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公開番号2023060577
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-04-28
出願番号2021170244
出願日2021-10-18
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人
主分類G03G 21/18 20060101AFI20230421BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】ドラムカートリッジに装着された状態の現像カートリッジを装着可能な画像形成装置において、電気接点に対する電気的接触面の擦れを抑制しつつ離間動作を行うことができ、かつ、ドラムカートリッジを小型化できる構造を提供する。
【解決手段】現像カートリッジは、電気的接触面511を有する記憶媒体と、ホルダ52とを有する。ホルダ52は、第1外表面52Aと、第2外表面52Bとを有する。電気的接触面511は、第1外表面52Aに保持される。画像形成装置は、第1ガイド面81と、第2ガイド面82とを有する。第1ガイド面81は、ホルダ52の第1外表面52Aをガイドする。第2ガイド面82は、ホルダ52の第2外表面52Bをガイドする。このため、ドラムカートリッジに、第2外表面52Bを支持するための面を設ける必要がない。したがって、ドラムカートリッジを小型化できる。
【選択図】図12


特許請求の範囲【請求項1】
ドラムカートリッジに装着された状態の現像カートリッジを装着可能な画像形成装置であって、
前記現像カートリッジは、
第1方向に延びる第1回転軸について回転可能な現像ローラと、
現像剤を収容可能な筐体であって、前記筐体の第2方向における一端部に前記現像ローラが位置する筐体と、
電気的接触面を有する記憶媒体と、
前記第1方向における前記筐体の一端に位置し、前記電気的接触面を保持するホルダであって、
前記電気的接触面と交差する第3方向における前記ホルダの一端に位置し、前記電気的接触面を保持する第1外表面と、
前記第3方向における前記ホルダの他端に位置し、前記第1外表面と前記第3方向に離れて位置する第2外表面と、
前記第1外表面と前記第2外表面との間に位置し、前記第3方向に伸縮可能な弾性部材と、
を有するホルダと、
を備え、
前記ドラムカートリッジは、
前記第1方向に延びる第2回転軸について回転可能な感光体ドラム
を備え、
前記画像形成装置は、
前記電気的接触面と接触可能な電気接点と、
前記現像カートリッジが前記ドラムカートリッジに装着された状態で、前記現像カートリッジが装着される本体フレームと、
を備え、
前記本体フレームは、
前記第2方向に延びるホルダガイドであって、
前記現像カートリッジが前記本体フレームに装着されるときに、前記第1外表面をガイドする第1ガイド面であって、前記電気接点が位置する第1ガイド面と、
前記現像カートリッジが前記本体フレームに装着されるときに、前記第2外表面をガイドする第2ガイド面と、
を含むホルダガイド
を有し、
前記電気接点に前記電気的接触面が接触し、前記第2ガイド面に前記第2外表面が接触している状態で、前記筐体は、前記現像ローラが前記感光体ドラムと接触する接触位置と、前記現像ローラが前記感光体ドラムから離間する離間位置と、の間を、前記ホルダに対して、前記第2方向に移動可能であることを特徴とする、画像形成装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記ホルダは、
前記第1外表面を有する第1ホルダ部材と、
前記第2外表面を有する第2ホルダ部材と、
を有し、
前記第2ホルダ部材は、前記第1ホルダ部材に対して、前記第3方向に移動可能であることを特徴とする、画像形成装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の画像形成装置であって、
前記ホルダガイドは、
前記現像カートリッジが前記本体フレームに装着された状態において、前記第2方向において、前記ホルダと向かい合う面
をさらに有することを特徴とする、画像形成装置。
【請求項4】
請求項3に記載の画像形成装置であって、
前記現像カートリッジが前記本体フレームに装着された状態において、前記面は、前記第2方向において、前記ホルダから離れていることを特徴とする、画像形成装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記現像カートリッジが前記本体フレームに装着されるときに、
前記第1外表面は、前記第3方向において、前記第2外表面に近づき、
前記第2外表面は、前記第3方向において、前記第1外表面に近づくことを特徴とする、画像形成装置。
【請求項6】
請求項5に記載の画像形成装置であって、
前記現像カートリッジが前記本体フレームに装着されていない状態において、
前記第3方向における前記弾性部材の長さは、第1長さであり、
前記現像カートリッジが前記本体フレームに装着された状態において、
前記第3方向における前記弾性部材の長さは、前記第1長さよりも短い第2長さであることを特徴とする、画像形成装置。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記ドラムカートリッジは、
前記第1方向に延びるドラム軸について回動可能なドラム離間レバー
をさらに有し、
前記筐体が前記接触位置に位置する場合、前記ドラム離間レバーは、前記筐体から離間し、
前記筐体が前記離間位置に位置する場合、前記ドラム離間レバーは、前記筐体を押圧することを特徴とする、画像形成装置。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記ドラムカートリッジは、
