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公開番号2024039102
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-22
出願番号2022143406
出願日2022-09-09
発明の名称発光装置
出願人シチズン時計株式会社,シチズン電子株式会社
代理人
主分類H01L 33/48 20100101AFI20240314BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】発光体の発光により、シール材の充填状態を視認できる発光装置を提供する。
【解決手段】第2側壁43は、第1シール材30の厚さ方向の長さだけ基板10から離間され、発光素子20からの出射光の一部は、基板10と反射枠90の間から出射され、その離間した部分を通過して、第2シール材60に含有された発光体61を励起し、注入口45及び第1通過孔51から可視光を出射する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
基板と、
前記基板に配置された発光素子と、
前記基板の外周縁に配置された第1シール材と、
前記発光素子の周囲を覆うケースと、を有し、
前記ケースは、前記発光素子からの出射光を出射する出射口と、前記出射口と平面的に重ならない位置に配置された注入口と、を備え、
前記出射口の外周縁を覆い、前記発光素子の側方を囲み、前記基板と離間する位置に配置された反射枠と、
前記注入口を覆うように配置された、発光体を含有する第2シール材と、を更に有し、
前記基板と前記反射枠の間から出射された、前記発光素子からの出射光の一部は、前記第2シール材に含有された前記発光体を励起し、前記発光素子からの出射光と異なる波長の光を発光させる
ことを特徴とする発光装置。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記ケースの外側面となる第1側壁と、前記発光素子と前記第2シール材の間に前記発光素子に対向する側を覆うように配置された第2側壁によって囲まれた樹脂充填部を有し、
前記第2シール材は、前記樹脂充填部の内部に配置され、
前記第2側壁は、前記第1シール材の厚さ方向の長さだけ、前記基板から離間している
ことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記発光素子は、紫外光を出射する
ことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項4】
前記ケースは、少なくとも2つの前記樹脂充填部を有し、
前記第2シール材における前記発光体の含有割合は、前記樹脂充填部ごとに異なる
ことを特徴とする請求項2に記載の発光装置。
【請求項5】
2つの前記樹脂充填部に着目したとき、一方の前記樹脂充填部の前記含有割合は、他方の前記樹脂充填部の前記含有割合の2倍以上である
ことを特徴とする請求項4に記載の発光装置。
【請求項6】
前記基板と電気的に接続されたリード線を有し、
前記樹脂充填部は、前記リード線が通過する少なくとも2つの通過孔を備え、
前記第2シール材は、前記樹脂充填部の内側から前記少なくとも2つの通過孔のそれぞれを塞ぐように配置される
ことを特徴とする請求項2又は4に記載の発光装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発光素子を備えた発光装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
紫外光を出射する発光装置では、紫外光が発光されている状態であるか否かの確認を容易にかつ確実に行う様々な方法が知られている。特許文献1には、LED素子より出射された紫外光を取り出すための透光性カバーの一部に配置され、紫外光によって励起される紫外光励起蛍光体を備えた発光装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-42079号公報(図1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載される発光装置において、紫外光励起蛍光体は、透光性カバーの中央部分を除く周辺部分に配置される円環状の部材としているが、依然として、LED素子から出射される紫外もしくは深紫外光の強度が強い領域に、紫外光励起蛍光体が形成されており、紫外もしくは深紫外光の吸収量が多くなり、光出力の大きなロスになる恐れがある。
【0005】
本発明は、このような課題を解決するものであり、基板と反射枠をわずかに離間させたすき間から光を出射し、樹脂充填部の中に配置された発光体を含有する樹脂を照射することによって、発光体を発光させ、樹脂充填部内の樹脂の充填状態を目視確認することができる発光装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る発光装置は、基板と、基板に配置された発光素子と、基板の外周縁に配置された第1シール材と、発光素子の周囲を覆うケースと、を有し、ケースは、発光素子からの出射光を出射する出射口と、出射口と平面的に重ならない位置に配置された注入口と、を備え、出射口の外周縁を覆い、発光素子の側方を囲み、基板と離間する位置に配置された反射枠と、注入口を覆うように配置された、発光体を含有する第2シール材と、を更に有し、基板と反射枠の間から出射された、発光素子からの出射光の一部は、第2シール材に含有された発光体を励起し、発光素子からの出射光と異なる波長の光を発光させる。
【0007】
さらに、本発明に係る発光装置では、ケースの外側面となる第1側壁と、発光素子と第2シール材の間に発光素子に対向する側を覆うように配置された第2側壁によって囲まれた樹脂充填部を有し、第2シール材は、樹脂充填部の内部に配置され、第2側壁は、第1シール材の厚さ方向の長さだけ、基板から離間していることが好ましい。
【0008】
さらに、本発明に係る発光装置では、発光素子は、紫外光を出射することが好ましい。
【0009】
さらに、本発明に係る発光装置では、ケースは、少なくとも2つの樹脂充填部を有し、第2シール材における発光体の含有割合は、樹脂充填部ごとに異なることが好ましい。
【0010】
さらに、本発明に係る発光装置では、2つの樹脂充填部に着目したとき、一方の樹脂充填部の含有割合は、他方の樹脂充填部の含有割合の2倍以上であることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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