ、微細藻類を効率的に培養することができる。一例として、特許文献1は、梁などに吊るされた袋状体を備えた培養装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
中国実用新案第207483706号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
微細藻類を培養することに適した新たな培養バッグが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、
基材を備え、
前記基材は、ポリエチレンテレフタレート樹脂Aを含む延伸フィルムAを有する、培養バッグを提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、微細藻類を培養することに適した新たな培養バッグを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態にかかる培養バッグを模式的に示す断面図である。
培養バッグが備える基材を模式的に示す断面図である。
引裂強度の測定試験に用いられる3方袋を構成する試験片の平面図である。
引裂強度の測定試験に用いられる3方袋の斜視図である。
引裂強度の測定試験を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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