前記現像カートリッジが前記ドラムカートリッジに装着された状態において、前記現像カートリッジを前記感光体ドラムへ向けて押圧する押圧部材
をさらに有することを特徴とする、画像形成装置。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記ドラムカートリッジは、
前記現像カートリッジが前記ドラムカートリッジに装着された状態において、前記筐体に接触する突起
を有し、
前記筐体が前記接触位置と前記離間位置との間を移動するときに、前記筐体は、前記突起と接触することを特徴とする、画像形成装置。
【請求項10】
請求項9に記載の画像形成装置であって、
前記突起は、湾曲面を有することを特徴とする、画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、レーザプリンタ、LEDプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置が知られている。画像形成装置には、現像カートリッジが用いられる。現像カートリッジは、現像剤を供給するための現像ローラを有する。従来の画像形成装置については、例えば、特許文献1に記載されている。
【0003】
特許文献1の現像カートリッジは、ドラムカートリッジに対して装着される。ドラムカートリッジは、感光体ドラムを有する。ドラムカートリッジに現像カートリッジが装着されると、感光体ドラムと現像ローラとが接触する。そして、現像カートリッジが装着されたドラムカートリッジが、画像形成装置に装着される。
【0004】
また、特許文献1の現像カートリッジは、記憶媒体およびホルダを有する。記憶媒体は、例えば、ICチップである。記憶媒体は、ホルダの外表面に保持される。記憶媒体は、電気的接触面を有する。現像カートリッジが装着されたドラムカートリッジが、画像形成装置に装着されると、記憶媒体の電気的接触面は、画像形成装置の電気接点と接触する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-189740号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
画像形成装置は、感光体ドラムから現像ローラを離間させる離間動作を行う。離間動作を行うときには、画像形成装置の電気接点に対して、記憶媒体の電気的接触面が擦れることを抑制する必要がある。
【0007】
電気接点に対する電気的接触面の擦れを抑制するために、特許文献1では、現像カートリッジが装着されたドラムカートリッジが、画像形成装置に装着された状態において、ホルダが、画像形成装置の電気接点と、ドラムカートリッジのフレームとの間に保持される。しかしながら、特許文献1のように、ドラムカートリッジに、ホルダの外表面を支持するための面を設けると、ドラムカートリッジの小型化が困難となる。
【0008】
本開示の目的は、ドラムカートリッジに装着された状態の現像カートリッジを装着可能な画像形成装置において、電気接点に対する電気的接触面の擦れを抑制しつつ離間動作を行うことができ、かつ、ドラムカートリッジを小型化できる構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第1開示は、ドラムカートリッジに装着された状態の現像カートリッジを装着可能な画像形成装置であって、前記現像カートリッジは、第1方向に延びる第1回転軸について回転可能な現像ローラと、現像剤を収容可能な筐体であって、前記筐体の第2方向における一端部に前記現像ローラが位置する筐体と、電気的接触面を有する記憶媒体と、前記第1方向における前記筐体の一端に位置し、前記電気的接触面を保持するホルダであって、前記電気的接触面と交差する第3方向における前記ホルダの一端に位置し、前記電気的接触面を保持する第1外表面と、前記第3方向における前記ホルダの他端に位置し、前記第1外表面と前記第3方向に離れて位置する第2外表面と、前記第1外表面と前記第2外表面との間に位置し、前記第3方向に伸縮可能な弾性部材と、を有するホルダと、を備え、前記ドラムカートリッジは、前記第1方向に延びる第2回転軸について回転可能な感光体ドラムを備え、前記画像形成装置は、前記電気的接触面と接触可能な電気接点と、前記現像カートリッジが前記ドラムカートリッジに装着された状態で、前記現像カートリッジが装着される本体フレームと、を備え、前記本体フレームは、前記第2方向に延びるホルダガイドであって、前記現像カートリッジが前記本体フレームに装着されるときに、前記第1外表面をガイドする第1ガイド面であって、前記電気接点が位置する第1ガイド面と、前記現像カートリッジが前記本体フレームに装着されるときに、前記第2外表面をガイドする第2ガイド面と、を含むホルダガイドを有し、前記電気接点に前記電気的接触面が接触し、前記第2ガイド面に前記第2外表面が接触している状態で、前記筐体は、前記現像ローラが前記感光体ドラムと接触する接触位置と、前記現像ローラが前記感光体ドラムから離間する離間位置と、の間を、前記ホルダに対して、前記第2方向に移動可能であることを特徴とする。
【0010】
第2開示は、第1開示の画像形成装置であって、前記ホルダは、前記第1外表面を有する第1ホルダ部材と、前記第2外表面を有する第2ホルダ部材と、を有し、前記第2ホルダ部材は、前記第1ホルダ部材に対して、前記第3方向に移動可能であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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