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公開番号2024037270
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-19
出願番号2022141992
出願日2022-09-07
発明の名称発信機
出願人能美防災株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G08B 17/00 20060101AFI20240312BHJP(信号)
要約【課題】現行製品よりも省スペース化を図った防災設備を実現することのできる発信機を得る。
【解決手段】本開示に係る発信機は、手動操作により火災を知らせる機能を有する発信機であって、発信機の位置を示す表示灯と、火災警報を出力する音響装置とが、発信機の筐体内に納められた構成を有し、発信機と表示灯と音響装置とが発信機筐体内で一体化されたオールインワン型となっており、現行製品よりも省スペース化を図った構成を実現している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
手動操作により火災を知らせる機能を有する発信機であって、
前記発信機の位置を示す表示灯と、火災警報を出力する音響装置とが、前記発信機の筐体内に納められた構成を有する
発信機。
続きを表示（約 64 文字）【請求項２】
発信機の筐体の前面に、音響用の孔またはスリットが設けられている
請求項１に記載の発信機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、火災などの異常を報知する防災設備である発信機に関するものである。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
火災時に操作して消火活動を行う防災設備には、手動で火災を知らせる発信機が設けられている。一例として、表示灯と音響孔領域が一ヶ所に集約され、発信機と組み合わせて配置された防災装置がある（例えば、特許文献１参照）。特許文献１の防災装置によれば、収容機器を集約配置することにより設置スペースの低減で小型化しつつ、操作性および意匠性を向上させた防災装置を実現している。
【０００３】
また、発信機と表示灯が一体化されたリング型表示灯付発信機も広く認知されている（例えば、非特許文献１参照）。非特許文献１のリング型表示灯付発信機によれば、これまでの表示灯をリング型にし、発信機と一体化することで、発信機および表示灯の機能はそのままにコンパクトなフォルムを実現している。
【０００４】
従って、このようなリング型表示灯付発信機を用いることで、空間デザインと調和し、いつもは目立たず空間デザインの中に溶け込み、いざというときに目立つ、スマートな防災設備を実現している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０２０－１１５３１９号公報
【非特許文献】
【０００６】
能美防災ホームページ、リング型表示灯付発信機（URL:https://www.nohmi.co.jp/product/ring_type/index.html）
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
壁、収容箱などに取り付けられる発信機は、設置スペースをよりコンパクト化することが望ましい。この観点から、特許文献１に開示された防災装置、および非特許文献１に開示されたリング型表示灯付発信機は、設置スペースのコンパクト化に貢献することができる。
【０００８】
ただし、防災設備の設置場所によっては、さらなる省スペース化が望まれる。例えば、壁に防災設備を設置する場合には、壁の裏側の奥行方向にはスペースの余裕があったとしても、壁の表面側では、よりコンパクトで、省スペース化を図ることができる防災設備とすることが、製品競争力を高めるためにも有効である。
【０００９】
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、現行製品よりも省スペース化を図った防災設備を実現することのできる発信機を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【００１０】
本開示に係る発信機は、手動操作により火災を知らせる機能を有する発信機であって、発信機の位置を示す表示灯と、火災警報を出力する音響装置とが、発信機の筐体内に納められた構成を有するものである。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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