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公開番号2024057955
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164969
出願日2022-10-13
発明の名称アクチュエータ及び車両用シート
出願人日本発條株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60N 2/64 20060101AFI20240418BHJP(車両一般)
要約【課題】シートバックを構成する部品の点数が多くなることを抑制する。
【解決手段】アクチュエータ18は、着座乗員の背部を支持するシートバックに設けられかつストライカに係止されるロック部と連結される連結部28Eを有するリンク28を備えている。リンク28が第1の位置に位置している状態では、ロック部がストライカに係止されている状態が保たれる。リンク28が第2の位置に位置している状態では、ロック部をストライカから離脱可能となる。また、アクチュエータ18は、モータ30を備えている。さらに、アクチュエータ18は、リンク28と係合可能に設けられ、手動で操作されることでリンク28を第1の位置から第2の位置へ変位させるレバーを備えている。また、アクチュエータ18は、リンク28と係合可能に設けられ、モータ30の回転力が伝達されることでリンク28を第1の位置から第2の位置へ変位させるプローブ34を備えている。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
シートバックに設けられかつロック対象部に係止されるロック部と連結される連結部を有し、第1の位置に位置している状態では前記ロック部が前記ロック対象部に係止されている状態が保たれ、第2の位置に位置している状態では前記ロック部をロック対象部から離脱可能とする被操作部と、
通電がなされることで回転するモータと、
前記被操作部と係合可能に設けられ、手動で操作されることで前記被操作部を前記第1の位置から前記第2の位置へ変位させる手動操作部と、
前記被操作部と係合可能に設けられ、前記モータの回転力が伝達されることで前記被操作部を前記第1の位置から前記第2の位置へ変位させる電動操作部と、
を備えたアクチュエータ。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記被操作部は、前記手動操作部に押圧される第1被押圧部と、前記電動操作部に押圧される第2被押圧部と、を有すると共に、前記第1被押圧部と前記第2被押圧部との間が回転可能に支持されており、
前記手動操作部が操作されることで、前記手動操作部が前記第1被押圧部を押圧して、前記被操作部が前記第1の位置から前記第2の位置へ回転し、
前記モータの回転力が前記電動操作部に伝達されることで、前記電動操作部が前記第2被押圧部を押圧して、前記被操作部が前記第1の位置から前記第2の位置へ回転する請求項1に記載のアクチュエータ。
【請求項3】
前記電動操作部は、シャフトに支持されており、
前記モータが回転することで、前記電動操作部が前記シャフトの軸方向に沿って移動する請求項2に記載のアクチュエータ。
【請求項4】
着座乗員の臀部を下方側から支持するシートクッションと、
着座乗員の背部を後方側から支持すると共に、前記シートクッションに対して傾動可能に設けられたシートバックと、
前記シートバックに固定され、車体側に設けられたロック対象部に係止されるロック部と、
前記シートバックに固定され、前記連結部が前記ロック部と連結された請求項1~請求項3のいずれか1項に記載のアクチュエータと、
を備えた車両用シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アクチュエータ及び車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、アクチュエータを搭載した車両用シートのバックフレームが開示されている。この文献に記載された構成では、バックフレームの下側のシート幅方向外側の端部に取付用のブラケットを追加し、このブラケットにアクチュエータを取り付けている。また、バックフレームの上側のシート幅方向外側の端部には、ロック機構が設けられている。そして、アクチュエータとロック機構とは、ケーブルを介して接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-133902号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、アクチュエータとロック機構を手動で操作する操作部とが、それぞれバックフレームの異なる位置に設けられている構成では、シートバックを構成する部品の点数が多くなることが考えられる。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、シートバックを構成する部品の点数が多くなることを抑制することができるアクチュエータ及び車両用シートを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様のアクチュエータは、シートバックに設けられかつロック対象部に係止されるロック部と連結される連結部を有し、第1の位置に位置している状態では前記ロック部が前記ロック対象部に係止されている状態が保たれ、第2の位置に位置している状態では前記ロック部をロック対象部から離脱可能とする被操作部と、通電がなされることで回転するモータと、前記被操作部と係合可能に設けられ、手動で操作されることで前記被操作部を前記第1の位置から前記第2の位置へ変位させる手動操作部と、前記被操作部と係合可能に設けられ、前記モータの回転力が伝達されることで前記被操作部を前記第1の位置から前記第2の位置へ変位させる電動操作部と、を備えている。
【0007】
第1の態様のアクチュエータによれば、被操作部の連結部が、シートバックに設けられたロック部と連結される。また、被操作部が第1の位置に位置している状態では、ロック部がロック対象部に係止されている状態が保たれる。ここで、手動操作部が手動で操作されると、当該手動操作部が被操作部を第1の位置から第2の位置へ変位させる。これにより、ロック部をロック対象部から離脱可能とすることができる。また、モータの回転力が電動操作部に伝達されると、当該電動操作部が被操作部を第1の位置から第2の位置へ変位させる。これにより、ロック部をロック対象部から離脱可能とすることができる。ところで、第1の態様のアクチュエータは、手動で操作される手動操作部と、電動で作動するモータ及び電動操作部と、を備えている。これにより、第1の態様のアクチュエータでは、手動操作部をアクチュエータとは別部品とする構成に比べて、シートバックを構成する部品の点数が多くなることを抑制することができる。
【0008】
第2の態様のアクチュエータは、第1の態様のアクチュエータにおいて、前記被操作部は、前記手動操作部に押圧される第1被押圧部と、前記電動操作部に押圧される第2被押圧部と、を有すると共に、前記第1被押圧部と前記第2被押圧部との間が回転可能に支持されており、前記手動操作部が操作されることで、前記手動操作部が前記第1被押圧部を押圧して、前記被操作部が前記第1の位置から前記第2の位置へ回転し、前記モータの回転力が前記電動操作部に伝達されることで、前記電動操作部が前記第2被押圧部を押圧して、前記被操作部が前記第1の位置から前記第2の位置へ回転する。
【0009】
第2の態様のアクチュエータによれば、手動操作部が操作されることで、手動操作部が被操作部の第1被押圧部を押圧して、被操作部が第1の位置から第2の位置へ回転する。また、モータの回転力が電動操作部に伝達されることで、電動操作部が第2被押圧部を押圧して、被操作部が第1の位置から第2の位置へ回転する。ここで、第2の態様のアクチュエータでは、被操作部の回転中心から第1被押圧部までの距離及び被操作部の回転中心から第2被押圧部までの距離を調節することにより、被操作部を回転させる回転力を調節することができる。
【0010】
第3の態様のアクチュエータは、第2の態様のアクチュエータにおいて、前記電動操作部は、シャフトに支持されており、前記モータが回転することで、前記電動操作部が前記シャフトの軸方向に沿って移動する。
(【0011】以降は省略されています)

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