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公開番号
2025169895
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-14
出願番号
2025069327
出願日
2025-04-21
発明の名称
粉体状組成物、皮膜、積層体、塗装物品および成形方法
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人タス・マイスター
主分類
C08L
27/12 20060101AFI20251107BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】回転成形によるフッ素樹脂塗膜の加工に際して使用されるプライマーであって、回転成形によって塗膜を加工することができるようなプライマーを提供する。
【解決手段】平均粒径が100~1000μmである溶融性フッ素樹脂粉末とバインダー樹脂粉末を含む粉体状組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
平均粒径が100~1000μmである溶融性フッ素樹脂粉末とバインダー樹脂粉末を含むことを特徴とする粉体状組成物。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
溶融性フッ素樹脂粉末とバインダー樹脂粉末を含む粉体状組物であって、
粉体状組成物全体の平均粒径が100~1000μmであることを特徴とする粉体状組成物。
【請求項3】
溶融性フッ素樹脂はパーフルオロポリマーである、請求項1又は2に記載の粉体状組成物。
【請求項4】
溶融性フッ素樹脂は、テトラフルオロエチレン/パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)共重合体である請求項1又は2に記載の粉体状組成物。
【請求項5】
溶融性フッ素樹脂は、非パーフルオロポリマーである、請求項1又は2に記載の粉体状組成物。
【請求項6】
溶融性フッ素樹脂は、エチレン/テトラフルオロエチレン共重合体である請求項1又は2に記載の粉体状組成物。
【請求項7】
バインダー樹脂は、ポリアミドイミド、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルサルフォン、芳香族ポリエーテルケトン類及びポリエーテルイミドからなる群より選択される少なくとも1種類を含む請求項1又は2に記載の粉体状組成物。
【請求項8】
バインダー樹脂粉末は、平均粒径が100~3000μmである請求項1又は2に記載の粉体状組成物。
【請求項9】
溶融性フッ素樹脂粉末とバインダー樹脂粉末との質量比は50:50~95:5である請求項1又は2に記載の粉体状組成物。
【請求項10】
溶融性フッ素樹脂粉末の平均粒径は、200~600μmであり、
溶融性フッ素樹脂のメルトフローレートは、10~30g/10分であり、
溶融性フッ素樹脂は、テトラフルオロエチレン/パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)共重合体、又はエチレン/テトラフルオロエチレン共重合体であり、
バインダー樹脂粉末の平均粒径は、100~3000μmであり、
バインダー樹脂は、ポリアミドイミド、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルサルフォン、芳香族ポリエーテルケトン、及びポリエーテルイミドからなる群より選択される少なくとも1種類を含み、
溶融性フッ素樹脂粉末の含有量は、溶融性フッ素樹脂粉末及びバインダー樹脂粉末の合計量に対して、50~90質量%であり、
溶融性フッ素樹脂粉末及びバインダー樹脂粉末の合計含有量は、粉体状組成物の全量に対して、98~100質量%である請求項1又は2に記載の粉体状組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、粉体状組成物、皮膜、積層体、塗装物品および成形方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
回転成形によってフッ素系樹脂を含有する粉体状組成物を加工する方法が知られている(特許文献1~4)。このような方法において基材と塗膜との密着性を改善するためには、プライマーの加工を行うことが必要とされている。このようなプライマーの加工は、液状のプライマー組成物を使用することが多い(特許文献1~3)。さらに、粉体状のプライマーを使用することも公知であるが、このような粉体状のプライマーの加工は、静電塗装によって行われることが一般的であった(特許文献4)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-43283
特開2005-335185
特開2008-45140
特開2022-137848
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、回転成形によるフッ素樹脂塗膜の加工に際して使用されるプライマーであって、回転成形によって塗膜を加工することができるようなプライマーを提供すること目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、平均粒径が100~1000μmである溶融性フッ素樹脂粉末とバインダー樹脂粉末を含むことを特徴とする粉体状組成物である。
本開示は、溶融性フッ素樹脂粉末とバインダー樹脂粉末を含む粉体状組物であって、粉体状組成物全体の平均粒径が100~1000μmであることを特徴とする粉体状組成物でもある。
【0006】
上記溶融性フッ素樹脂はパーフルオロポリマーであってもよい。
上記溶融性フッ素樹脂は、テトラフルオロエチレン/パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)共重合体であってもよい。
上記溶融性フッ素樹脂は、非パーフルオロポリマーであってもよい。
上記溶融性フッ素樹脂は、エチレン/テトラフルオロエチレン共重合体であってもよい。
【0007】
上記バインダー樹脂は、ポリアミドイミド、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルサルフォン、芳香族ポリエーテルケトン類及びポリエーテルイミドからなる群より選択される少なくとも1種類を含むことが好ましい。
上記バインダー樹脂粉末は、平均粒径が100~3000μmであることが好ましい。
上記溶融性フッ素樹脂粉末と上記バインダー樹脂粉末との質量比は50:50~95:5であることが好ましい。
上記溶融性フッ素樹脂粉末の平均粒径は、200~600μmであり、溶融性フッ素樹脂のメルトフローレートは、10~30g/10分であり、溶融性フッ素樹脂は、テトラフルオロエチレン/パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)共重合体、又はエチレン/テトラフルオロエチレン共重合体であり、上記バインダー樹脂粉末の平均粒径は、100~3000μmであり、バインダー樹脂は、ポリアミドイミド、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルサルフォン、芳香族ポリエーテルケトン樹脂、及びポリエーテルイミドからなる群より選択される少なくとも1種類を含み、溶融性フッ素樹脂粉末の含有量は、溶融性フッ素樹脂粉末及びバインダー樹脂粉末の合計量に対して、50~90質量%であり、溶融性フッ素樹脂粉末及びバインダー樹脂粉末の合計含有量は、粉体状組成物の全量に対して、98~100質量%であることが好ましい。
【0008】
上記粉体状組成物は、プライマー組成物であることが好ましい。
本開示は、上記粉体状組成物から形成される皮膜でもある。
本開示は、上記皮膜の上に、溶融性フッ素樹脂を含む皮膜が設けられた積層体でもある。
本開示は、金属基材上に上記積層体が設けられた塗装物品でもある。
【0009】
本開示は、上記粉体状組成物を回転成形で加工する工程(1)、及び工程(1)によって形成された皮膜上に、溶融性フッ素樹脂を含む粉体状組成物であるトップコートを回転成形で加工する工程(2)を有することを特徴とする成形方法でもある。
【発明の効果】
【0010】
本開示の組成物は、回転成形によって加工できる粉体状組成物であって、これによってフッ素樹脂粉体塗料のプライマーとして使用することができ、さらに優れた密着性を有するものである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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