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公開番号2024046721
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-04
出願番号2022152040
出願日2022-09-24
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 15/00 20060101AFI20240328BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】記録材の後端が転写ニップ部を抜ける際に転写部材に印加する電圧を適切に制御することで、画像弊害の発生を抑制する。
【解決手段】画像形成装置1は、像担持体2と、転写部材8と、印加手段31と、除電部材20と、転写部材8の抵抗値に関する情報を取得する取得手段31、32、50と、像担持体2から記録材Pにトナー像を転写する際の印加手段31の出力電圧をトナーの正規の帯電極性とは逆極性の第1の電圧とし、記録材Pの搬送方向における記録材Pの後端が転写ニップ部Nを抜ける際の印加手段31の出力電圧を上記第1の電圧よりもトナーの正規の帯電極性側の第2の電圧とするように印加手段31を制御する制御手段50と、を有し、制御手段50は、取得手段により取得された上記情報に基づいて、上記第2の電圧を変更可能である構成とする。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
トナー像を担持する像担持体と、
前記像担持体に当接して転写ニップ部を形成し、前記転写ニップ部を通過する記録材に前記転写ニップ部において前記像担持体からトナー像を転写させる転写部材と、
前記転写部材に電圧を印加する印加手段と、
記録材の搬送方向において前記転写ニップ部の下流側に配置された、記録材を除電するための除電部材と、
前記転写部材の抵抗値に関する情報を取得する取得手段と、
前記像担持体から記録材にトナー像を転写する際の前記印加手段の出力電圧をトナーの正規の帯電極性とは逆極性の第1の電圧とし、記録材の搬送方向における記録材の後端が前記転写ニップ部を抜ける際の前記印加手段の出力電圧を前記第1の電圧よりもトナーの正規の帯電極性側の第2の電圧とするように前記印加手段を制御する制御手段と、
を有し、
前記制御手段は、前記取得手段により取得された前記情報に基づいて、前記第2の電圧を変更可能であることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記取得手段により取得された前記情報が示す抵抗値が第1の抵抗値である場合の前記第2の電圧の値よりも、前記取得手段により取得された前記情報が示す抵抗値が前記第1の抵抗値よりも高い第2の抵抗値である場合の前記第2の電圧の値の方がトナーの正規の帯電極性とは逆極性側の値となるように前記第2の電圧を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記取得手段により取得された前記情報に基づいて前記印加手段の出力の目標電圧を変更するタイミングを変更することで、前記第2の電圧を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記取得手段により取得された前記情報に基づいて前記印加手段の出力をOFFするタイミングを変更することで、前記第2の電圧を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記印加手段は、トナーの正規の帯電極性とは逆極性の電圧を出力する第1の印加手段と、前記第1の印加手段と直列に接続され、トナーの正規の帯電極性と同極性の電圧を出力する第2の印加手段と、を有し、前記第1の印加手段の出力電圧と前記第2の印加手段の出力電圧とを重畳して前記転写部材に印加可能であり、
前記制御手段は、前記印加手段が前記第2の電圧を出力する際に少なくとも前記第2の印加手段が電圧を出力しているように前記印加手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記取得手段により取得された前記情報に基づいて前記第1の印加手段の出力の目標電圧を変更するタイミングを変更することで、前記第2の電圧を変更することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記取得手段により取得された前記情報に基づいて前記第1の印加手段の出力をOFFするタイミングを変更することで、前記第2の電圧を変更することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第2の印加手段は、前記画像形成装置の前記転写部材以外の部材に電圧を印加する手段を兼ねることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記第2の印加手段は、前記像担持体を帯電処理する帯電手段に電圧を印加する帯電電圧印加手段を兼ねることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記印加手段の出力電圧を検知する電圧検知手段を有し、
