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公開番号2023081404
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-13
出願番号2021195040
出願日2021-12-01
発明の名称太陽光発電装置
出願人個人
代理人個人
主分類B63B 35/00 20200101AFI20230606BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約【課題】本発明の目的は、設備のコストを抑えつつも、気象予測情報や揺れセンサに基づかないで、かつ突発的な暴風による太陽光発電装置の損傷や破損および波浪によるまくれをも防止することができる太陽光発電装置を提供することである。
【解決手段】太陽光発電装置1000は、太陽光の受光面を有する発電部100と、発電部100の架台10と、架台10の一部を水面上に位置させる浮体20、30と、浮体30に空気を流通させる空気流通部50を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
太陽光の受光面を有する発電部と、
前記発電部の架台と、
前記架台の一部を水面上に位置させる浮体と、
前記浮体に空気を流通させる空気流通部を備え、
前記浮体は、第一の浮体と第二の浮体を有し、
前記第一の浮体は、比重が1より小さい材質で構成され、
前記第二の浮体には、空気を収容する空気収空間が設けられ、
前記第二の浮体は、前記空気流通部と連結されることで空気が供給され、
前記空気流通部から前記第二の浮体に空気が供給されない状態において、前記発電部の受光面が水面から10cm以内の直下に位置する、太陽光発電装置。
続きを表示(約 140 文字)【請求項2】
前記第二の浮体に所定の量の空気が供給されると、前記発電部が水面よりも上に位置する、請求項1に記載の太陽光発電装置。
【請求項3】
前記第二の浮体は、水が浸入してくる水侵入口が設けられている、請求項1または請求項2に記載の太陽光発電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽光発電装置に関し、特に、水上及び水中に設置可能な浮沈式太陽光発電装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、強風および波浪時において沈降し、晴天および凪時には浮上する浮沈式太陽光発電装置がある(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-151837号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に示す技術では、気象予測情報や揺れセンサに基づいて浮沈式太陽光発電装置の沈降や浮上の制御を行うものであるため、突発的な暴風による太陽光発電装置の損傷や破損および波浪によるまくれを防止することができないという問題がある。また、気象情報や揺れセンサに基づいて沈降や浮上の制御を行わなければならないため、設備のコストが高くなるという問題もある。
【0005】
本発明は、このようなことに鑑みてなされたものであり、設備のコストを抑えつつも、気象予測情報や揺れセンサに基づかないで、かつ突発的な暴風による太陽光発電装置の損傷や破損および波浪によるまくれをも防止することができる太陽光発電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、
太陽光の受光面を有する発電部100と、
前記発電部の架台10と、
前記架台の一部を水面上に位置させる浮体20、30と、
前記浮体に空気を流通させる空気流通部50、55を備え、
前記浮体は、第一の浮体20と第二の浮体30を有し、
前記第一の浮体20は、比重が1より小さい材質で構成され、
前記第二の浮体30には、空気を収容する空気収空間31が設けられ、
前記第二の浮体30は、前記空気流通部50と連結されることで空気が供給され、
前記空気流通部50から前記第二の浮体30に空気が供給されない状態において、前記発電部100の受光面が水面から10cm以内の直下に位置する、太陽光発電装置1000
によって達成される。
【0007】
また、上記目的は、
前記第二の浮体に所定の量の空気が供給されると、前記発電部が水面よりも上に位置する、上記の太陽光発電装置
によって達成される。
【0008】
また、上記目的は、
前記第二の浮体は、水が浸入してくる水侵入口が設けられている、上記の太陽光発電装置
によって達成される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、設備のコストを抑えつつも、気象予測情報や揺れセンサに基づかないで、かつ突発的な暴風による太陽光発電装置の損傷や破損および波浪によるまくれをも防止することができる太陽光発電装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態による太陽光発電装置1000を説明する図である。
本発明の実施形態による太陽光発電装置1000を説明する図である。
本発明の実施形態による太陽光発電装置1000を説明する図である。
本発明の実施形態による太陽光発電装置1000を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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