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公開番号2025159027
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-17
出願番号2025131285,2025518855
出願日2025-08-06,2024-12-19
発明の名称介護用ベッド
出願人株式会社イトーキ
代理人個人,個人
主分類A61G 7/02 20060101AFI20251009BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】排泄処理にかかる身体的又は心理的な負担を下げることが可能な介護用装置を提供できるようにすることを目的とする。
【解決手段】介護用ベッドは、ベッドと、前記ベッドの姿勢を、寝た姿勢にある被介護者を支持する第1の姿勢と、前記ベッド上の前記被介護者の排泄処理をするための第2の姿勢とに変更する姿勢変更装置と、を備える。前記姿勢変更装置は、前記ベッドの下に空間をあけるように設けられて、前記空間は、前記第2の姿勢において前記被介護者の排泄処理をするためのロボットが移動可能な大きさを有する。
【選択図】図50
特許請求の範囲【請求項1】
ベッドと、
前記ベッドの姿勢を、寝た姿勢にある被介護者を支持する第1の姿勢と、前記ベッド上の前記被介護者の排泄処理をするための第2の姿勢とに変更する姿勢変更装置と、
を備え、
前記姿勢変更装置は、前記ベッドの下に空間をあけるように設けられて、
前記空間は、前記第2の姿勢において前記被介護者の排泄処理をするためのロボットが移動可能な大きさを有する、介護用ベッド。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
請求項1に記載の介護用ベッドであって、
前記姿勢変更装置は、前記ベッドの背もたれの傾きを調整する、介護用ベッド。
【請求項3】
請求項2に記載の介護用ベッドであって、
前記姿勢変更装置は、前記ベッドの高さを調整する、介護用ベッド。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の介護用ベッドであって、
前記第2の姿勢は、前記被介護者の上体を起こし、かつ、前記被介護者の膝を曲げる姿勢である、介護用ベッド。
【請求項5】
請求項4に記載の介護用ベッドであって、
前記姿勢変更装置は、前記ベッドのうち前記被介護者の臀部を支持する部分を前記被介護者の前記臀部に対して進退させ、
前記第2の姿勢は、前記被介護者の前記臀部の下を開放する姿勢である、介護用ベッド。
【請求項6】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の介護用ベッドであって、
前記空間は、前記ロボットが、第1位置と、前記第1位置よりも前記被介護者の足側の第2位置との間で往復移動可能な大きさを有する、介護用ベッド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この開示は、介護用ベッドに関する。
続きを表示(約 3,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、大部屋を準個室化するための収納・仕切り兼備式家具装置及び医療・介護施設を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-319186号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
介護行動の一つに排泄処理がある。排泄処理は、介護者及び被介護者にとって、重労働かつデリケートな介護である。排泄処理にかかる身体的又は心理的な負担を下げることが望まれている。
【0005】
そこで本開示は、排泄処理にかかる身体的又は心理的な負担を下げることが可能な介護用装置を提供できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、介護用ベッドは、ベッドと、前記ベッドの姿勢を、寝た姿勢にある被介護者を支持する第1の姿勢と、前記ベッド上の前記被介護者の排泄処理をするための第2の姿勢とに変更する姿勢変更装置と、を備え、前記姿勢変更装置は、前記ベッドの下に空間をあけるように設けられて、前記空間は、前記第2の姿勢において前記被介護者の排泄処理をするためのロボットが移動可能な大きさを有する。
【発明の効果】
【0007】
この介護用ベッドによると、被介護者は、ベッド上にいたまま、ロボットによる排泄処理を受けることができる。このため、排泄処理にかかる身体的又は心理的な負担を下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかる介護用装置を示す斜視図である。
図2は実施形態1にかかる介護用装置を示す平面図である。
図3は実施形態1にかかる介護用装置を示す正面図である。
図4は実施形態1にかかる介護用装置を示す側面図である。
図5は図2のV-V線に沿った断面図である。
図6は支持部を説明する図である。
図7は防水部を説明する図である。
図8は介護用装置を用いて排泄処理を行っている様子を示す図である。
