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公開番号
2024007915
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-01-19
出願番号
2022109321
出願日
2022-07-06
発明の名称
着用エアバッグ装置
出願人
豊田合成株式会社
代理人
個人
主分類
A62B
17/00 20060101AFI20240112BHJP(人命救助;消防)
要約
【課題】着用部に対するガス発生器の位置ずれの発生を抑制して、快適に着用可能な着用エアバッグ装置を提供すること。
【解決手段】装着者の骨盤周囲に巻き付けられる着用部50と、着用部内に折り畳まれて収納されるエアバッグ10と、エアバッグに膨張用ガスを供給するガス発生器20と、を備える。エアバッグが、2つの保護本体部12L,12Rと、保護本体部相互を連通させるガス供給路部13と、を備える。ガス発生器が、ガス供給路部に連結される。着用部が、ガス発生器とガス供給路部とを収納させる中央側収納部53と、折り畳まれた保護本体部を収納させる縁側収納部58L,58Rと、を備える。中央側収納部が、ガス発生器を収納させた状態での軸直交方向側の断面における周長を、縁側収納部における軸直交方向側の断面における周長よりも、大きくするように、構成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
装着者の腰部を保護可能に構成されて、
外形形状を略筒状として、該装着者の骨盤周囲に巻き付けられる着用部と、
該着用部内に折り畳まれて収納されるとともに、内部に膨張用ガスを流入させて前記装着者の左右の大腿骨転子部からなる保護対象部位の外側を覆うように膨張可能とされるエアバッグと、
該エアバッグに膨張用ガスを供給するガス発生器と、
を備えて、
前記エアバッグが、膨張完了時に前記各保護対象部の外側を覆うように配置される2つの保護本体部と、該保護本体部の膨張完了時の上端側において前記保護本体部相互を連通させるガス供給路部と、を備える構成とされ、
前記ガス発生器が、前記ガス供給路部に連結される構成の着用エアバッグ装置であって、
前記着用部が、中央側に配置されて前記ガス発生器と前記ガス供給路部とを収納させる中央側収納部と、該中央側収納部の左右両側に配置されて折り畳まれた前記保護本体部を収納させる縁側収納部と、を備え、
前記中央側収納部が、前記ガス発生器を収納させた状態での軸直交方向側の断面における周長を、前記縁側収納部における軸直交方向側の断面における周長よりも、大きくするように、構成されていることを特徴とする着用エアバッグ装置。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記着用部が、前記装着者側に配置される内側パネルと、外側に配置される外側パネルと、を備える構成とされて、
前記外側パネルが、前記中央側収納部を構成する部位の平らに展開した状態での上下方向側の幅寸法を、前記内側パネルにおける前記中央側収納部を構成する部位の平らに展開した状態の上下方向側の幅寸法よりも、大きく設定されていることを特徴とする請求項1に記載の着用エアバッグ装置。
【請求項3】
前記中央側収納部が、前記縁側収納部を構成する素材よりも、伸縮性の高い素材から、形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の着用エアバッグ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、装着者の腰部を保護可能に構成される着用エアバッグ装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、着用エアバッグ装置としては、装着者の骨盤周囲に巻き付けるようにして、着用させ、膨張したエアバッグにより、装着者の左右の大腿骨転子部からなる保護対象部位の外側を覆う構成のものがあった(例えば、特許文献1参照)。このような構成の着用エアバッグ装置では、具体的には、エアバッグは、膨張完了時に各保護対象部位の外側を覆うように配置される2つの保護本体部と、保護本体部の膨張完了時の上端側において保護本体部を相互に連通させるガス供給路部と、を有し、エアバッグに膨張用ガスを供給するガス発生器を、ガス供給路部に連結させる構成であった。