TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024049747
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156168
出願日2022-09-29
発明の名称加工品仕分装置
出願人日本発條株式会社
代理人個人,個人
主分類B07B 13/05 20060101AFI20240403BHJP(固体相互の分離;仕分け)
要約【課題】仕分けの時間を短縮可能とする加工品仕分装置を提供する。
【解決手段】柱状又は筒状の基本形状を有する加工品Wと加工品Wとはサイズが異なる切粉Cとの混合物Mの供給を受けて振動により移送及び仕分を行うものであり、移送路7及び仕分部9を備え、移送路7は、混合物Mの移送交差方向で斜面11、13が対峙するように配置され振動により移送を行わせ、仕分部9は、移送路7上に形成された開口6を有し振動により移送される混合物M中の加工品W又は切粉Cを開口6により移送路7から排出する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
柱状又は筒状の基本形状を有する加工品とこの加工品とはサイズが異なる前記加工品の加工くずとの混合物の供給を受けて振動により移送及び仕分けを行う加工品仕分装置であって、
前記混合物の移送方向に対する交差方向で斜面が対峙するように配置され振動により前記移送を行わせる移送路と、
前記移送路上に形成された開口を有し前記振動により移送される前記混合物中の前記加工品又は前記加工くずを前記開口により前記移送路から排出するための仕分部と、
を備えた加工品仕分装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
請求項1の加工品仕分装置であって、
前記仕分部は、前記移送路に形成した貫通部を備えている、
加工品仕分装置。
【請求項3】
請求項2の加工品仕分装置であって、
前記移送路は、前記対峙する斜面の一方が移送シュートのシュート面であり、同他方が前記移送シュートに対し前記移送方向に沿って配置された移送ガイドのガイド面である、
加工品仕分装置。
【請求項4】
請求項3の加工品仕分装置であって、
前記貫通部は、前記移送ガイドに形成され前記移送シュートに対向する凹部で形成された、
加工品仕分装置。
【請求項5】
請求項1~4の何れか一項の加工品仕分装置であって、
前記移送路及び前記仕分部は、多段に備えられ、
前記仕分部は、上段、下段においてサイズが異なるように設定された、
加工品仕分装置。
【請求項6】
請求項5の加工品仕分装置であって、
前記上段の仕分部は、前記混合物に含まれる相対的に小さなサイズの小加工くずを前記加工品と共に含む小仕分混合物を仕分けて排出し前記混合物に含まれる相対的に大きなサイズの大加工くずを排出せずに通過させるサイズであり、
前記下段の仕分部は、前記小仕分混合物の前記小加工くずを仕分けて排出し前記加工品を排出せずに通過させるサイズである、
加工品仕分装置。
【請求項7】
請求項6の加工品仕分装置であって、
前記移送路は、上段、下段において共通の前記斜面の一方で形成された移送シュートのシュート面を備え、
前記上段の移送路は、前記シュート面に前記移送方向に沿って配置された上段の移送ガイドを備え、
前記下段の移送路は、前記シュート面に前記移送方向に沿って配置されて前記移送方向の上流側が前記シュート面に沿ったシュート面方向で前記上段の仕分部に対向した下段の移送ガイドを備えた、
加工品仕分装置。
【請求項8】
請求項5の加工品仕分装置であって、
前記上段の仕分部は、前記混合物に含まれる相対的に小さなサイズの小加工くずを仕分けて排出し前記混合物の相対的に大きなサイズの大加工くずを前記加工品と共に含む大仕分混合物を排出せずに通過させるサイズであり、
前記下段の仕分部は、前記大仕分混合物の前記加工品を仕分けて排出し大加工くずを排出せずに通過させるサイズである、
加工品仕分装置。
【請求項9】
請求項8の加工品仕分装置であって、
前記移送路は、上段、下段において共通の前記斜面の一方で形成された移送シュートのシュート面を備え、
前記上段、下段の移送路は、前記シュート面に前記移送方向に沿って連繋して配置された上段、下段の移送ガイドを備えた、
加工品仕分装置。
【請求項10】
請求項5の加工品仕分装置であって、
前記上段、下段の移送路は、それぞれ主移送路及び分岐移送路を含み、
前記上段、下段の仕分部は、それぞれ主仕分部及び分岐仕分部を含み、
前記上段の主仕分部は、前記混合物の相対的に小さなサイズの小加工品及び相対的に小さなサイズの小加工くずを含む小仕分混合物を仕分けて排出し前記混合物の相対的に大きなサイズの大加工品、相対的に中程度のサイズの中加工くず、及び相対的に大きなサイズの大加工くずを含む大中大仕分混合物を排出せずに通過させるサイズであり、
前記下段の主仕分部は、前記上段の主仕分部を通過した大中大仕分混合物の前記中加工くず及び前記大加工品を含む中大仕分混合物を仕分けて排出し前記大加工くずを排出せずに通過させるサイズであり、
前記上段の分岐仕分部は、前記上段の主仕分部から排出された前記小仕分混合物の前記小加工くずを仕分けて排出し前記小加工品を通過させるサイズであり、
前記下段の分岐仕分部は、前記下段の主仕分部から排出された前記中大仕分混合物の前記中加工くずを仕分けて排出し前記大加工品を通過させるサイズである、