図9は介護用装置を用いて排泄処理を行っている様子を示す図である。
図10は介護用装置を用いて排泄処理を行っている様子を示す図である。
図11は介護用装置の第1変形例を示す図である。
図12は介護用装置の第2変形例を示す図である。
図13は介護用装置の第3変形例を示す図である。
図14は介護用装置の第3変形例を示す図である。
図15は介護用装置の第4変形例を示す図である。
図16は介護用装置の第5変形例を示す図である。
図17は介護用装置の第6変形例を示す図である。
図18は介護用装置の第6変形例を示す図である。
図19は実施形態2にかかる介護用装置の内部構成を示す概略側面図である。
図20は実施形態2にかかる介護用装置の内部構成を示す概略平面図である。
図21は実施形態2にかかる介護用装置のシンク下の構成を示す概略平面図である。
図22は実施形態2にかかる介護用装置のロボットハンドを示す概略斜視図である。
図23は実施形態2にかかる介護用装置を示す概略断面図である。
図24は実施形態2にかかる介護用装置を示す概略断面図である。
図25は介護用装置において前処理工程を行っている様子を示す図である。
図26は介護用装置において前処理工程を行っている様子を示す図である。
図27は介護用装置を用いて前処理工程を行っている様子を示す図である。
図28は介護用装置を用いて前処理工程を行っている様子を示す図である。
図29は介護用装置を用いて前処理工程を行っている様子を示す図である。
図30は介護用装置を用いて前処理工程を行っている様子を示す図である。
図31は介護用装置を用いてオムツ交換処理を行っている様子を示す図である。
図32はオムツ及びカートリッジを示す平面図である。
図33はロボットハンドがオムツを取り付けている様子を示す図である。
図34はロボットハンドがオムツを取り付けている様子を示す図である。
図35はロボットハンドがオムツを取り付けている様子を示す図である。
図36はロボットハンドがオムツを取り付けている様子を示す図である。
図37は下肢用エアクッションの変形例を示す図である。
図38は下水タンクの変形例を示す図である。
図39は変形例にかかるカートリッジを示す図である。
図40はカートリッジの動作例を示す図である。
図41はカートリッジの動作例を示す図である。
図42はカートリッジを用いたオムツ装着の動作例を示す図である。
図43はカートリッジを用いたオムツ装着の動作例を示す図である。
図44はカートリッジを用いたオムツ装着の動作例を示す図である。
図45は実施形態3に係る介護用装置を示す概略斜視図である。
図46は座位モードの介護用装置を示す概略斜視図である。
図47は臥位モードの介護用装置を示す概略斜視図である。
図48は介護用装置の変形例を示す概略斜視図である。
図49は立壁部を示す平面図である。
図50は介護用装置の内部構成を示す概略側面図である。
図51は装着ユニットを示す概略平面図である。
図52は介護用装置を用いてオムツ交換処理を行っている様子を示す図である。
図53は介護用装置を用いてオムツ交換処理を行っている様子を示す図である。
図54は介護用装置を用いてオムツ交換処理を行っている様子を示す図である。
図55は介護用装置を用いてオムツ交換処理を行っている様子を示す図である。
図56は介護用装置を用いてオムツ交換処理を行っている様子を示す図である。
図57は介護用装置を用いてオムツ交換処理を行っている様子を示す図である。
図58は介護用装置を用いてオムツ交換処理を行っている様子を示す図である。
図59は介護用装置を用いてオムツ交換処理を行っている様子を示す図である。
図60は介護用装置を用いてオムツ交換処理を行っている様子を示す図であ る。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態1]
以下、実施形態1に係る介護用装置について説明する。図1は実施形態1にかかる介護用装置10を示す斜視図である。図2は実施形態1にかかる介護用装置10を示す平面図である。図3は実施形態1にかかる介護用装置10を示す正面図である。図4は実施形態1にかかる介護用装置10を示す側面図である。図5は図2のV-V線に沿った断面図である。図6は支持部20を説明する図である。図7は防水部38を説明する図である。
【0010】
介護用装置10は、被介護者CRの排泄処理を行うための装置である。排泄処理は、例えば、被介護者CRに装着されたオムツDの取り外しと、被介護者CRへの新しいオムツDの取り付けとのうち少なくとも一方を含む。排泄処理は、必要に応じて、被介護者CRの陰部を含む臀部CB周りの洗浄などを含みうる。なお、以下では、オムツDに関して区別が必要な場合、被介護者CRに装着された状態で交換対象のものをオムツD1と呼び、当該オムツD1が被介護者CRから取り外されて廃棄対象となったものをオムツD2と呼び、被介護者CRに新たに取り付けられるものをオムツD3と呼ぶことがある。オムツDは、テープタイプであってもよいし、パンツタイプであってもよいし、新たなシート状の巻き付けタイプであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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