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公開番号2024036422
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-15
出願番号2024011453,2019209526
出願日2024-01-30,2019-11-20
発明の名称ガス系消火設備用表示装置
出願人ホーチキ株式会社
代理人個人,個人
主分類G09F 13/18 20060101AFI20240308BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】照光銘板の製造コストを低減し、照光銘板のフレームレス部分につき十分な強度を確保し、点検時に照光銘板の動作を簡単に確認可能とする。
【解決手段】ガス系消火設備用表示装置10の装置本体12に照光銘板14の上部の一辺側を着脱自在に保持する。照光銘板14は、第1導光層24と第2導光層26を空気層28を介して配置し、第1導光層24の空気層28側の面に表示内容を印刷した第1印刷層30を配置し、第2導光層26の空気層28側の面に表示内容を印刷した第2印刷層32を配置する。第1導光層24と第2導光層26はU形導光板22で構成する。装置本体12内にLED38を2列に配置し、第1導光層24及び第2導光層26の端面の何れか一方又は両方から光を入射して表示内容を可視化する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
正面側の第1導光層と背面側の第2導光層を所定の幅を離隔して配置し、前記第1導光層の前記第2導光層側の面に第1の表示内容を印刷した第1印刷層を形成し、前記第2導光層の前記第1導光層側の面に第2の表示内容を印刷した第2印刷層を形成した積層構造を備える照光銘板と、
前記照光銘板を保持する装置本体と、
前記第1導光層及び前記第2導光層の端面から光を入射して前記表示内容を可視化する照光手段と、
を備え、
前記照光銘板は、前記正面側が外部から視認可能に、前記背面側が外部から視認不可に設置され、
前記照光銘板の前記第1印刷層は、前記正面側から見ると正しい文字の配列となり、前記背面側から見ると逆文字の配列となる、前記第1の表示内容が印刷され、
前記照光銘板の前記第2印刷層は、前記正面側から見ると正しい文字の配列となり、前記背面側から見ると逆文字の配列となる、前記第1の表示内容と意味の異なる前記第2の表示内容が印刷されたことを特徴とするガス系消火設備用表示装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
正面側の第1導光層と背面側の第2導光層を所定の幅を離隔して配置し、前記第1導光層の前記第2導光層側の面に第1の表示内容を印刷した第1印刷層を形成し、前記第2導光層の前記第1導光層側の面に第2の表示内容を印刷した第2印刷層を形成した積層構造を備える照光銘板と、
前記照光銘板を保持する装置本体と、
前記第1導光層及び前記第2導光層の端面から光を入射して前記表示内容を可視化する照光手段と、
を備え、
前記照光銘板は、前記正面側が外部から視認可能に、前記背面側が外部から視認不可に設置され、
前記照光手段は、
前記第1導光層の端面から光を入射して前記第1印刷層の前記第1の表示内容を可視化する第1発光手段、及び前記第2導光層の端面から光を入射して前記第2印刷層の前記第2の表示内容を可視化する第2発光手段が前記装置本体内に配置され、
前記第1発光手段を発光駆動した場合は、前記第1印刷層に印刷された前記第1の表示内容を、前記第1導光層を介して前記正面側に可視化し、
前記第2発光手段を発光駆動した場合は、前記第2印刷層に印刷された前記第2の表示内容を、不可視状態の前記第1印刷層及び前記第1導光層を介して前記正面側に可視化することを特徴とするガス系消火設備用表示装置。
【請求項3】
正面側の第1導光層と背面側の第2導光層の間に両側を鏡面としたミラー層を配置し、前記第1導光層の前記ミラー層側の面に第1の表示内容を印刷した第1印刷層を形成し、前記第2導光層の前記ミラー層側の面に第2の表示内容を印刷した第2印刷層を形成した積層構造を備える照光銘板と、
前記照光銘板を保持する装置本体と、
前記第1導光層及び前記第2導光層の端面から光を入射して前記表示内容を可視化する照光手段と、
を備えたことを特徴とするガス系消火設備用表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、火災発生時に二酸化炭素、窒素等の消火ガスを防護区画に放出した状態等を表示するガス系消火設備用表示装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
