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公開番号2024043475
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2023049648
出願日2023-03-27
発明の名称異常判定システム
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G08B 25/04 20060101AFI20240322BHJP(信号)
要約【課題】対象者の異常を好適に判定可能な異常判定システムを提供する。
【解決手段】居室1における対象者の位置、及び、姿勢を検出可能な対象者検出センサ110と、前記居室1を分割するように設定された複数のエリアのうち前記対象者が存在するエリアと、前記対象者の姿勢と、に基づいて、前記対象者の初期異常の発生の有無を判定する第一異常判定処理を実行するサーバ130と、を具備する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
居室における対象者の位置、及び、姿勢を検出可能な検出部と、
前記居室を分割するように設定された複数のエリアのうち前記対象者が存在するエリアと、前記対象者の姿勢と、に基づいて、前記対象者の第一の異常の発生の有無を判定する第一異常判定処理を実行する制御部と、
を具備する異常判定システム。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記第一異常判定処理において、前記エリア及び前記対象者の姿勢の組み合わせと、前記第一の異常の発生の有無と、の関係が規定された異常判定テーブルに基づいて、前記第一の異常の発生の有無を判定する、
請求項1に記載の異常判定システム。
【請求項3】
前記制御部は、
前記第一異常判定処理によって前記第一の異常が発生したと判定した場合、前記対象者の姿勢の継続時間に基づいて、前記対象者の第二の異常の発生の有無を判定する第二異常判定処理を実行する、
請求項1に記載の異常判定システム。
【請求項4】
前記制御部は、
前記第一異常判定処理によって前記第一の異常が発生しておらず、かつ、正常でもないと判定した場合、前記対象者が存在する前記エリアと、前記対象者の姿勢の継続時間に基づいて、前記対象者の第三の異常の発生の有無を判定する第三異常判定処理を実行する、
請求項1に記載の異常判定システム。
【請求項5】
前記制御部は、
前記検出部による検出結果に基づいて前記対象者の身体の特定の部位の位置を算出し、当該特定の部位の位置に基づいて前記対象者の姿勢を判定する、
請求項1に記載の異常判定システム。
【請求項6】
前記制御部は、
前記対象者の前記特定の部位の高さ位置を算出し、当該特定の部位の高さ位置と所定の閾値とを比較することで前記対象者の姿勢を判定するものであり、
前記所定の閾値は、前記対象者の身長に基づいて決定される、
請求項5に記載の異常判定システム。
【請求項7】
前記制御部は、
報知手段を用いて判定結果の報知を行う、
請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の異常判定システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、対象者の異常の発生の有無を判定する異常判定システムの技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、対象者の異常の発生の有無を判定する異常判定システムの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1には、「倒れた状態」及び「倒れていない状態」の多数の人体画像を予め学習し、学習した画像の特徴量と、検知対象となる人体の画像の特徴量と、を比較することで、検知対象となる人体の姿勢(「倒れた状態」か、「倒れていない状態」か)を判定する技術が開示されている。検知対象となる人が「倒れた状態」であることを検出した場合、その人に異常(転倒)が発生していると判断することができる。
【0004】
しかしながら、例えば「倒れた状態」が検出された場合であっても、その検知対象となる人が存在する場所によっては、異常が発生したとは言えない場合がある。例えば、寝具(布団)が配置されている場所で人が「倒れた状態」となっている場合には、当該人は単に寝ている状態であり、異常が発生していない可能性もある。したがって、対象となる人の位置に応じて、より好適に異常を判定することが可能な技術が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
再表2014-010203号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、対象者の異常を好適に判定可能な異常判定システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
即ち、請求項1においては、居室における対象者の位置、及び、姿勢を検出可能な検出部と、前記居室を分割するように設定された複数のエリアのうち前記対象者が存在するエリアと、前記対象者の姿勢と、に基づいて、前記対象者の第一の異常の発生の有無を判定する第一異常判定処理を実行する制御部と、を具備するものである。
【0009】
請求項2においては、前記制御部は、前記第一異常判定処理において、前記エリア及び前記対象者の姿勢の組み合わせと、前記第一の異常の発生の有無と、の関係が規定された異常判定テーブルに基づいて、前記第一の異常の発生の有無を判定するものである。
【0010】
請求項3においては、前記制御部は、前記第一異常判定処理によって前記第一の異常が発生したと判定した場合、前記対象者の姿勢の継続時間に基づいて、前記対象者の第二の異常の発生の有無を判定する第二異常判定処理を実行するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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