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公開番号2024037029
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-18
出願番号2022141652
出願日2022-09-06
発明の名称設備の状態監視装置
出願人日本信号株式会社
代理人個人,個人
主分類B61L 23/00 20060101AFI20240311BHJP(鉄道)
要約【課題】外的要因によって設備に異常が発生するといった場合において、これに対処可能な設備の状態監視装置を提供すること。
【解決手段】設備の状態監視装置100は、対象設備であるホームドア装置FD内の動作状況を監視する内部監視部IMと、ホームドア装置FDを外側から監視する外部監視部OMと、内部監視部IMと外部監視部OMとにおける監視結果を比較してホームドア装置FDの状態について判定する判定部JDとを備える。上記設備の状態監視装置100では、ホームドア装置FD内の動作状況のみならず、ホームドア装置FDを外側から監視した結果に基づいて、ホームドア装置FDの状態を判定することで、外的要因によって異常が発生するといった場合においても、これを検知でき、より的確な監視が可能になる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
対象設備内の動作状況を監視する内部監視部と、
対象設備を外側から監視する外部監視部と、
前記内部監視部と前記外部監視部とにおける監視結果を比較して対象設備の状態について判定する判定部と
を備える設備の状態監視装置。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記判定部は、前記外部監視部の監視結果としての外乱の有無に基づき、対象設備において異常が発生したか否かを判定する、請求項1に記載の設備の状態監視装置。
【請求項3】
前記判定部は、前記内部監視部の監視結果として正常値からの逸脱が検出された場合に、前記外部監視部の監視結果を参照して、前記内部監視部と前記外部監視部との監視結果を比較する、請求項1及び2のいずれか一項に記載の設備の状態監視装置。
【請求項4】
前記判定部は、前記外部監視部により取得される対象設備の正常動作時のデータに基づいて作成された学習済みモデルを利用して、対象設備についての動作異常が、内的要因にあるか外的要因にあるかの判定を行う、請求項1に記載の設備の状態監視装置。
【請求項5】
前記外部監視部は、対象設備のうち外部に露出した可動部について監視する、請求項1に記載の設備の状態監視装置。
【請求項6】
前記外部監視部は、前記可動部としての駅のホームドア開閉部について、開閉時における物体の接触の有無を検知する、請求項5に記載の設備の状態監視装置。
【請求項7】
前記外部監視部は、撮像又は測距により対象設備に接触する物体の存否を検知する検知部を有する、請求項1に記載の設備の状態監視装置。
【請求項8】
前記外部監視部は、対象設備周辺について音声データを収録する集音部を有する、請求項1に記載の設備の状態監視装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鉄道等の設備について、状態の監視を行う設備の状態監視装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、監視対象としての設備である開閉装置やホームドア機器内部に設置したセンサーにより、機器の異常を判断するものが知られている(特許文献1,2参照)。
【0003】
しかしながら、上記特許文献1,2では、監視対象としての設備が外的要因によって異常が発生した場合に、これを検知できず、的確な状態監視ができなくなる可能性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-130378号公報
特開2020-104611号公報
【発明の概要】
【0005】
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、外的要因によって設備に異常が発生するといった場合において、これに対処可能な設備の状態監視装置を提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するための設備の状態監視装置は、対象設備内の動作状況を監視する内部監視部と、対象設備を外側から監視する外部監視部と、内部監視部と外部監視部とにおける監視結果を比較して対象設備の状態について判定する判定部とを備える。
【0007】
上記設備の状態監視装置では、対象設備内の動作状況のみならず、対象設備を外側から監視した結果に基づいて、対象設備の状態を判定することで、外的要因によって異常が発生するといった場合においても、これを検知でき、より的確な監視が可能になる。
【0008】
本発明の具体的な側面では、判定部は、外部監視部の監視結果としての外乱の有無に基づき、対象設備において異常が発生したか否かを判定する。この場合、異常が発生した場合に、これが外的要因によるものであるか否かを的確に判定できる。
【0009】
本発明の別の側面では、判定部は、内部監視部の監視結果として正常値からの逸脱が検出された場合に、外部監視部の監視結果を参照して、内部監視部と外部監視部との監視結果を比較する。この場合、内部において検出された正常値からの逸脱が、内的要因によるものか外的要因によるものかが判定できる。
【0010】
本発明のさらに別の側面では、判定部は、外部監視部により取得される対象設備の正常動作時のデータに基づいて作成された学習済みモデルを利用して、対象設備についての動作異常が、内的要因にあるか外的要因にあるかの判定を行う。この場合、正常動作時のデータを利用することで、学習済みモデルの作成に必要なデータを確実に入手できる。
(【0011】以降は省略されています)

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