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公開番号2024018196
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-08
出願番号2022121365
出願日2022-07-29
発明の名称水素充填方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F17C 5/06 20060101AFI20240201BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約【課題】水素利用のための水素を貯留する水素タンク(充填用タンク)に温度センサを設置することなく適切な水素充填を可能とする水素充填方法を提供する。
【解決手段】タンクへの水素充填方法であって、充填用タンクを充填装置に装着する工程と、ダミータンクに設けられた温度センサに基づいて充填装置から充填用タンクへの水素充填を制御する工程と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
タンクへの水素充填方法であって、
充填用タンクを充填装置に装着する工程と、
ダミータンクに設けられた温度センサに基づいて前記充填装置から前記充填用タンクへの水素充填を制御する工程と、を含む、
水素充填方法。
続きを表示（約 350 文字）【請求項２】
前記充填装置には複数の充填用タンクが装着され、前記充填用タンクと前記ダミータンクとの合計水素容量が所定値以上である、請求項１に記載の水素充填方法。
【請求項３】
前記充填用タンク及び前記ダミータンクへの水素充填が完了後に、前記充填装置から前記充填用タンクを取り外し、未充填の充填用タンクを取り付けた後に前記ダミータンクから前記未充填の充填用タンクに前記ダミータンク内の水素を移動させる、請求項１又は２に記載の水素充填方法。
【請求項４】
前記充填装置は車両に対して水素を充填するための設備に具備されており、前記充填用タンクへの水素の充填は、前記車両への充填計画に基づいて前記車両への充填の予定がない時間に行われる、請求項１又は２に記載の水素充填方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は水素タンクへの水素充填方法に関する。
続きを表示（約 970 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、高圧タンクへの水素の充填方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１１－３３０６９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
カートリッジタイプの水素タンクは可搬性（ポータビリティ）を重視するため、大きさ（サイズ）を小さく抑える必要がある。水素の充填はタンク内の温度を測定しながら行うことで十分な充填量を得ることができるが、カートリッジタイプの水素タンクは小さく抑える必要があること及び低コスト化の観点から温度センサを具備しないことが望ましい。
【０００５】
本開示では上記問題を鑑み、水素利用のための水素を貯留する水素タンク（充填用タンク）に温度センサを設置することなく適切な水素充填を可能とする水素充填方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本願は、タンクへの水素充填方法であって、充填用タンクを充填装置に装着する工程と、ダミータンクに設けられた温度センサに基づいて充填装置から充填用タンクへの水素充填を制御する工程と、を含む、水素充填方法を開示する。
【０００７】
充填装置には複数の充填用タンクが装着され、充填用タンクとダミータンクとの合計水素容量が所定値以上であるようにすることができる。
【０００８】
充填用タンク及びダミータンクへの水素充填が完了後に、充填装置から充填用タンクを取り外し、未充填の充填用タンクを取り付けた後にダミータンクから未充填の充填用タンクにダミータンク内の水素を移動させてもよい。
【０００９】
充填装置は車両に対して水素を充填するための設備（例えば水素ステーション）に具備されており、充填用タンクへの水素の充填は、車両への充填計画に基づいて車両への充填の予定がない時間に行うことができる。
【発明の効果】
【００１０】
本開示によれば、温度センサを具備しない充填用タンクにも適切な水素充填が可能となる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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