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公開番号2024056570
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2022163572
出願日2022-10-11
発明の名称車両用シート
出願人日本発條株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60N 2/68 20060101AFI20240416BHJP(車両一般)
要約【課題】シートバックフレームにおいて、同じ骨格部材を用いて当該シートバックフレームのサイズを調整可能な車両用シートを得る。
【解決手段】骨格部材同士の相対的な移動により同じ差し込み方向でL型フレーム26に対してL型フレーム28が差し込まれるため、例えば、L型フレーム28による差し込み量によって、L型フレーム26、L型フレーム28の端末における出代54、56の寸法を調整することができる。これにより、シートバックフレーム22においてシート幅方向に沿った外形寸法(W1、W2)を調整することが可能となる。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
各々中空構造とされた複数の骨格部材を組み合わせて接合することで構成されたシートバックフレームを備え、
前記シートバックフレームは、
前記複数の骨格部材のうち、第1骨格部材における長手方向の一端部において第2骨格部材における長手方向の一端部が相対的な移動により差し込まれた状態で互いに接合された第1差込部と、
前記第1骨格部材における長手方向の他端部において前記第1差込部における差し込み方向と同じ方向に第3骨格部材における長手方向の一端部が相対的な移動により差し込まれた状態で互いに接合された第2差込部と、
を含んで構成されている車両用シート。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記差し込み方向は、シート幅方向とされる請求項1に記載の車両用シート。
【請求項3】
前記差し込み方向は、シート上下方向とされる請求項1に記載の車両用シート。
【請求項4】
前記第1骨格部材は、正面視又は背面視で略L字状を成している請求項1に記載の車両用シート。
【請求項5】
前記第1骨格部材は、曲げ加工により形成されている請求項4に記載の車両用シート。
【請求項6】
前記第2骨格部材と前記第3骨格部材が一体に形成された第4骨格部材は、前記第1骨格部材とで正面視で略矩形状を成す矩形部を形成している請求項4に記載の車両用シート。
【請求項7】
前記矩形部内には、第5骨格部材がシート上下方向に沿って配設されている請求項6に記載の車両用シート。
【請求項8】
前記第2骨格部材における長手方向の他端部と前記第3骨格部材における長手方向の他端部は一方に対して他方を突き当てた状態で接合されている請求項4に記載の車両用シート。
【請求項9】
前記第1骨格部材は、直線状を成している請求項1に記載の車両用シート。
【請求項10】
前記第2骨格部材における長手方向の他端部と前記第3骨格部材における長手方向の他端部を繋いで前記第2骨格部材と前記第3骨格部材が一体に形成された第6骨格部材は、前記第1骨格部材とで正面視で略矩形状を成す矩形部を形成している請求項9に記載の車両用シート。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、自動車用リヤシートのシートバックフレームに関する技術が開示されている。この先行技術では、シートバックフレームが、シート幅方向の左右に離間して配置された左右のサイドフレームと、左右のサイドフレームの上端部同士を連結する上部フレームと、左右のサイドフレームの下端部同士を連結する下部フレームと、上部フレームと下部フレームを連結する連結フレームと、を備えており、連結フレームの長手方向の両端は、上部フレーム、下部フレームにおけるシート幅方向の中央部にそれぞれ連結されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-226376号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記先行技術では、左右のサイドフレームと下部フレームは、下部フレームに対して左右のサイドフレームの下端が当接した(突き当てた)状態で溶接部を介して互いに連結されている。このように、一方のフレームに対して他方のフレームを突き当てた状態で互いに溶接する構造では、フレームの長さが予め決められるため、フレーム枠の大きさが制限される。このため、サイズの異なるフレーム枠を検討する場合、フレーム枠に対応する大きさのフレーム(骨格部材)が必要となる。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、シートバックフレームにおいて、同じ骨格部材を用いて当該シートバックフレームのサイズを調整可能な車両用シートを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明に係る車両用シートは、各々中空構造とされた複数の骨格部材を組み合わせて接合することで構成されたシートバックフレームを備え、前記シートバックフレームは、前記複数の骨格部材のうち、第1骨格部材における長手方向の一端部において第2骨格部材における長手方向の一端部が相対的な移動により差し込まれ互いに接合された第1差込部と、前記第1骨格部材における長手方向の他端部において前記第1差込部における差し込み方向と同じ方向に第3骨格部材における長手方向の一端部が相対的な移動により差し込まれ互いに接合された第2差込部と、を含んで構成されている。
【0007】
請求項1に記載の発明に係る車両用シートでは、各々中空構造とされた複数の骨格部材を組み合わせて接合(溶接等)することで構成されたシートバックフレームを備えており、当該シートバックフレームは、第1差込部及び第2差込部を含んで構成されている。
【0008】
第1差込部では、複数の骨格部材のうち、第1骨格部材における長手方向の一端部において第2骨格部材における長手方向の一端部が相対的な移動により差し込まれ、この状態で第1骨格部材と第2骨格部材は互いに接合されている。
【0009】
一方、第2差込部では、第1骨格部材における長手方向の他端部において当該第1差込部における差し込み方向と同じ方向に第3骨格部材における長手方向の一端部が相対的な移動により差し込まれ、この状態で第1骨格部材と第2骨格部材は互いに接合されている。
【0010】
本発明では、第1差込部及び第2差込部において、骨格部材同士の相対的な移動により一方の骨格部材に対して他方の骨格部材が差し込まれた状態で第1骨格部材と第2骨格部材は互いに接合されている。つまり、本発明では、第1骨格部材と第2骨格部材は、骨格部材の長手方向の端部同士が当該骨格部材の径方向にラップした状態で接合される。
(【0011】以降は省略されています)

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