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公開番号2025170558
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-19
出願番号2024075229
出願日2024-05-07
発明の名称太陽電池設置構造
出願人積水化学工業株式会社
代理人弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類E04D 13/18 20180101AFI20251112BHJP(建築物)
要約【課題】主に、透過性のある屋根部に設置された太陽電池のメンテナンスや交換などを容易化し得るようにする。
【解決手段】
建物1の屋外2に設けられた、透過性のある屋根材3を有する屋根部4に、太陽電池5を設置する太陽電池設置構造に関する。
太陽電池5は、シート状の太陽電池11とされて、透過性のある屋根材3の裏面に設置される。
屋根部4は、屋根材3の下側に、屋根材3を固定する固定桟21を有し、シート状の太陽電池11は、固定桟21と屋根材3とで挟み込んで固定されても良い。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
建物の屋外に設けられた、透過性のある屋根材を有する屋根部に、太陽電池を設置する太陽電池設置構造であって、
前記太陽電池は、シート状の太陽電池とされて、透過性のある前記屋根材の裏面に設置されていることを特徴とする太陽電池設置構造。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
請求項１に記載の太陽電池設置構造であって、
前記屋根部は、前記屋根材の下側に、前記屋根材を固定する固定桟を有し、
シート状の前記太陽電池は、前記固定桟と前記屋根材とで挟み込んで固定されていることを特徴とする太陽電池設置構造。
【請求項３】
請求項２に記載の太陽電池設置構造であって、
前記屋根部は、前記固定桟を下側から支える支持桟を有し、
シート状の前記太陽電池は、前記支持桟の上部に取付けたスペーサと前記屋根材とで挟み込んで固定されていることを特徴とする太陽電池設置構造。
【請求項４】
請求項１ないし請求項３のいずれか１項に記載の太陽電池設置構造であって、
シート状の前記太陽電池は、前記屋根部に設けられた全ての前記屋根材に全面に亘って設置されていることを特徴とする太陽電池設置構造。
【請求項５】
請求項１ないし請求項３のいずれか１項に記載の太陽電池設置構造であって、
シート状の前記太陽電池は、前記屋根部に設けられた前記屋根材の一部に設置されていることを特徴とする太陽電池設置構造。
【請求項６】
請求項１ないし請求項３のいずれか１項に記載の太陽電池設置構造であって、
シート状の前記太陽電池は、電池本体の内部に複数のセルを有しており、
複数の前記セルは、前記電池本体の短辺方向または長辺方向に沿って並べられていることを特徴とする太陽電池設置構造。
【請求項７】
請求項１ないし請求項３のいずれか１項に記載の太陽電池設置構造であって、
シート状の前記太陽電池は、ジャンクションボックスおよび配線が、前記屋根部の辺の周辺に設置されていることを特徴とする太陽電池設置構造。
【請求項８】
請求項１ないし請求項３のいずれか１項に記載の太陽電池設置構造であって、
前記屋根部は、柱によって支持されており、
シート状の前記太陽電池から延びる配線は、前記柱に沿って設置されていることを特徴とする太陽電池設置構造。
【請求項９】
請求項１ないし請求項３のいずれか１項に記載の太陽電池設置構造であって、
シート状の前記太陽電池のパワーコンディショナーは、前記建物に設置されていることを特徴とする太陽電池設置構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
この発明は、太陽電池設置構造に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
太陽電池は、再生可能エネルギーの利用拡大によって設置数が増加する傾向にある（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００７－１５４５０９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
例えば、特許文献１に記載された太陽電池は、フィルム状とされて、カーポートなどの屋根部の上面に直接貼付けられている。そのため、屋根部の上面に貼付けられた太陽電池は、メンテナンスや交換が難しくなっていた。
【０００５】
そこで、本発明は、上記した問題点の改善に寄与することを主な目的としている。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題に対して、本発明は、
建物の屋外に設けられた、透過性のある屋根材を有する屋根部に、太陽電池を設置する太陽電池設置構造であって、
前記太陽電池は、シート状の太陽電池とされて、透過性のある前記屋根材の裏面に設置されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
本発明は、上記構成によって、透過性のある屋根部に設置された太陽電池のメンテナンスや交換などを容易化することなどができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施例にかかる太陽電池設置構造を備えた屋根部を上側から見た全体斜視図である。
図１の屋根部を下側から見た全体斜視図である。
図１の屋根部の固定桟部分の概略構造を示す部分拡大縦断面図である。
図３の固定桟部分の、より具体的な構造図である。
図１の屋根部の支持桟部分の概略構造を示す部分拡大縦断面図である。
図４の支持桟部分の、より具体的な構造図である。
他の実施例にかかる屋根部を上側から見た全体斜視図である。
別の実施例にかかる屋根部を上側から見た全体斜視図である。
更に別の実施例にかかる屋根部を上側から見た全体斜視図である。
シート状の太陽電池の構造図である。このうち、（ａ）は平面図、（ｂ）は断面図である。
シート状の太陽電池の別の構造を示す平面図である。
図２の屋根部の下部の拡大正面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本実施の形態は、図１～図１２を用いて詳細に説明される。
【実施例】
【００１０】
＜構成＞この実施例は、以下の構成を有している
図１（図２）に示すように、建物１の屋外２に設けられた、透過性のある屋根材３を有する屋根部４に、太陽電池５を設置する。
（【００１１】以降は省略されています）

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