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公開番号
2025163545
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-29
出願番号
2024066922
出願日
2024-04-17
発明の名称
水中構造体
出願人
川崎重工業株式会社
代理人
弁理士法人有古特許事務所
主分類
B63J
2/12 20060101AFI20251022BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約
【課題】
内部を効率よく冷却可能な水中構造体を提供する。
【解決手段】
本開示の一態様に係る水中構造体は、室温が第1温度範囲となるように冷却される第1区画室と、空調機が設置され、室温が前記第1温度範囲よりも低い第2温度範囲となるように冷却される第2区画室と、を備え、前記第1区画室の外郭を形成する第1外郭の外面が屋外の水にさらされており、前記第1外郭を介して前記第1区画室が前記屋外の水によって冷却されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
室温が第1温度範囲となるように冷却される第1区画室と、
空調機が設置され、室温が前記第1温度範囲よりも低い第2温度範囲となるように冷却される第2区画室と、を備え、
前記第1区画室の外郭を形成する第1外郭の外面が屋外の水にさらされており、前記第1外郭を介して前記第1区画室が前記屋外の水によって冷却されている、水中構造体。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記第2区画室の外郭を形成する第2外郭のうち、前記第1区画室と前記第2区画室の境界に位置する部分は断熱可能に形成されている、請求項1に記載の水中構造体。
【請求項3】
前記第1外郭の外面のうち前記屋外の水と接触する部分の面積は、前記第2区画室の外郭を形成する第2外郭の外面のうち前記屋外の水と接触する部分の面積よりも大きい、請求項1に記載の水中構造体。
【請求項4】
前記第2区画室は前記第1区画室に囲まれている、請求項1に記載の水中構造体。
【請求項5】
空調機が設置され、室温が前記第1温度範囲よりも低い第3温度範囲となるように冷却される第3区画室を備え、
前記第3区画室は前記第2区画室に囲まれている、請求項1に記載の水中構造体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、水中構造体に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
下記の特許文献1には、水中ビークルの発熱体を冷却する水中ビークル用冷却システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-164054号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
水中ビークルや水中建築物などの水中構造体の内部は、換気が容易ではないため、発熱量の大きい設備や機器が設置されると熱が溜まりやすい。一方、水中構造体の内部は、電子機器など熱に弱い機器が設置される場合や、利用者が長時間滞在する場合もあるため、ある程度低い温度にまで冷却する必要がある。したがって、水中構造体の内部を適切な温度に維持するには、大きなエネルギが必要となる。そこで、本開示は、内部を効率よく冷却可能な水中構造体を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様に係る水中構造体は、室温が第1温度範囲となるように冷却される第1区画室と、空調機が設置され、室温が前記第1温度範囲よりも低い第2温度範囲となるように冷却される第2区画室と、を備え、前記第1区画室の外郭を形成する第1外郭の外面が屋外の水にさらされており、前記第1外郭を介して前記第1区画室が前記屋外の水によって冷却されている。
【発明の効果】
【0006】
上記の水中構造体によれば、内部を効率よく冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態に係る水中構造体の概略図である。
図2は、第1実施形態の第1変形例に係る水中構造体の概略図である。
図3は、第1実施形態の第2変形例に係る水中構造体の概略図である。
図4は、第2実施形態に係る水中構造体の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1実施形態)
以下、実施形態について説明する。はじめに第1実施形態に係る水中構造体100について説明する。図1は、第1実施形態に係る水中構造体100の概略図である。水中構造体100は、全部又は一部が水中に位置する構造体である。つまり、水中構造体100の全部又は一部の周囲は水101で満たされており、水中構造体100の全部又は一部の外面は水101にさらされている。
【0009】
水中構造体100は、例えば、水中に建設された水中建築物や水中を航行する水中ビークルである。水中構造体100の周囲を満たす水101は、海水であってもよく淡水であってもよい。なお、本開示では、水中構造体100の周囲を満たす水101を「屋外の水」と称する。
【0010】
図1に示すように、本実施形態に係る水中構造体100は、第1区画室10と、第2区画室20と、を備えている。以下、第1区画室10及び第2区画室20について順に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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