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公開番号2023050634
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-04-11
出願番号2021160830
出願日2021-09-30
発明の名称錠装置
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類E05B 9/08 20060101AFI20230404BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】取り付け作業性が向上する錠装置を提供する。
【解決手段】係合部を有し軸を中心として回転するハンドルと、ハンドルに対して軸が延びる軸方向の一方側に位置しハンドルを回転可能に支持する支持部とを有し、取付ねじを用いて支持部よりも軸方向の一方側に位置する框に取り付けられる錠本体と、軸方向で錠本体と框との間に配置されたときに、係合部と框との軸方向の寸法を調整するプレートと、を備え、プレートは、軸方向に貫通し取付ねじが挿通される挿通孔と、プレートの外側と挿通孔とを繋ぐ切欠部と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
係合部を有し軸を中心として回転するハンドルと、前記ハンドルに対して前記軸が延びる軸方向の一方側に位置し前記ハンドルを回転可能に支持する支持部とを有し、取付ねじを用いて前記支持部よりも前記軸方向の一方側に位置する框に取り付けられる錠本体と、
前記軸方向で前記錠本体と前記框との間に配置されたときに、前記係合部と前記框との前記軸方向の寸法を調整するプレートと、
を備え、
前記プレートは、
前記軸方向に貫通し前記取付ねじが挿通される挿通孔と、
前記プレートの外側と前記挿通孔とを繋ぐ切欠部と、
を有する、錠装置。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記挿通孔は、前記軸方向と直交する第1方向に間隔をあけて複数配置され、
前記切欠部は、複数の前記挿通孔に対してそれぞれ前記第1方向に直交する第2方向の一方側に配置されている、
請求項1に記載の錠装置。
【請求項3】
前記プレートは、複数枚が積層して配置され、
前記切欠部は、前記軸方向で互いに重なる位置に形成されている、
請求項1または2に記載の錠装置。
【請求項4】
前記支持部を有する上台座と、
前記上台座の前記軸方向の一方側に位置する下台座と、
を有し、
前記プレートは、前記軸方向について前記上台座と前記下台座との間に配置される、
請求項1から3のいずれか一項に記載の錠装置。
【請求項5】
前記下台座は、
前記軸方向と直交して配置された底壁と、
前記底壁の側縁から前記軸方向の他方側に延びる側壁と、
を有し、
前記側壁は、前記上台座及び前記プレートを外側から囲っている、
請求項4に記載の錠装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、錠装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
係合部を有するハンドルを回動して開閉操作を行うクレセント錠及びグレモン錠等の錠装置がある。特許文献1には、錠装置としてクレセント錠が開示されている。錠装置は、取付ねじを用いて台座部を介して框に取り付けられている。
【0003】
既存の錠装置を交換する際に、交換可能で他種の錠装置を用いる場合、障子への取付面から係合部までの寸法を調整する必要がある。従来では、厚さの異なる複数枚の調整用プレートを準備し、調整寸法に応じて組み合わせたプレートを錠装置の台座部と框との間に配置し、取付ねじを用いて框に取り付けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-070826号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
設定した調整高に応じた調整用プレートを配置した後に取付ねじを締結して錠装置を框に取り付けると、係合部の位置が合わない場合がある。この場合には、一旦取付ねじを外した後に調整用プレートを入れ替える必要があり、錠装置の取り付けに要する作業時間が増え煩雑である。
【0006】
本開示は、以上のような点を考慮してなされたもので、取り付け作業性が向上する錠装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様に従えば、係合部を有し軸を中心として回転するハンドルと、前記ハンドルに対して前記軸が延びる軸方向の一方側に位置し前記ハンドルを回転可能に支持する支持部とを有し、取付ねじを用いて前記支持部よりも前記軸方向の一方側に位置する框に取り付けられる錠本体と、前記軸方向で前記錠本体と前記框との間に配置されたときに、前記係合部と前記框との前記軸方向の寸法を調整するプレートと、を備え、前記プレートは、前記軸方向に貫通し前記取付ねじが挿通される挿通孔と、前記プレートの外側と前記挿通孔とを繋ぐ切欠部と、を有する、錠装置である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の第1実施形態に係る錠装置が召し合わせ框に取り付けられた正面図である。
本開示の錠装置を上側から見た図である。
錠装置を構成するプレートを上側から見た図である。
プレートを交換する手順を示す図である。
本開示の第2実施形態に係る錠装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の錠装置の実施の形態を、図1から図5を参照して説明する。以下の実施形態は、本開示の一態様を示すものであり、この開示を限定するものではなく、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせている。
【0010】
[第1実施形態]
図1に示すように、錠装置1は、サッシにおける内障子の召し合わせ框2に取り付けられる。錠装置1は、二つの取付ねじ3を用い召し合わせ框2に対してねじ止めしたときに固定される。錠装置1は、クレセント錠である。召し合わせ框2は框に対応する。
(【0011】以降は省略されています)

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