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公開番号2025176528
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-04
出願番号2024082744
出願日2024-05-21
発明の名称情報処理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G01C 21/36 20060101AFI20251127BHJP(測定;試験)
要約【課題】本開示の目的の一つは、ユーザが利用する可能性の低い移動体における空調の実施を抑制することである。
【解決手段】情報処理装置は、制御部を備える。制御部は、対象移動体における空調の実行を予約する予約空調の第1スケジュールを取得すること、及びユーザの第2スケジュールを取得すること、を実行する。制御部は、該第1スケジュールが、該第2スケジュールと重複するか否かを判定すること、及び該第1スケジュールが、該第2スケジュールと重複すると判定される場合、該第1スケジュールによる予約空調の実行を停止すること、を実行する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
制御部を備える情報処理装置であって、
前記制御部は、
対象移動体における空調の実行を予約する予約空調の第1スケジュールを取得すること、
ユーザの第2スケジュールを取得すること、
前記第1スケジュールが、前記第2スケジュールと重複するか否かを判定すること、及び
前記第1スケジュールが、前記第2スケジュールと重複すると判定される場合、前記第1スケジュールによる前記予約空調の実行を停止すること、
を実行するように構成される、
情報処理装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記第1スケジュールは、第1開始時刻及び第1終了時刻を含み、
前記第2スケジュールは、他の移動体の利用スケジュール、宿泊施設の利用スケジュール、及び所定のイベントの参加スケジュールのうち少なくともいずれかの第2開始時刻及び第2終了時刻を含み、
前記第1スケジュールが、前記第2スケジュールと重複するか否かを判定することは、前記第1開始時刻から前記第1終了時刻までの第1期間が、前記第2開始時刻から前記第2終了時刻までの第2期間と重複するか否かを判定することにより構成される、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記予約空調の実行を停止した後に、前記第1スケジュールと重複する第2スケジュールが終了したことに応じて、前記第1スケジュールによる予約空調を実行すること、
をさらに実行するように構成される、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第1スケジュールは、第1終了時刻を含み、
前記第2スケジュールは、第2終了時刻を含み、
前記第1スケジュールと重複する第2スケジュールが終了したことに応じて、前記第1スケジュールによる予約空調を実行することは、前記第1スケジュールと重複する前記第2スケジュールの前記第2終了時刻が経過した後、前記第2スケジュールと重複する前記第1スケジュールの前記第1終了時刻までの間、前記第1スケジュールによる予約空調を実行することにより構成される、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記予約空調の実行を停止することは、前記第1スケジュールが前記第2スケジュールと重複することにより前記予約空調の実行を停止する旨を前記ユーザへ事前に通知した後に、前記予約空調の実行の停止を了承する旨の応答を前記ユーザから受け付けた場合に、前記第1スケジュールによる予約空調の実行を停止することにより構成される、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の動力源が始動される度に記録した始動開始時間に基づいて履歴情報を生成し、履歴情報に基づいて未来の始動開始時間を予測して空調装置を制御する制御スケジュールを生成し、生成された制御スケジュールに基づいて空調装置を制御する空調制御装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-214034号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的の一つは、ユーザが利用する可能性の低い移動体における空調の実施を抑制するための技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の情報処理装置は、制御部を備える。制御部は、対象移動体における空調の実行を予約する第1スケジュールを取得すること、及びユーザの第2スケジュールを取得すること、を実行するように構成される。前記制御部は、前記第1スケジュールが、前記第2スケジュールと重複するか否かを判定すること、及び前記第1スケジュールが、前記第2スケジュールと重複すると判定される場合、前記第1スケジュールによる前記予約空調の実行を停止すること、を実行するように構成される。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、ユーザが利用する可能性の低い移動体における空調の実施を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本開示が適用される場面の一例を模式的に示す。
図2は、車両及びユーザ端末の構成例を示す図である。
図3は、サーバ及び情報サーバの構成例を示す図である。
図4は、実施形態に係る情報処理の流れの例を示すシーケンス図である。
図5は、サーバによる情報処理の例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
従来、端末の操作及び事前予約をしなくてもリモート空調を実施することができる空調制御装置が提案されている。特許文献1の空調制御装置は、車両の動力源が始動される度に記録した始動開始時間に基づいて履歴情報を生成し、履歴情報に基づいて未来の始動開始時間を予測して空調装置を制御する制御スケジュールを生成し、生成された制御スケジュールに基づいて空調装置を制御する。該空調制御装置によれば、端末の操作及び事前予約をしなくてもリモート空調を実施することができる。しかしながら、本件発明者は、これらの従来の方法には、次のような問題点があることを見出した。例えば、特許文献1に記載された空調制御装置では、予め生成された予約スケジュールに従って、空調を実施すると、ユーザが車両を利用しない場合でも、該車両における空調が実施される可能性があ
る。そのため、ユーザが該車両を利用する可能性の低い場面で、リモート空調の実施を抑制することが求められ得る。
【0009】
これに対して、本開示の実施形態に係る情報処理装置は、制御部を備える。制御部は、空調装置を用いた予約空調の実行の対象となる移動体(以下、対象移動体と称する)における空調の実行を予約する予約空調のスケジュール(以下、予約空調スケジュール、又は第1スケジュールと称する)を取得すること、及びユーザのスケジュール(以下、ユーザスケジュール、又は第2スケジュールと称する)を取得することを実行する。ユーザスケジュールは、対象移動体の利用と無関係なスケジュールである。
【0010】
制御部は、予約空調スケジュールが、ユーザスケジュールと重複するか否かを判定すること、及び予約空調スケジュールが、ユーザスケジュールと重複すると判定される場合、予約空調の実行を停止すること、を実行する。本開示によれば、ユーザが利用する可能性の低い移動体における空調の実施を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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