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公開番号
2025177414
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024084232
出願日
2024-05-23
発明の名称
光ファイバケーブル
出願人
古河電気工業株式会社
代理人
個人
主分類
G02B
6/44 20060101AFI20251128BHJP(光学)
要約
【課題】 敷設作業性及び取り扱い性に優れた光ファイバケーブルを提供する。
【解決手段】 光ファイバケーブル1は、例えば、スロットを用いないスロットレス型ケーブルであり、コア3、テンションメンバ5、外被7等により構成される。コア3は、複数の光ファイバ心線からなる。コア3の周囲には複数のテンションメンバ5が設けられる。テンションメンバ5は、光ファイバケーブル1の張力を負担する。コア3の外周には、外被7が設けられ、コア3は外被7によって覆われる。光ファイバケーブル1の軸方向に垂直な断面において、外被7の外周面には、周方向に複数の凹部9がほぼ等間隔で形成される。凹部9は、光ファイバケーブル1の軸方向に対して間欠的に形成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の光ファイバ心線からなるコアと、
前記コアを覆う外被と、
張力を受け持つテンションメンバと、
を具備し、
前記外被の外周面には、周方向に複数の凹部又は凸部が形成され、前記凹部又は前記凸部が、光ファイバケーブルの軸方向に対して間欠的に形成されることを特徴とする光ファイバケーブル。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記外被の外周面には複数の前記凹部が形成され、前記外被を展開した際における前記外被の外表面積に対する、前記凹部の総表面積の割合が、35%以上75%以下であることを特徴とする請求項1記載の光ファイバケーブル。
【請求項3】
前記凹部の深さが0.2mmよりも大きく、前記凹部における前記外被の最小厚みが1.0mmよりも大きいことを特徴とする請求項2記載の光ファイバケーブル。
【請求項4】
光ファイバケーブルの軸方向に垂直な断面において、複数の前記凹部同士の間の周方向の間隔が、0.3mm以上であり、かつ、前記凹部以外の部位におけるケーブル直径の1/3以下であることを特徴とする請求項2記載の光ファイバケーブル。
【請求項5】
前記凹部は、光ファイバケーブルの軸方向に対して、直線上に断続的に配置され、前記凹部同士の間の光ファイバケーブルの軸方向の間隔が5mm以上30mm以下であることを特徴とする請求項2記載の光ファイバケーブル。
【請求項6】
光ファイバケーブルの軸方向に垂直な断面において、前記凹部は、周方向に略等間隔で配置されることを特徴とする請求項2記載の光ファイバケーブル。
【請求項7】
前記外被の外周面には、周方向に複数の前記凸部が形成され、前記外被を展開した際における前記外被の外表面積に対する、前記凸部の総表面積の割合が、25%以上65%以下であることを特徴とする請求項1記載の光ファイバケーブル。
【請求項8】
前記凸部の高さが0.1mmよりも大きいことを特徴とする請求項7記載の光ファイバケーブル。
【請求項9】
光ファイバケーブルの軸方向に垂直な断面において、複数の前記凸部同士の間の周方向の間隔が、0.1mm以上であり、かつ、前記凸部以外の部位におけるケーブル直径の1/4以下であることを特徴とする請求項7記載の光ファイバケーブル。
【請求項10】
前記凸部は、光ファイバケーブルの軸方向に対して、直線上に断続的に配置され、前記凸部同士の間の光ファイバケーブルの軸方向の間隔が5mm以上30mm以下であることを特徴とする請求項7記載の光ファイバケーブル。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の光ファイバ心線からなる光ファイバケーブルに関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
光ファイバケーブルを効率よくダクト等へ敷設するため、圧送用のいわゆるブローンケーブルの開発が進んでいる。このようなブローンケーブルは、推進部によってダクト等へ光ファイバケーブルを送り込みながら、ダクトへ圧縮空気を送ることで、ダクト内へ光ファイバケーブルを敷設するものである。
【0003】
このような光ファイバケーブルとしては、例えば、外被の外表面に複数の凸部を設けることによって、ダクト内面との接触面積を少なくして摩擦抵抗を小さくする方法が提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-018338号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来の光ファイバケーブルの凸部形状は、凹部と凸部との境界部(凸部の基部)に隅角部が形成される。
【0006】
図14は、従来の光ファイバケーブル100を示す図である。光ファイバケーブル100は、コア103とテンションメンバ105が外被107で覆われ、前述したように、外被107の外周に周方向に凸部111と凹部109が交互に形成される。すなわち、凸部111の間が凹部109となる。
【0007】
ここで、凸部111を除く凹部109は、略円形であり、凸部111は、この円形の外周部に突出するように形成される。このため、凸部111と凹部109との境界部(凸部111の基部)には、隅角部(図中X)が形成される。このような隅角部(凹方向と凸方向の異なる方向の曲線の交差部又は曲率の大きな変化部)には、光ファイバケーブルを曲げた際などに応力集中が生じやすい。このため、隅角部が長手方向に連続すると、光ファイバケーブルの破損の要因となる。
【0008】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、敷設作業性及び取り扱い性に優れた光ファイバケーブルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前述した目的を達するために本発明は、複数の光ファイバ心線からなるコアと、前記コアを覆う外被と、張力を受け持つテンションメンバと、を具備し、前記外被の外周面には、周方向に複数の凹部又は凸部が形成され、前記凹部又は前記凸部が、光ファイバケーブルの軸方向に対して間欠的に形成されることを特徴とする光ファイバケーブルである。
【0010】
前記外被の外周面には複数の前記凹部が形成され、前記外被を展開した際における前記外被の外表面積に対する、前記凹部の総表面積の割合が、35%以上75%以下であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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