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10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024148294
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023061308
出願日2023-04-05
発明の名称電子モジュールおよび撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H01L 23/02 20060101AFI20241010BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 表示画像の画質の低下を抑制する。
【解決手段】 第1基板と、第1基板上に配された枠部材とを有する電子モジュールであって、枠部材は、第1基板と対向する第1面と、第1面と反対側に配される第2面と、第1面と第2面に接する内壁側側面とを有し、内壁側側面は少なくとも第1面に接する第1端面と、第2面に接する第2端面とを有し、第2面に対する法線を第1線、第1端面と第2端面とが接する点を通り、第2面に対して平行な線を第2線とすると、第1線と第1端面とがなす角と、第1線と第2端面とがなす角はそれぞれ異なり、第2面に対して垂直方向における、第2面と第2線との距離は、第1面と第2面との距離の10%以上であることを特徴とする電子モジュール。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1基板と、前記第1基板上に配された枠部材とを有する電子モジュールであって、
前記枠部材は、前記第1基板と対向する第1面と、前記第1面と反対側に配される第2面と、前記第1面と前記第2面に接する内壁側側面とを有し、
前記内壁側側面は少なくとも前記第1面に接する第1端面と、前記第2面に接する第2端面とを有し、
前記第2面に対する法線を第1線、前記第1端面と前記第2端面とが接する点を通り、前記第2面に対して平行な線を第2線とすると、
前記第1線と前記第1端面とがなす角と、前記第1線と前記第2端面とがなす角はそれぞれ異なり、
前記第2面に対して垂直方向における、前記第2面と前記第2線との距離は、前記第1面と前記第2面との距離の10%以上であることを特徴とする電子モジュール。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記第2面と前記第2線との距離は、前記第1面と前記第2面との距離の20%以上50%以下であることを特徴とする請求項1に記載の電子モジュール。
【請求項3】
前記第1基板および前記枠部材を通る断面図において、前記第1端面および前記第2端面は、曲面でないことを特徴とする請求項1に記載の電子モジュール。
【請求項4】
前記第1線と前記第1端面とがなす角が、20°以上40°以下であり、前記第1線と前記第2端面とがなす角が2°以上10°以下であることを特徴とする請求項1に記載の電子モジュール。
【請求項5】
前記第1基板は表示領域と周辺領域とを有し、
前記枠部材は前記第1基板と重畳する重畳部を有し、
前記重畳部は、前記表示領域を囲うように配されていることを特徴とする請求項1に記載の電子モジュール。
【請求項6】
前記第1基板は、前記第1面と対向する第1主面と、前記第1主面上に結合部材とを有し、
前記第1基板は、前記結合部材を介して第2基板と接することを特徴とする請求項1に記載の電子モジュール。
【請求項7】
前記第1基板は表示領域と電極部を有する周辺領域を有し、前記第1基板は前記電極部を介して第3基板と接続することを特徴とする請求項1に記載の電子モジュール。
【請求項8】
前記電極部は前記枠部材と重畳しないことを特徴とする請求項7に記載の電子モジュール。
【請求項9】
前記電極部は前記枠部材と少なくとも一部が重畳することを特徴とする請求項7に記載の電子モジュール。
【請求項10】
前記第1基板は、前記第1面と対向する第1主面と、電極部とを有し、
前記第1基板は、前記電極部を介して第3基板と接しており、
前記電子モジュールは、少なくとも前記第1主面の少なくとも一部と前記第3基板の端部を覆うように配される部材を有することを特徴とする請求項1に記載の電子モジュール。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子モジュールおよび撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
光学素子や半導体素子などの回路素子を備える素子基板は、素子基板を固定するための枠部材とともに電子モジュールを構成する。素子基板のうち枠部材によって区画される領域は表示領域と呼ばれ、画像や動画を表示する役割を有する。
【0003】
特許文献1には、素子基板と、素子基板を取り囲むように配される内壁を有する枠部材と、を有する電子モジュールが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-87032号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に記載の電子モジュールは、枠部材は、製造時に枠部材が有する内壁の側面部に突起物が発生することがある。突起物は、表示領域に達するものもあるので、除去しない場合には、表示画像の画質が低下することがある。突起物が表示領域に影響を与えないためには、当該突起物を除去する必要があった。
【0006】
本発明は、上記課題を鑑みてなされるものであり、その目的は、枠部材の側面の突起物の発生が抑制された電子モジュールを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る電子モジュールは、第1基板と、前記第1基板上に配された枠部材とを有する電子モジュールであって、前記枠部材は、前記第1基板と対向する第1面と、前記第1面と反対側に配される第2面と、前記第1面と前記第2面に接する内壁側側面とを有し、前記内壁側側面は少なくとも前記第1面に接する第1端面と、前記第2面に接する第2端面とを有し、前記第2面に対する法線を第1線、前記第1端面と前記第2端面とが接する点を通り、前記第2面に対して平行な線を第2線とすると、前記第1線と前記第1端面とがなす角と、前記第1線と前記第2端面とがなす角はそれぞれ異なり、前記第2面に対して垂直方向における、前記第2面と前記第2線との距離は、前記第1面と前記第2面との距離の10%以上であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、表示画像の画質の低下を抑制できる電子モジュールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係る第1実施形態の電子モジュールの平面図である。
本発明に係る第1実施形態の電子モジュールの断面図である。
本発明に係る第1実施形態の電子モジュールの断面図である。
本発明に係る第2実施形態の電子モジュールの平面図である。
本発明に係る第2実施形態の電子モジュールの断面図である。
本発明に係る第2実施形態の電子モジュールの断面図である。
本発明に係る第3実施形態の電子モジュールの断面図である。
本発明に係る第4実施形態の電子モジュールの断面図である。
本発明に係る第5実施形態の電子モジュールの断面図である。
本発明の一実施形態に係る表示装置の一例を表す模式図である。
(a)本発明の一実施形態に係る撮像装置の一例を表す模式図である。(b)本発明の一実施形態に係る電子機器の一例を表す模式図である。
(a)本発明の一実施形態に係る表示装置の一例を表す模式図である。(b)折り曲げ可能な表示装置の一例を表す模式図である。
(a)本発明の一実施形態に係る照明装置の一例を示す模式図である。(b)本発明の一実施形態に係る車両用灯具を有する自動車の一例を示す模式図である。
(a)本発明の一実施形態に係るウェアラブルデバイスの一例を示す模式図である。(b)本発明の一実施形態に係るウェアラブルデバイスの一例で、撮像装置を有する形態を示す模式図である。
(a)本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例を表す模式図である。(b)本発明の一実施形態に係る画像形成装置の露光光源の一例を表す模式図である。(c)本発明の一実施形態に係る画像形成装置の露光光源の一例を表す模式図である。
従来の電子モジュールの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一もしくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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