ガス系消火設備で火災時に消火ガス(不活性ガス)を防護区画に放出した場合、防護区画の出入口に設置している放出表示灯を点灯又は点滅して例えば「窒素ガス充満 危険・立入禁止」といった消火剤放出充満の表示(「放出表示灯の表示」ともいう)を表示し、防護区画への人の立ち入りを禁止している。
【0003】
従来、放出表示灯の表示を行うガス系消火設備用表示装置として、導光板にレーザー加工した表示内容をLEDの光を側面から入射させることで可視化する照光銘板を備え、フレームに保持する一側を除いて照光銘板が露出するようにしたフレームレス構造のものが知られおり、小型化、特に厚みが薄くでき、設置場所の意匠性を損なわないようにしている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-105916号公報
特開2001-061984号公報
特開2009-223212号公報
実開昭60-172193号公報
米国特許出願公開第2011/0194167号明細書
特開2000-155542号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した従来のガス系消火設備用表示装置は、高価なレーザー加工装置を必要とし、また、例えば「窒素ガス充満 危険・立入禁止」といった表示内容をレーザー加工するには、例えば数十秒程度の時間がかかり、製造コストが嵩む問題がある。
【0006】
また、従来の照光銘板はフレームレス構造としたことで、防護区画の出入口扉の上部に設置した状態で物が当たると破損する問題がある。
【0007】
また、点検時には、ガス系消火設備用表示装置の動作を確認することが望ましい。しかし、ガス系消火設備は、操作箱の手動操作に基づき起動する手動モード又は火災感知器の2回線発報に基づき起動する自動モードがあり、各モードで所定の起動条件が成立したときに防護区画に消火ガスを放出し、このとき消火剤充満表示を行っており、点検時には消火ガスを放出することなく所定の起動条件を成立させる特別な仕組みが必要となり、ガス系消火設備用表示装置の動作を簡単に確認できない問題がある。
【0008】
本発明は、照光銘板の製造コストを低減し、照光銘板のフレームレス部分につき十分な強度を確保し、更に、点検時に照光銘板の動作を簡単に確認可能とするガス系消火設備用表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(印刷層毎に異なる表示内容の印刷)
本発明は、ガス系消火設備用表示装置であって、
正面側の第1導光層と背面側の第2導光層を所定の幅を離隔して配置し、第1導光層の第2導光層側の面に第1の表示内容を印刷した第1印刷層を形成し、第2導光層の第1導光層側の面に第2の表示内容を印刷した第2印刷層を形成した積層構造を備える照光銘板と、
照光銘板を保持する装置本体と、
第1導光層及び第2導光層の端面から光を入射して表示内容を可視化する照光手段と、
を備え、
照光銘板は、正面側が外部から視認可能に、背面側が外部から視認不可に設置され、
照光銘板の第1印刷層は、正面側から見ると正しい文字の配列となり、背面側から見ると逆文字の配列となる、第1の表示内容が印刷され、
照光銘板の第2印刷層は、正面側から見ると正しい文字の配列となり、背面側から見ると逆文字の配列となる、第1の表示内容と意味の異なる第2の表示内容が印刷されたことを特徴とする。
【0010】
(発光手段による表示内容の切り替え)
本発明は、ガス系消火設備用表示装置であって、
正面側の第1導光層と背面側の第2導光層を所定の幅を離隔して配置し、第1導光層の第2導光層側の面に第1の表示内容を印刷した第1印刷層を形成し、第2導光層の第1導光層側の面に第2の表示内容を印刷した第2印刷層を形成した積層構造を備える照光銘板と、
照光銘板を保持する装置本体と、
第1導光層及び第2導光層の端面から光を入射して表示内容を可視化する照光手段と、
を備え、
照光銘板は、正面側が外部から視認可能に、背面側が外部から視認不可に設置され、
照光手段は、
第1導光層の端面から光を入射して第1印刷層の第1の表示内容を可視化する第1発光手段、及び第2導光層の端面から光を入射して第2印刷層の前記第2の表示内容を可視化する第2発光手段が装置本体内に配置され、
第1発光手段を発光駆動した場合は、第1印刷層に印刷された第1の表示内容を、第1導光層を介して正面側に可視化し、
第2発光手段を発光駆動した場合は、第2印刷層に印刷された第2の表示内容を、不可視状態の第1印刷層及び第1導光層を介して正面側に可視化することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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