そして、保護本体部の部位を折り畳まれたエアバッグと、ガス発生器と、を、外形形状を略筒状とされる着用部の内部に収納させ、この着用部を、骨盤周囲に巻き付けるようにして、装着者に着用させる構成であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-57420公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この従来の着用エアバッグ装置では、折り畳まれたエアバッグとガス発生器とを収納させる着用部が、幅寸法(内径寸法)を略一定とした筒状とされていることから、保護本体部間のガス供給路部の部位、すなわち、着用部の略中央となる位置に配置されるガス発生器が、着用部の骨盤周囲への巻付け作業時や、着用状態での移動時等において、着用部内を移動するように位置ずれして、着用時の感触(着心地)が良好でない場合があった。そのため、着用部に対するガス発生器の位置ずれの発生を抑制して、着用時の感触を向上させる点に、改善の余地があった。
【0005】
本発明は、上述の課題を解決するものであり、着用部に対するガス発生器の位置ずれの発生を抑制して、快適に着用可能な着用エアバッグ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る着用エアバッグ装置は、装着者の腰部を保護可能に構成されて、
外形形状を略筒状として、装着者の骨盤周囲に巻き付けられる着用部と、
着用部内に折り畳まれて収納されるとともに、内部に膨張用ガスを流入させて装着者の左右の大腿骨転子部からなる保護対象部位の外側を覆うように膨張可能とされるエアバッグと、
エアバッグに膨張用ガスを供給するガス発生器と、
を備えて、
エアバッグが、膨張完了時に各保護対象部の外側を覆うように配置される2つの保護本体部と、保護本体部の膨張完了時の上端側において保護本体部相互を連通させるガス供給路部と、を備える構成とされ、
ガス発生器が、ガス供給路部に連結される構成の着用エアバッグ装置であって、
着用部が、中央側に配置されてガス発生器とガス供給路部とを収納させる中央側収納部と、中央側収納部の両側に配置されて折り畳まれた保護本体部を収納させる縁側収納部と、を備え、
中央側収納部が、ガス発生器を収納させた状態での軸直交方向側の断面における周長を、縁側収納部における軸直交方向側の断面における周長よりも、大きくするように、構成されていることを特徴とする。
【0007】
本発明の着用エアバッグ装置では、折り畳まれたエアバッグとガス発生器とを収納させる着用部が、略筒状とされるものの、着用部は、中央側に配置されてガス発生器とエアバッグにおけるガス供給路部とを収納させる中央側収納部と、中央側収納部の左右両側に配置されてエアバッグにおける保護本体部の部位を折り畳んで収納させる縁側収納部と、を備えて、中央側収納部の軸直交方向側の断面における周長を、縁側収納部における軸直交方向側の断面での周長よりも大きくするように、構成されている。すなわち、縁側収納部は、周壁を広げた断面積を、中央側収納部よりも小さく設定される構成である。そのため、着用エアバッグ装置(着用部)の骨盤周囲への巻付け作業時や、着用状態での移動時等において、中央側収納部内のガス発生器が、着用部内を、着用部の軸方向に沿うように左右にずれようとしても、隣接する縁側収納部内への進入を規制されるような態様となって、さらなる移動を抑制されることから、装着者に与えるガス発生器の位置ずれの感触を抑えることができる。
【0008】
したがって、本発明の着用エアバッグ装置では、着用部に対するガス発生器の位置ずれを抑制して、快適に着用することができる。
【0009】
また、本発明の着用エアバッグ装置において、着用部を、装着者側に配置される内側パネルと、外側に配置される外側パネルと、を備える構成として、
外側パネルにおいて中央側収納部を構成する部位の平らに展開した状態での上下方向側の幅寸法を、内側パネルにおける中央側収納部を構成する部位の平らに展開した状態の上下方向側の幅寸法よりも、大きく設定することが、好ましい。
【0010】
上記構成の着用エアバッグ装置では、中央側収納部が、装着者から離れた外側に配置される外側パネルの上下方向側の幅寸法を、内側パネルの上下方向側の幅寸法よりも大きく設定するように構成されていることから、着用時に、中央側収納部の領域では、装着者から離隔している外側パネルが湾曲し、装着者側の内側パネルが、上下の略全域にわたって装着者に略沿うようにして、配置されることとなり、装着者にフィットさせやすくなって、着用時の感触を一層良好にすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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