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公開番号2024036305
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-15
出願番号2023142759
出願日2023-09-04
発明の名称乾燥機及び乾燥方法
出願人メタウォーター株式会社
代理人弁理士法人フィールズ国際特許事務所
主分類F26B 11/04 20060101AFI20240308BHJP(乾燥)
要約【課題】含水率が高く、ポンプ等で圧送された下水汚泥においても十分な乾燥を行うことを可能とする乾燥機及び乾燥方法を提供する。
【解決手段】回転自在に設けられた円筒状の回転ドラムと、回転ドラムに取り付けられ、回転ドラム内に投入される被乾燥物を回転ドラムの回転に伴って切断する1以上の第1刃と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
回転自在に設けられた円筒状の回転ドラムと、
前記回転ドラムに取り付けられ、前記回転ドラム内に投入される被乾燥物を前記回転ドラムの回転に伴って切断する1以上の第1刃と、を備えた、乾燥機。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
さらに、前記回転ドラムの一端の少なくとも一部を塞ぐ固定板を備え、
前記固定板は、前記被乾燥物を前記回転ドラム内に投入する投入口を有し、
前記1以上の第1刃のそれぞれは、前記回転ドラムの前記投入口側の一端において、前記回転ドラムが回転することで前記投入口と対向可能な位置に取り付けられ、前記投入口から投入される前記被乾燥物を前記回転ドラムの回転力によって切断する、請求項1に記載の乾燥機。
【請求項3】
さらに、前記回転ドラム内において前記回転ドラムの長手方向に沿って延びる第1空気管と、
前記第1空気管から分岐して下方に向けて延びる1以上の第2空気管と、を備え、
前記回転ドラムは、前記長手方向の所定位置において、前記回転ドラムの内周に沿って前記回転ドラムの内壁に取り付けられた第1堰部を有し、
前記第1空気管及び前記1以上の第2空気管は、前記回転ドラム内に投入された前記被乾燥物のうち、少なくとも前記投入口側の一端と前記第1堰部との間に位置する前記被乾燥物に対して乾燥用空気を供給する、請求項2に記載の乾燥機。
【請求項4】
さらに、前記第1堰部と前記回転ドラムの他端との間における前記回転ドラムの内壁に取り付けられ、前記第1堰部を超えて前記第1堰部と前記他端との間に移動した前記被乾燥物を、前記回転ドラムの回転により撹拌する1以上のリフターを備える、請求項3に記載の乾燥機。
【請求項5】
さらに、前記回転ドラム内において前記回転ドラムの長手方向に沿って延びる第1空気管と、
前記第1空気管から分岐して下方に向けて延びる1以上の第2空気管と、
前記第1空気管と前記1以上の第2空気管とのうちの少なくともいずれかにおける前記長手方向の第1位置に取り付けられ、下方側の一部が前記回転ドラムの内周に沿う第2堰部と、を備え、
前記第1空気管及び前記1以上の第2空気管は、前記回転ドラム内に投入された前記被乾燥物に対して乾燥用空気を供給し、
前記回転ドラムは、前記長手方向の前記第1位置と異なる第2位置において、前記回転ドラムの内周に沿って前記回転ドラムの内壁に取り付けられた第2刃を有し、
前記第2刃は、前記回転ドラムの回転力によって、前記第2堰部上に位置する前記被乾燥物を前記第2堰部との間に挟み込んで切断する、請求項2に記載の乾燥機。
【請求項6】
回転自在に設けられた円筒状の回転ドラムと、前記回転ドラムに取り付けられ、前記回転ドラム内に投入される被乾燥物を前記回転ドラムの回転に伴って切断する1以上の第1刃と、前記回転ドラムの一端を塞ぐ固定板と、を備え、前記固定板は、前記被乾燥物を前記回転ドラム内に投入する投入口を有し、前記1以上の第1刃のそれぞれは、前記回転ドラムの前記投入口側の一端において、前記回転ドラムが回転することで前記投入口と対向可能な位置に取り付けられる乾燥機における乾燥方法であって、
前記1以上の第1刃のそれぞれが、前記投入口から投入される前記被乾燥物を前記回転ドラムの回転力によって切断する、乾燥方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、乾燥機及び乾燥方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、焼却前の下水汚泥(以下、単に汚泥とも呼ぶ)を乾燥させる乾燥機が様々提案されている(特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-243598号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような乾燥機では、下水汚泥の含水率が高く、例えば、ポンプで圧送された汚泥においても十分に乾燥することが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記のような十分な乾燥を実現するため、本発明における乾燥機は、回転自在に設けられた円筒状の回転ドラムと、前記回転ドラムに取り付けられ、前記回転ドラム内に投入される被乾燥物を前記回転ドラムの回転に伴って切断する1以上の第1刃と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明における乾燥機及び乾燥方法によれば、下水汚泥の含水率が高く、ポンプで圧送された汚泥においても十分な乾燥を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1の実施の形態における乾燥機10の構成図である。
図2は、第1の実施の形態における乾燥機10の構成図である。
図3は、カッター16による汚泥1の切断について説明する図である。
図4は、第1の実施の形態における乾燥機10の変形例を説明する図である。
図5は、第2の実施の形態における乾燥機20の構成図である。
図6は、第2の実施の形態における乾燥機20の構成図である。
図7は、第3の実施の形態における乾燥機30の構成図である。
図8は、第3の実施の形態における乾燥機30の構成図である。
図9は、第3の実施の形態における乾燥機30の変形例を説明する図である。
図10は、第1の実施の形態における乾燥機10、第2の実施の形態における乾燥機20または第3の実施の形態における乾燥機30を有する乾燥システム100の構成図である。
図11は、制御装置90における処理を説明するフローチャート図である。
図12は、制御装置90における処理を説明するフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。しかしながら、かかる説明は限定的な意味に解釈されるべきではなく、特許請求の範囲に記載の主題を限定するものではない。また、本開示の趣旨及び範囲から逸脱することがなく様々な変更や置換や改変をすることができる。また、異なる実施の形態を適宜組み合わせることができる。
【0009】
[第1の実施の形態における乾燥機10]
初めに、第1の実施の形態における乾燥機10について説明を行う。図1及び図2は、第1の実施の形態における乾燥機10の構成図である。
【0010】
具体的に、図1は、乾燥機10の全体断面図(後述する汚泥供給管13及び空気管14の内部を通る断面図)である。また、図2(A)は、乾燥機10のA-A断面図であり、図2(B)は、乾燥機10のB-B断面図であり、図2(C)は、乾燥機10のC-C断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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