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公開番号
2025177036
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024083523
出願日
2024-05-22
発明の名称
ロボットシステム
出願人
川崎重工業株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
H01L
21/677 20060101AFI20251128BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】搬送される基板に関する情報を取得するロボットシステムを提供する。
【解決手段】基板搬送システム1において、ロボットシステム6は、基板9を保持するハンド3とベース21に対して昇降可能なアーム22とを含むマニピュレータ200を有し、基板を搬送する水平多関節型ロボット2と、ハンドに固定され、かつ、ハンドに保持されている基板全体を撮影するカメラ5と、を備える。カメラ5による撮影により、基板の色、温度、温度分布、濡れなどの異常を検知する。これにより、処理異常の迅速な発見、温度検知による無駄な待ち時間の排除、濡れによる搬送エラー防止などが可能になる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基板を保持するハンドを有しかつ前記基板を搬送する水平多関節型ロボットと、
前記ハンドに固定されかつ前記ハンドに保持されている前記基板を撮影するカメラと、
を備える、ロボットシステム。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のロボットシステムにおいて、
前記カメラは、前記基板の表面を撮影する、ロボットシステム。
【請求項3】
請求項2に記載のロボットシステムにおいて、
前記カメラは、前記基板の表面の全体を撮影する画角を有する、ロボットシステム。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載のロボットシステムにおいて、
前記カメラは、前記水平多関節型ロボットが前記基板を搬送している最中に、前記基板を撮影する、ロボットシステム。
【請求項5】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載のロボットシステムにおいて、
前記カメラは、前記水平多関節型ロボットが前記基板の搬送を停止している間に、前記基板を撮影する、ロボットシステム。
【請求項6】
請求項5に記載のロボットシステムにおいて、
前記カメラは、前記水平多関節型ロボットが前記基板をフープから取り出したタイミングで、前記基板を撮影する、ロボットシステム。
【請求項7】
請求項5に記載のロボットシステムにおいて、
前記カメラは、前記水平多関節型ロボットが前記基板をアライナにセットするタイミングで、前記基板を撮影する、ロボットシステム。
【請求項8】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載のロボットシステムにおいて、
前記カメラの撮影データに基づいて、前記基板の色が検出される、ロボットシステム。
【請求項9】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載のロボットシステムにおいて、
前記カメラの撮影データに基づいて、前記基板の温度が検出される、ロボットシステム。
【請求項10】
請求項9に記載のロボットシステムにおいて、
前記カメラの撮影データに基づいて、前記基板の表面の温度分布が検出される、ロボットシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
ここに開示する技術は、ロボットシステムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、従来のロボットシステムが記載されている。ロボットシステムは、水平多関節型のロボットを備える。ロボットのハンドは、基板を保持する。ロボットは、ハンドが保持している基板を搬送する。
【0003】
ロボットシステムは、カメラを有する。カメラは、ハンドに固定される。カメラは、基板を保持していない状態において、ハンドを撮影する。コンピュータを含む診断装置は、カメラによって撮影された画像に基づいて、ハンドに変形が生じていることを判断する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6718352号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
基板に関する情報は、ロボットを含む基板の搬送システムに利用できる。しかし、従来のシステムは、基板に関する情報を取得できない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ここに開示する技術は、ロボットシステムに係る。ロボットシステムは、
基板を保持するハンドを有しかつ前記基板を搬送する水平多関節型ロボットと、
前記ハンドに固定されかつ前記ハンドに保持されている前記基板を撮影するカメラと、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
前記のロボットシステムは、カメラが基板の画像を撮影するから、基板に関する情報を取得できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、基板の搬送システムを示す。
図2は、基板の搬送システムのブロック図である。
図3は、ロボットのハンドを示す。
図4は、カメラによって撮影された基板の画像である。
図5は、カメラによって撮影された基板の画像である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、ロボットシステムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。ここで説明するロボットシステムは例示である。
【0010】
(基板搬送システム)
図1は、基板搬送システム1の平面図である。図2は、基板搬送システム1のブロック図である。基板搬送システム1は、基板9を搬送する。基板9は、半導体ウェハ又はガラス基板である。基板搬送システム1は、例えばEFEM(Equipment Front End Module)である。基板搬送システム1は、例えばソータ(Sorter)である。基板搬送システム1は、例えばストッカ(Stocker)である。ロボットシステム6は、基板搬送システム1に組み込まれる。
(【0011】以降は省略されています)
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