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公開番号
2025166016
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-05
出願番号
2025127896,2024060574
出願日
2025-07-31,2019-11-08
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法、情報処理システム及びプログラム
出願人
ソニーグループ株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G01N
21/64 20060101AFI20251028BHJP(測定;試験)
要約
【課題】測定データを次元圧縮したデータを用いてクラスタリングを行うことが可能であり、かつクラスタリング結果に対して測定データに遡った検証も可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】細胞からの光をセンシングした結果である第1のデータと、前記第1のデータを複数の蛍光に分離した結果である第2のデータとを対応付けて保持する情報保持部205と、前記第2のデータに基づいて、前記細胞を複数のクラスタにクラスタリングするクラスタリング部と、前記クラスタリング部207によるクラスタリング結果を出力する出力部209と、を備え、前記出力部は、前記複数のクラスタのうちからユーザが選択したクラスタに含まれる前記細胞の前記第1のデータ又は前記第2のデータの少なくともいずれか1つ以上をさらに出力する、情報処理装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
細胞からの光をセンシングした結果である第1のデータと、前記第1のデータを複数の蛍光に分離した結果である第2のデータとを対応付けて保持する情報保持部と、
前記第2のデータに基づいて、前記細胞を複数のクラスタにクラスタリングするクラスタリング部と、
前記クラスタリング部によるクラスタリング結果を出力する出力部と、
を備え、
前記出力部は、前記複数のクラスタのうちからユーザが選択したクラスタに含まれる前記細胞の前記第1のデータ又は前記第2のデータの少なくともいずれか1つ以上をさらに出力する、情報処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1のデータの次元数は、前記第2のデータの次元数よりも多い、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第1のデータは、前記細胞からの光の分光スペクトルデータである、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第2のデータは、前記複数の蛍光のうちから選択された蛍光の組み合わせにて出力される、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記クラスタリング結果は、画像表示にて出力される、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記情報保持部にて前記第1のデータ及び前記第2のデータを保持された第1サンプル及び第2サンプルを互いに比較するサンプル比較部をさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記サンプル比較部は、前記第1サンプルの細胞を複数のクラスタにクラスタリングし、前記第2サンプルの細胞を、前記第1サンプルのクラスタリング結果に基づく前記複数のクラスタにマッピングする、請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記サンプル比較部は、前記第1サンプルのクラスタリング結果と、前記第2サンプルのマッピング結果とを比較することで、前記第1サンプル及び前記第2サンプルの間の変化量が閾値以上となるクラスタを特定し、
前記出力部は、特定された前記クラスタに含まれる前記細胞の前記第1のデータ又は前記第2のデータの少なくともいずれか1つ以上をさらに出力する、請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記サンプル比較部は、前記第1サンプルのクラスタリング結果に基づく複数のクラスタに前記第2サンプルをマッピングする第1のクラスタリングと、前記第2サンプルのクラスタリング結果に基づく複数のクラスタに前記第1サンプルをマッピングする第2のクラスタリングとをそれぞれ行う、請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記サンプル比較部は、前記第1のクラスタリング及び前記第2のクラスタリングの各々において、前記第1サンプル及び前記第2サンプルのクラスタリング結果及びマッピング結果をそれぞれ比較することで、前記第1サンプル及び前記第2サンプルの間の変化量が閾値以上となるクラスタを特定し、
前記出力部は、特定された前記クラスタに含まれる前記細胞の前記第1のデータ又は前記第2のデータの少なくともいずれか1つ以上をさらに出力する、請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
【0003】
医学又は生化学等の分野では、大量の細胞の特性を迅速に測定するために、フローサイトメータを用いることが一般的になっている。フローサイトメータは、フローセルを流れる細胞に光線を照射し、該細胞から発せられる蛍光又は散乱光などを検出することで、細胞の特性を光学的に測定する装置である。
【0004】
近年、フローサイトメータでは、一度に測定可能な蛍光の数が増加している。これにより、測定データの次元数が増加することで、組み合わせ爆発が生じるため、フローサイトメータで測定されたデータを人の手で解析することが困難になってきている。
【0005】
そのため、下記の非特許文献1に開示されるように、フローサイトメータで測定された多次元データを機械学習によるクラスタリングによって解析することが検討されている。
【0006】
ただし、各次元におけるノイズ量が同じである場合、次元数が多いデータの方がクラスタリングの性能が低下してしまう。そのため、フローサイトメータの測定データをクラスタリングする場合、測定データに対して蛍光分離等を行うことで次元数を削減し、次元圧縮を行ったデータをクラスタリングすることが一般的である。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0007】
El-ad David Amir, et al, "viSNE enables visualization of high dimensional single-cell data and reveals phenotypic heterogeneity of leukemia", Nature Biotechnology, 2013 Jun, 31(6), 545-552
【発明の概要】
【0008】
しかし、多次元データに対して次元圧縮を行った場合、次元圧縮に伴って測定データに含まれる情報の一部が欠落してしまう。そのため、例えば、多次元データのクラスタリング結果が適切ではない場合、ユーザは、フローサイトメータの測定データに遡って、クラスタリング結果の妥当性を検証することが困難となっていた。
【0009】
そこで、本開示では、測定データを次元圧縮したデータを用いてクラスタリングを行うことが可能であり、かつクラスタリング結果に対して測定データに遡った検証も可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提案する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示によれば、細胞からの光をセンシングした結果である第1のデータと、前記第1のデータを複数の蛍光に分離した結果である第2のデータとを対応付けて保持する情報保持部と、前記第2のデータに基づいて、前記細胞を複数のクラスタにクラスタリングするクラスタリング部と、前記クラスタリング部によるクラスタリング結果を出力する出力部と、を備え、前記出力部は、前記複数のクラスタのうちからユーザが選択したクラスタに含まれる前記細胞の前記第1のデータ又は前記第2のデータの少なくともいずれか1つ以上をさらに出力する、情報処理装置が提供される。
(【0011】以降は省略されています)
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