加工品仕分装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、円柱状又は円筒状の基本形状を有する加工品と加工くずとを仕分ける加工品仕分装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来の加工品仕分装置としては、例えば、プリント基板を切断、穿孔した際に発生する切粉から、フィラメント状の導電性の金属屑と細粒状の絶縁材料とを仕分けて排出するプリント基板の切粉分離装置がある(特許文献1)。
【0003】
この切粉分離装置では、上部に投入口を有すると共に下部に金属屑用及び絶縁材料用の2つの出口を有する容器の内部に、スクリーンがほぼ水平に配置されている。
【0004】
スクリーンには、多数の長孔が設けられている。このスクリーンは、振動により、上面に載せられた切粉の内の細粒状の絶縁材料を落下させ、フィラメント状の金属屑を球状に丸めて面上を移動させた後に金属屑用の出口に集めるようになっている。
【0005】
しかし、かかる切粉分離装置は、スクリーンが容器の内部にほぼ水平に配置されたものであり、円柱状又は円筒状の加工品の仕分には適さず、仕分けに時間もかかるという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平9-173981号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
解決しようとする問題点は、基本形状が円柱状又は円筒状の加工品に適さず、仕分に時間がかかる点である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、柱状又は筒状の基本形状を有する加工品とこの加工品とはサイズが異なる加工くずとの混合物の供給を受けて振動により移送及び仕分けを行う加工品仕分装置であって、前記混合物の移送方向に対する交差方向で斜面が対峙するように配置され振動により前記移送を行わせる移送路と、前記移送路上に形成された開口を有し前記振動により移送される前記混合物中の前記加工品又は前記加工くずを前記開口により前記移送路から排出するための仕分部と、を備えた加工品仕分装置を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、基本形状が柱状又は筒状の長尺の加工品を短時間で仕分けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施例1に係る加工品仕分装置の概念図である。
図2は、図1の加工品仕分装置に適用される第1仕分部を概念的に示す断面図である。
図3は、図1の加工品仕分装置に適用される第2仕分部を概念的に示す断面図である。
図4は、図1の加工品仕分装置に適用される仕分部以外の部分を概念的に示す断面図である。
図5は、本発明の実施例1に係る加工品仕分装置の斜視図である。
図6は、図5の加工品仕分装置の平面図である。
図7(A)は、図5の加工品仕分装置の分離部の斜視図、図7(B)は、図7(A)の第1仕分部を拡大して示す斜視図である。
図8は、本発明の実施例2に係る加工品仕分装置の概念図である。
図9は、図8の加工品仕分装置の分離部の斜視図である。
図10は、本発明の実施例3に係る加工品仕分装置の概念図である。
図11は、図10の加工品仕分装置の分離部の斜視図である。
図12は、本発明の実施例4に係る加工品仕分装置の概念図である。
図13は、図12の加工品仕分装置の分離部の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

井関農機株式会社
生産物選別設備
2か月前
日工株式会社
有価物選別システム
1か月前
株式会社Aladdin
ゴミ自動分別装置
1か月前
株式会社クボタ
豆類選別機
2か月前
株式会社クボタ
豆類選別機
2か月前
株式会社クボタ
豆類選別機
2か月前
株式会社クボタ
豆類選別機
2か月前
株式会社クボタ
豆類選別機
2か月前
株式会社エー・アンド・デイ
物品選別機
7日前
株式会社カワタ
微粉除去装置、乾燥機、および輸送機
1か月前
日本製鉄株式会社
監視システム及び監視方法
2か月前
日工株式会社
有価物選別システム、その運転方法およびプログラム
1か月前
日本協同企画株式会社
プールコンベア及び果菜自動選別装置
2か月前
株式会社クボタ
豆類選別機
2か月前
株式会社クボタ
豆類選別機
2か月前
日工株式会社
有価物選別システム、有価物選別方法およびプログラム
1か月前
株式会社ニップン
粉体シーブ装置
1か月前
トーヨーカネツ株式会社
容器残留物検出処理システム
1か月前
株式会社ASTINA
異物除去装置及び異物除去方法
15日前
丸全昭和運輸株式会社
色彩選別装置及びその選別方法
8日前
東洋製罐グループホールディングス株式会社
パレット取扱装置、及び、パレット管理システム
2か月前
メトラー-トレド・セーフライン・エックス-レイ・リミテッド
検査選別装置
1か月前
株式会社サタケ
噴風装置及び噴風装置を備えた光学式選別機
18日前
JFEエンジニアリング株式会社
プラスチック分離システムおよびプラスチック分離方法
7日前
シェンク プロセス エルエルシー
調整可能な静的分級機
3日前
ソルテラ・テクノロジーズ・インコーポレイテッド
スクラップからのコインのリサイクル
1か月前
日本放送協会
アントラセン誘導体、有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置、及び照明装置
1か月前