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公開番号2024040816
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-26
出願番号2022145413
出願日2022-09-13
発明の名称カメラ旋回装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03B 17/56 20210101AFI20240318BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】小型化を図りつつ複数の機能を実現する。
【解決手段】カメラ旋回装置101は、第1の構成部(筐体501およびパン駆動部203)と、パン主軸205周りに第1の構成部に対して相対的に回動することで撮像方向を変化させる第2の構成部502と、ベルト504から伝達される回動力によって、パン主軸205とは異なる共通軸401周りに第2の構成部502に対して相対的に回動する第3の構成部503とを有する。第2の構成部502に対する第3の構成部503の相対的な回動によって機能を発揮する少なくとも2つの機能部が、共通軸401上または共通軸401周りに配置される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1の構成部と、
第1の回動軸を含み、前記第1の回動軸周りに前記第1の構成部に対して相対的に回動することで、撮像装置の撮像方向を変化させる第2の構成部と、
前記第1の構成部に対する前記第2の構成部の相対的な回動力を伝達する伝達部と、
前記第1の回動軸とは異なる第2の回動軸を含み、前記伝達部から伝達される前記回動力によって前記第2の回動軸周りに前記第2の構成部に対して相対的に回動する第3の構成部と、
前記第2の回動軸上または前記第2の回動軸周りに配置され、前記第2の構成部に対する前記第3の構成部の相対的な回動によって機能を発揮する少なくとも2つの機能部と、を有することを特徴とするカメラ旋回装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記2つ以上の機能部は、前記第2の構成部に対する前記第3の構成部の相対的な回動角度を検出する検出機能部を含むことを特徴とする請求項1に記載のカメラ旋回装置。
【請求項3】
前記2つ以上の機能部は、前記第2の構成部に対する前記第3の構成部の相対的な回動角度を規制する規制機能部を含むことを特徴とする請求項1に記載のカメラ旋回装置。
【請求項4】
前記規制機能部は、前記第3の構成部に含まれ前記第2の構成部によって前記第2の回動軸周りに回動駆動されるストッパ部と、
前記第2の回動軸周りに配置され、前記第1の構成部に対して固定関係にある第1、第2の突き当て部と、を含み、
前記規制機能部は、前記ストッパ部を前記第1の突き当て部に押圧させる角度から前記ストッパ部を前記第2の突き当て部に押圧させる角度までの範囲に、前記回動角度を規制することを特徴とする請求項3に記載のカメラ旋回装置。
【請求項5】
前記2つ以上の機能部は、前記第2の構成部に対する前記第3の構成部の相対的な回動角度が所定角度に達したことに応じて制限信号を出力する出力機能部を有することを特徴とする請求項1に記載のカメラ旋回装置。
【請求項6】
前記制限信号を受信したことに応じて、前記第2の構成部に対する前記第3の構成部の相対的な回動を停止させるよう制御する制御手段を有することを特徴とする請求項5に記載のカメラ旋回装置。
【請求項7】
前記2つ以上の機能部は、前記第2の構成部に対する前記第3の構成部の相対的な回動に対して負荷を発生させる負荷機能部を有することを特徴とする請求項1に記載のカメラ旋回装置。
【請求項8】
前記伝達部は、前記第2の回動軸に固定された連結部と前記第1の回動軸とに掛け渡されたベルト部材を含み、
前記連結部は、前記ベルト部材から伝達される回動力を受けて前記第2の回動軸と一体に回動することを特徴とする請求項1に記載のカメラ旋回装置。
【請求項9】
前記第1の構成部には固定部材が固定され、
前記第2の回動軸の軸線方向において、前記連結部と前記固定部材との間にスペーサが配置されたことを特徴とする請求項8に記載のカメラ旋回装置。
【請求項10】
前記2つ以上の機能部は、前記第2の構成部に対する前記第3の構成部の相対的な回動角度を規制する規制機能部を含み、
前記伝達部は、前記第2の回動軸に固定された連結部と前記第1の回動軸とに掛け渡されたベルト部材を含み、
前記連結部は、前記ベルト部材から伝達される回動力を受けて前記第2の回動軸と一体に回動し、
前記規制機能部は、前記第2の回動軸の軸線方向において、前記連結部を挟んで前記検出機能部とは反対側に配置されたことを特徴とする請求項2に記載のカメラ旋回装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラ旋回装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、撮像装置を搭載または装着し、撮像装置をパン・チルト方向に旋回可能なカメラ旋回装置が知られている。このカメラ旋回装置には、機能を拡張する機能部として、回転範囲を制限するためのメカニカルストッパ機構を搭載したものや、高品位な動作のためにカメラ旋回装置の旋回量を計測する角度検出機構を搭載したものがある。
【0003】
このような機能を拡張する機能部を搭載したカメラ旋回装置では、機能を拡張する機能部の配置が重要となる。特許文献1は、メカニカルストッパ機構をばねで保持する構造を用いることで、回転範囲を制限することを提案している。特許文献2は、主軸の中空部において、主軸とは別の回転軸上に角度検出機構を配置し、カメラ旋回装置の旋回量を計測することを提案している。旋回量を計測することで、正確なパン・チルトの旋回が可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-51664
特開平07-27288
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、2つ以上の機能部が、それぞれ別々のベース部や軸部に構築される構成では、多くのスペースを占有してしまい、装置の大型化につながるという問題があった。
【0006】
本発明は、小型化を図りつつ複数の機能を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために本発明のカメラ旋回装置は、第1の構成部と、第1の回動軸を含み、前記第1の回動軸周りに前記第1の構成部に対して相対的に回動することで、撮像装置の撮像方向を変化させる第2の構成部と、前記第1の構成部に対する前記第2の構成部の相対的な回動力を伝達する伝達部と、前記第1の回動軸とは異なる第2の回動軸を含み、前記伝達部から伝達される前記回動力によって前記第2の回動軸周りに前記第2の構成部に対して相対的に回動する第3の構成部と、前記第2の回動軸上または前記第2の回動軸周りに配置され、前記第2の構成部に対する前記第3の構成部の相対的な回動によって機能を発揮する少なくとも2つの機能部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、小型化を図りつつ複数の機能を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
撮像システムの斜視図である。
ヘッドの内部の斜視図である。
撮像システムのブロック図である。
パン拡張機構の斜視図である。
規制機能部を+Y側からみた図である。
規制機能部を+Y側からみた図である。
出力機能部が適用されたパン拡張機構の斜視図である。
出力機能部が適用されたパン拡張機構の斜視図である。
負荷機能部が適用されたパン拡張機構の斜視図である。
変形例のパン拡張機構の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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