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公開番号2024099397
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-25
出願番号2023003316
出願日2023-01-12
発明の名称信号処理装置、測距システム、信号処理方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 23/741 20230101AFI20240718BHJP(電気通信技術)
要約【課題】高精度な合成画像信号を生成することが可能な信号処理装置を提供する。
【解決手段】信号処理装置(10)は、光量を第1信号レベルで表す第1画像信号の第1合成比率(α1)と、光量を前記第1信号レベルよりも低い第2信号レベルで表す第2画像信号の第2合成比率(α2)であって、第1の合成比率よりも小さな第2合成比率とを取得する取得手段(111)と、第1合成比率と第2合成比率とに基づいて、第1画像信号と第2画像信号とを合成し、合成画像信号を生成する合成手段(112)とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光量を第1信号レベルで表す第1画像信号の第1合成比率と、前記光量を前記第1信号レベルよりも低い第2信号レベルで表す第2画像信号の第2合成比率であって、前記第1の合成比率よりも小さな前記第2合成比率とを取得する取得手段と、
前記第1合成比率と前記第2合成比率とに基づいて、前記第1画像信号と前記第2画像信号とを合成し、合成画像信号を生成する合成手段と、を有することを特徴とする信号処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記合成手段は、前記光量が所定の範囲内である場合、前記第1画像信号と前記第2画像信号とを合成することを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
【請求項3】
前記第1画像信号および前記第2画像信号の少なくとも一方に基づいて、前記所定の範囲内における前記第1合成比率の累積が前記第2合成比率の累積よりも大きくなるように、前記第1合成比率と前記第2合成比率とを決定する決定手段を更に有し、
前記取得手段は、前記決定手段により決定された前記第1合成比率および前記第2合成比率を取得することを特徴とする請求項2に記載の信号処理装置。
【請求項4】
前記所定の範囲は、所定の信号レベルから基準画像信号の飽和レベルまでの範囲であることを特徴とする請求項2に記載の信号処理装置。
【請求項5】
前記決定手段は、複数のモードから決定された第1モードまたは第2モードに応じて、前記第1合成比率および前記第2合成比率の決定方法を変更することを特徴とする請求項3に記載の信号処理装置。
【請求項6】
前記合成手段は、
前記モードが前記第1モードである場合、前記合成画像信号として第1合成画像信号を生成し、
前記モードが前記第2モードである場合、前記合成画像信号として第2合成画像信号を生成し、
前記第1合成画像信号は、前記第2合成画像信号よりもSN比が高く、
前記第2合成画像信号は、前記第1合成画像信号よりも階調性が高いことを特徴とする請求項5に記載の信号処理装置。
【請求項7】
前記合成手段は、
前記第1モードにおいて、前記所定の範囲を第1範囲に設定し、
前記第2モードにおいて、前記所定の範囲を前記第1範囲よりも広い第2範囲に設定することを特徴とする請求項6に記載の信号処理装置。
【請求項8】
前記決定手段は、
前記第1画像信号と前記第2画像信号とを用いて、画像領域ごとにコントラストを決定し、
前記コントラストに基づいて、前記画像領域ごとに前記モードを前記第1モードまたは前記第2モードのいずれかに決定することを特徴とする請求項6に記載の信号処理装置。
【請求項9】
前記画像領域は、第1画像領域と、前記第1画像領域よりも前記コントラストが低い第2画像領域とを有し、
前記決定手段は、
前記第1画像領域に対して、前記モードを前記第1モードに決定し、
前記第2画像領域に対して、前記モードを前記第2モードに決定することを特徴とする請求項8に記載の信号処理装置。
【請求項10】
光学系により形成された被写体像を光電変換して前記第1画像信号と前記第2画像信号とを出力する撮像手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、信号処理装置、測距システム、信号処理方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
車両や産業用ロボットに搭載される撮像装置において、輝度差が大きい条件でも正しい環境認識を行うため、複数の信号レベルの画像信号を合成して広ダイナミックレンジ画像を生成するHDR(High Dynamic Range)機能が知られている。特許文献1には、SN比(Signal Noise Ratio)が低い画像信号の信号値を除去して複数の画像信号を合成することで、SN比を高くする方法が開示されている。特許文献2には、HDR機能用の信号として3つの異なる露光時間で撮像した画像でHDR画像を取得するとともに、距離マップ取得のために3つのうち中間の露光時間で撮像した画像と同一の露光時間で視点の異なる画像を撮像する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-49228号公報
国際公開第2019/102887号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のようにSN比が低い画像信号の信号値を除去する方法では、高精度な合成画像信号を生成することができないため、特許文献2に開示されているような距離マップの算出精度を高めることが難しい。また、信号のつなぎ目でSN比が大きく異なる場合には、階調段差が目立ちやすくなり、階調性が低下する。
【0005】
そこで本発明は、高精度な合成画像信号を生成することが可能な信号処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての信号処理装置は、光量を第1信号レベルで表す第1画像信号の第1合成比率と、前記光量を前記第1信号レベルよりも低い第2信号レベルで表す第2画像信号の第2合成比率であって、前記第1の合成比率よりも小さな前記第2合成比率とを取得する取得手段と、前記第1合成比率と前記第2合成比率とに基づいて、前記第1画像信号と前記第2画像信号とを合成し、合成画像信号を生成する合成手段とを有する。
【0007】
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、高精度な合成画像信号を生成することが可能な信号処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1における測距システムのブロック図である。
実施例1における画像信号の信号値と明るさとの関係を示す図である。
実施例1における信号処理部の動作を示すフローチャートである。
実施例1における合成比率と明るさとの関係を示す図である。
実施例1におけるSN比と明るさとの関係を示す図である。
実施例2における信号処理部のブロック図である。
実施例2におけるモード決定部の動作を示すフローチャートである。
実施例2における領域分割方法の説明図である。
実施例2におけるモード別合成比率算出部の動作を示すフローチャートである。
実施例2におけるモードごとの合成比率と明るさとの関係を示す図である。
実施例3におけるモード設定領域決定方法の説明図である。
実施例3のモード決定部の動作を示すフローチャートである。
実施例4におけるSN比と信号値との関係を示す図である。
実施例4における画像処理部のブロック図である。
実施例4における信頼度算出部の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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