前記制御手段は、前記取得手段により取得された前記情報と前記電圧検知手段の検知結果とに基づいて前記タイミングを変更することを特徴とする請求項3、4、6、7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真方式や静電記録方式を用いたレーザープリンタ、複写機、ファクシミリ装置などの画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば電子写真方式を用いたレーザープリンタなどの画像形成装置では、像担持体としての感光ドラムの表面が帯電手段により一様に帯電処理され、帯電処理された感光ドラムの表面が露光手段により露光されて、感光ドラム上に静電潜像が形成される。感光ドラム上に形成された静電潜像は、現像手段によりトナーが供給されて現像され、感光ドラム上にトナー像が形成される。感光ドラム上に形成されたトナー像は、転写手段によりシート状の記録材に転写される。トナー像が転写された記録材は、感光ドラムから分離され、定着手段により加熱及び加圧されることでトナーが定着された後に、画像形成装置外に排出される。
【0003】
なお、記録材のことを「紙」ということがあるが、記録材は、例えば、合成樹脂を主体とした材料で形成された合成紙やフィルム、金属層を有する蒸着紙(特殊紙)などの、紙以外の材料あるいは紙以外の材料を含む材料で形成されたものであってもよい。また、便宜上、特に別に言及しない場合は、電位、電圧あるいは電流の大小(高低、強弱)は、絶対値で比較した場合の大小(高低、強弱)をいうものとする。また、記録材に関して「先端」、「後端」とは、それぞれ記録材の搬送方向における先端、後端をいうものとする。
【0004】
転写手段としては、感光ドラムに当接して転写ニップ部を形成するローラ型の転写部材である転写ローラが多く用いられている。転写ニップ部に記録材が給送され、転写ローラにトナーの正規の帯電極性とは逆極性の転写電圧が印加されることで、記録材に電荷が付与されて、感光ドラム上のトナーが記録材上に転写される。このような構成において、記録材に対して過剰な電荷の付与が行われると、記録材の後端が転写ニップ部を抜ける(通過し終える)際に、感光ドラムと記録材との間で剥離放電が発生する場合がある。この剥離放電が発生すると、感光ドラム上に、電位が局所的に下がって電位差が形成された部分ができてしまうことがある。そして、後続の記録材へプリントする際に、この感光ドラム上の電位差を帯電手段によってキャンセルしきれずにスジ状の画像(黒いスジなど)となって現れる「後端メモリ」という現象が発生することがある。
【0005】
これに対し、記録材の後端近傍の非画像域(所謂、余白部)において、画像域において印加する転写電圧よりも低い弱電圧を印加することで、上述の後端メモリを抑制する方法がある(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2002-55542号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述の弱電圧を印加する場合、後端メモリを抑制するためには、原理的にはより低い弱電圧に設定することが望ましい。
【0008】
しかしながら、過剰に低い弱電圧に設定してしまうと、記録材が転写ニップ部を抜けた後の感光ドラムの表面の電位が、この弱電圧の影響を受けて、帯電手段によって均一に帯電できず、「帯電ヨコスジ」と呼ばれる画像不良が発生してしまう場合がある。そのため、後端メモリの発生を抑制しつつ、帯電ヨコスジの発生を抑制することが望まれている。
【0009】
そこで、本発明の目的は、記録材の後端が転写ニップ部を抜ける際に転写部材に印加する電圧を適切に制御することで、画像弊害の発生を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体に当接して転写ニップ部を形成し、前記転写ニップ部を通過する記録材に前記転写ニップ部において前記像担持体からトナー像を転写させる転写部材と、前記転写部材に電圧を印加する印加手段と、記録材の搬送方向において前記転写ニップ部の下流側に配置された、記録材を除電するための除電部材と、前記転写部材の抵抗値に関する情報を取得する取得手段と、前記像担持体から記録材にトナー像を転写する際の前記印加手段の出力電圧をトナーの正規の帯電極性とは逆極性の第1の電圧とし、記録材の搬送方向における記録材の後端が前記転写ニップ部を抜ける際の前記印加手段の出力電圧を前記第1の電圧よりもトナーの正規の帯電極性側の第2の電圧とするように前記印加手段を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記取得手段により取得された前記情報に基づいて、前記第2の電圧を変更可能であることを特徴とする画像形成装置である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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