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公開番号2025178094
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2025012990
出願日2025-01-29
発明の名称表面材及び表面材付き基材
出願人積水化学工業株式会社
代理人弁理士法人大阪フロント特許事務所
主分類C08L 21/00 20060101AFI20251128BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】耐衝撃性を高めることができ、表面のボイドの発生を抑制することができる表面材を提供する。
【解決手段】本発明に係る表面材は、ガラス状成分を含む海部と、ゴム成分を含む島部とを有する海島構造を有する表面材であり、前記表面材の表面に対する水の接触角が、85.0°以上140.0°以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ガラス状成分を含む海部と、ゴム成分を含む島部とを有する海島構造を有する表面材であり、
前記表面材の表面に対する水の接触角が、85.0°以上140.0°以下である、表面材。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記表面材の材料が、アクリロニトリル/エチレンプロピレンゴム又はエチレンプロピレンジエンゴム/スチレン共重合樹脂、及びアクリロニトリル/スチレン/アクリルゴム共重合樹脂からなる群から選択される少なくとも1種の樹脂成分を含む、請求項1に記載の表面材。
【請求項3】
前記樹脂成分のメルトフローレートが、5cm

/10分以上50cm

/10分以下である、請求項2に記載の表面材。
【請求項4】
前記樹脂成分のシャルピー衝撃強さが、2kJ/m

以上50kJ/m

以下である、請求項2に記載の表面材。
【請求項5】
前記表面材の材料が、脂肪酸アマイド、及びシリコーン化合物からなる群から選択される少なくとも1種を含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の表面材。
【請求項6】
厚みが100μm以上500μm以下である、請求項1~4のいずれか1項に記載の表面材。
【請求項7】
基材と、請求項1~4のいずれか1項に記載の表面材とを備え、
前記表面材が、前記基材の表面上に配置されている、表面材付き基材。
【請求項8】
前記基材の材料が、熱可塑性樹脂を含む、請求項7に記載の表面材付き基材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表面材に関する。また、本発明は、基材と上記表面材とを備える表面材付き基材に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
熱可塑性樹脂は、耐久性、軽量性、及び成形加工性等に優れる。このため、熱可塑性樹脂は、建築分野、家電分野、及び輸送分野等の様々な分野で用いられている。
【0003】
例えば、熱可塑性樹脂は、建築物の外装材、並びに鉄道車両、航空機、船舶、及び自動車等の輸送機の外装材に用いられる。上記外装材としては、床材、壁材、天井材、外装化粧材、手摺り材、デッキ材、雨樋、窓枠、及び波板等が挙げられる。
【0004】
また、熱可塑性樹脂により形成された基材の表面を保護するために、上記基材の表面上に表面材が配置されることがある。上記表面材には、耐候性に優れることが求められる。上記表面材の材料として、熱可塑性樹脂が用いられることがある。
【0005】
下記の特許文献1には、基材と、ベース樹脂として耐候性に優れた着色樹脂を含む表面材(表層材)とを備える多層押出成形体が開示されている。上記表面材の表面は、サンディング処理されており、上記表面材の表面には、微細な凹凸が形成されている。上記表面材の表面は、艶消しされている。上記表面材のベース樹脂として、ポリメチルメタクリレート樹脂、アクリロニトリル/アクリルゴム/スチレン共重合樹脂、アクリロニトリル/エチレンプロピレンゴム/スチレン共重合樹脂、及びポリメチルメタクリレート樹脂/スチレン共重合樹脂からなる群から選ばれる樹脂が用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2009-6716号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載の表面材において、ゴム成分を含むベース樹脂を用いた場合には、表面材の耐衝撃性を高めることができる。一方で、ゴム成分を含まないベース樹脂を用いた場合には、表面材の耐衝撃性が低くなる。
【0008】
また、特許文献1に記載のような従来の表面材では、表面にボイドが発生することがある。特に、表面材に含まれるベース樹脂の種類によっては、表面のボイドがより一層発生しやすいという問題がある。表面にボイドが発生すると、表面材が白く見えることがある。
【0009】
本発明の目的は、耐衝撃性を高めることができ、表面のボイドの発生を抑制することができる表面材を提供することである。また、本発明の目的は、表面材の耐衝撃性を高めることができ、表面材における表面のボイドの発生を抑制することができる表面材付き基材を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本明細書において、以下の表面材及び表面材付き基材を開示する。
(【0011】以降は省略されています)

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