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公開番号2025167285
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2024071761
出願日2024-04-25
発明の名称ボード、ボードの製造方法、及びテーブル
出願人株式会社イトーキ,株式会社エスウッド
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B27N 3/00 20060101AFI20251030BHJP(木材または類似の材料の加工または保存;釘打ち機またはステープル打ち機一般)
要約【課題】コーヒー滓の再利用用途の拡大に資するボードを提供する。
【解決手段】ボード(1)は、第1の木材チップ(12)により構成される木材チップ層(10)と、木材チップ層(10)に積層し、少なくともコーヒー滓(21)により構成されるコーヒー滓層(20)と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1の木材チップにより構成される木材チップ層と、
前記木材チップ層に積層し、少なくともコーヒー滓により構成されるコーヒー滓層と、を含むボード。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記コーヒー滓層は、第2の木材チップを含む、請求項1に記載のボード。
【請求項3】
前記第2の木材チップは、前記第1の木材チップよりも粒度が細かい、請求項2に記載のボード。
【請求項4】
前記コーヒー滓層の表面を保護する表面保護層を有する、請求項1または2に記載のボード。
【請求項5】
前記木材チップ層を基準として前記コーヒー滓層側を表面としたときに、前記木材チップ層の裏面に板状部材が積層されている、請求項1または2に記載のボード。
【請求項6】
第1の木材チップにより構成される木材チップ層を形成する工程と、
前記木材チップ層上に、少なくともコーヒー滓により構成されるコーヒー滓層を積層する工程と、
前記木材チップ層と前記コーヒー滓層とをプレス処理する工程と、を含むボードの製造方法。
【請求項7】
前記コーヒー滓層は、前記コーヒー滓、第2の木材チップ、及び接着剤を混合し、細粒化した混合物からなる、請求項6に記載のボードの製造方法。
【請求項8】
前記第1の木材チップ及び前記第2の木材チップの少なくとも一方は、間伐材をチップ化したものである、請求項7に記載のボードの製造方法。
【請求項9】
請求項1または2に記載のボードを天板として使用するテーブル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ボード、ボードの製造方法、及びテーブルに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)では目標12に掲げる「つくる責任つかう責任」の中の目標として廃棄物の管理又は削減といった内容が盛り込まれている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
コーヒーについては、世界三大嗜好品の1つとされるほど多くの人に愛飲されており、コーヒーを淹れた後のコーヒー滓を有効に再利用していくことについては、上述のSDGsへの貢献を初めとして大きな社会的意義がある。
【0004】
本開示は、コーヒー滓の再利用用途の拡大に資する、ボード、ボードの製造方法、及びテーブルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記の課題を解決するために、本開示の一態様に係るボードは、第1の木材チップにより構成される木材チップ層と、前記木材チップ層に積層し、少なくともコーヒー滓により構成されるコーヒー滓層と、を含む。
【0006】
前記の課題を解決するために、本開示の一態様に係るボードの製造方法は、第1の木材チップにより構成される木材チップ層を形成する工程と、前記木材チップ層上に、少なくともコーヒー滓により構成されるコーヒー滓層を積層する工程と、前記木材チップ層と前記コーヒー滓層とをプレス処理する工程と、を含む。
【発明の効果】
【0007】
コーヒー滓の再利用用途の拡大に資する、ボード、ボードの製造方法、及びテーブルを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示に係るボードの斜視図である。
本開示に係る他のボードの斜視図である。
本開示に係る他のホードの断面図である。
本開示に係る他のボードの断面図である。
本開示に係るテーブルの断面図である。
本開示に係るボードの製造方法を示すフローチャートである。
本開示に係るボードの写真である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の一実施形態について、図1等を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
〔コーヒー滓〕
コーヒー滓は、コーヒーを淹れた後に残る、湿った状態のコーヒーグラウンド及びカフェインを含む残りカスのことをいう。コーヒー滓は、コーヒー抽出プロセスの副産物である。通常、コーヒー滓はそのまま廃棄されることから、コーヒー滓を有効に再利用することができれば、廃棄物(コーヒー滓)の管理又は削減に貢献できる。コーヒー滓は、従来から一部再利用されている。しかし、その用途は、堆肥、又は、消臭剤・脱臭剤など、コーヒー滓をそのまま使用するものであった。
(【0011】以降は省略されています)

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