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公開番号2024040023
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2022144829
出願日2022-09-12
発明の名称スライドレール装置及び車両用シート
出願人日本発條株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60N 2/08 20060101AFI20240315BHJP(車両一般)
要約【課題】レバーブラケットからの操作レバーの不用意な脱落を防止する。
【解決手段】スライドレール装置20は、ロアレール24と、ロアレール24に対してスライド可能に支持されるアッパレール26と、前記スライドをロックするロック機構と、前記ロックを許容するロック許容位置と前記ロックを解除するロック解除位置との間でアッパレール26に対して回転可能に支持されるレバーブラケット42と、レバーブラケット42を回転可能にレバーブラケット24に連結される操作レバー46と、レバーブラケット42に取り付けられ、操作レバー46をレバーブラケット42に係止する第1ストッパ64と、レバーブラケット42に取り付けられ、操作レバー46をレバーブラケット42に係止する第2ストッパ66と、を備えている。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
ロアレールと、
前記ロアレールに対してスライド可能に支持されるアッパレールと、
前記スライドをロックするロック機構と、
前記ロックを許容するロック許容位置と前記ロックを解除するロック解除位置との間で前記アッパレールに対して回転可能に支持されるレバーブラケットと、
前記レバーブラケットを回転可能に前記レバーブラケットに連結される操作レバーと、
前記レバーブラケットに取り付けられ、前記操作レバーを前記レバーブラケットに係止する第1ストッパと、
前記レバーブラケットに取り付けられ、前記操作レバーを前記レバーブラケットに係止する第2ストッパと、
を備えたスライドレール装置。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記第2ストッパは、前記操作レバーが前記レバーブラケットに連結される際に前記レバーブラケットに設けられた傾斜面と摺動して弾性変形した後に弾性復帰し、前記操作レバーに形成された係止部に係止される請求項1に記載のスライドレール装置。
【請求項3】
前記第2ストッパは、前記傾斜面と摺動する部位が前記傾斜面と同様の方向に傾斜している請求項2に記載のスライドレール装置。
【請求項4】
前記係止部は、前記操作レバーに形成された貫通孔であり、
前記第2ストッパは、前記弾性復帰によって先端部が前記貫通孔に挿入される請求項2又は請求項3に記載のスライドレール装置。
【請求項5】
前記ロアレールは、車体の床部と連結され、
前記アッパレールは、車両用シートのシートクッションと連結され、
前記ロアレールに対する前記アッパレールのスライド範囲の一端側へ前記アッパレール及び前記シートクッションをスライドさせることにより、前記貫通孔が前記車両用シートの上方側へ露出する請求項4に記載のスライドレール装置。
【請求項6】
シートクッションと、
前記シートクッションの後端部に下端部が連結されたシートバックと、
前記シートクッションが前記アッパレールと連結され、前記ロアレールが車体の床部と連結される請求項1又は請求項2に記載のスライドレール装置と、
を備えた車両用シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関し、特に車両用シートが備えるスライドレール装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、車両用シートを前後にスライドさせて所定位置に位置決めするためのスライドレール装置が開示されている。このスライドレール装置は、ロアレールと、ロアレールに対してスライド可能に支持されたアッパレールと、ロアレールに対するアッパレールのスライドをロックするロック機構と、前記ロックを許容する許容位置と前記ロックを解除するロック解除位置との間で回転可能にアッパレールに支持されたレバーブラケットと、レバーブラケットに連結される操作レバーと、操作レバーを押圧するレバースプリングとを備えている。操作レバーには、レバーブラケットに設けられた切り起こし部と嵌合可能な溝部と、レバースプリングの先端に設けられた曲部を挿入可能な挿入部とが設けられている。レバースプリングの曲部が操作レバーの挿入部に挿入されることにより、操作レバーがレバーブラケットに抜け止め(係止)される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-46812号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記構成のスライドレール装置では、例えばレバースプリングの曲部と操作レバーの挿入部との寸法精度が低い場合、車両衝突時に操作レバーに対して過大な慣性力が作用した際に、操作レバーがレバーブラケットから脱落する懸念がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、レバーブラケットからの操作レバーの不用意な脱落を防止することができるスライドレール装置及び車両用シートを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様のスライドレール装置は、ロアレールと、前記ロアレールに対してスライド可能に支持されるアッパレールと、前記スライドをロックするロック機構と、前記ロックを許容するロック許容位置と前記ロックを解除するロック解除位置との間で前記アッパレールに対して回転可能に支持されるレバーブラケットと、前記レバーブラケットを回転可能に前記レバーブラケットに連結される操作レバーと、前記レバーブラケットに取り付けられ、前記操作レバーを前記レバーブラケットに係止する第1ストッパと、前記レバーブラケットに取り付けられ、前記操作レバーを前記レバーブラケットに係止する第2ストッパと、を備えている。
【0007】
第1の態様のスライドレール装置では、ロアレールに対するアッパレールのスライドがロック機構によってロックされる。アッパレールには、レバーブラケットが回転可能に支持されており、レバーブラケットには、操作レバーが連結されている。操作レバーの操作によってレバーブラケットがロック許容位置からロック解除位置へと回転されると、ロック機構による上記のロックが解除される。これにより、ロアレールに対してアッパレールがスライド可能となる。上記の操作レバーは、第1ストッパによってレバーブラケットに係止されると共に、第2ストッパによってもレバーブラケットに係止されている。これにより、操作レバーに対して過大な慣性力が作用した場合でも、操作レバーがレバーブラケットから不用意に脱落することを防止可能となる。
【0008】
第2の態様のスライドレール装置は、第1の態様において、前記第2ストッパは、前記操作レバーが前記レバーブラケットに連結される際に前記レバーブラケットに設けられた傾斜面と摺動して弾性変形した後に弾性復帰し、前記操作レバーに形成された係止部に係止される。
【0009】
第2の態様のスライドレール装置によれば、操作レバーがレバーブラケットに連結される際には、第2ストッパがレバーブラケットに設けられた傾斜面と摺動し、弾性変形する。第2ストッパは、弾性変形した後に弾性復帰し、操作レバーに形成された係止部に係止される。これにより、操作レバーを容易に第2ストッパによってレバーブラケットに係止することができる。
【0010】
第3の態様のスライドレール装置は、第2の態様において、前記第2ストッパは、前記傾斜面と摺動する部位が前記傾斜面と同様の方向に傾斜している。
(【0011】以降は省略されています)

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