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公開番号
2025169108
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-12
出願番号
2024074139
出願日
2024-04-30
発明の名称
液位検視及び品質監視システム
出願人
個人
代理人
個人
主分類
G01F
23/02 20060101AFI20251105BHJP(測定;試験)
要約
【課題】液位及び液体の重量(密度)を同時に観測する液位検視及び品質監視システムを提供する。
【解決手段】液位検視及び品質監視システムは容器10及び管体20を備える。容器内には収容空間11を形成する。収容空間内には液体Aを収容する。収容空間内の液体の高さは第1の液位A1である。管体は第1の段部21、第1の折り曲げ部22、第2の段部23、第2の折り曲げ部24及び透視可能な第3の段部25を含む。第1の段部は一端に第1の開口部211を設け、他端に第1の折り曲げ部を接続させる。第1の折り曲げ部の他端は第2の段部の一端に接続させる。第2の段部の他端は第2の折り曲げ部に接続させる。第2の折り曲げ部の他端は第3の段部の一端に接続させる。第3の段部の他端には第2の開口部250を設ける。液体は、第1の開口部を介して第3の段部まで流れ、第2の液位A2により、容器内の液体の液面高さを判断する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
容器及び管体を備えた、液位検視及び品質監視システムであって、
前記容器内には、収容空間を形成し、前記収容空間内には、液体を収容し、前記収容空間内の液体の高さは、第1の液位であり、
前記管体は、第1の段部、第1の折り曲げ部、第2の段部、第2の折り曲げ部及び透視可能な第3の段部を含み、前記第1の段部は、一端に第1の開口部を設け、他端に前記第1の折り曲げ部を接続させ、前記第1の折り曲げ部の他端は、前記第2の段部の一端に接続させ、前記第2の段部の他端は、前記第2の折り曲げ部に接続させ、前記第2の折り曲げ部の他端は、前記第3の段部の一端に接続させ、前記第3の段部の他端には、第2の開口部を設け、液体は、前記第1の開口部を介して前記第3の段部まで流れ、前記第3の段部に形成された前記第1の液位と同じ高さで揃った第2の液位により、前記容器内の液体の液面高さを判断することを特徴とする、液位検視及び品質監視システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記容器は、頂部に蓋体を設けるか、一体式で閉塞型の容器に成形し、前記蓋体により前記容器を閉塞し、前記容器内に所定の気圧を生じさせ、前記第2の開口部を前記蓋体に形成するか前記容器の頂部に形成し、前記第3の段部には、延伸段部及び弁体を接続し、前記弁体を前記延伸段部と前記第3の段部との間に配設し、前記弁体を選択的に開くか閉じると、前記延伸段部と前記第3の段部とが連通しているため、所定の気圧と外部の気圧とのバランスがとれ、前記第2の液位の高さと前記第1の液位の高さとが等しくなることを特徴とする請求項1に記載の液位検視及び品質監視システム。
【請求項3】
重量計上には、容器を配設し、
前記重量計には、第1の基準重量値及び第2の基準重量値を設定し、前記第2の基準重量値は、前記第1の基準重量値より大きく、前記容器中に液体を注入し、液体の重量が前記第1の基準重量値に等しい場合、液体の前記第2の液位は、前記第3の段部上に設けた低目盛線に位置し、液体の重量が前記第2の基準重量値に等しい場合、液体の前記第2の液位は、前記第3の段部上に設けた高目盛線に位置することを特徴とする請求項1に記載の液位検視及び品質監視システム。
【請求項4】
容器及び重量計を備えた、液位検視及び品質監視システムであって、
前記容器内には、収容空間を形成し、
前記重量計は、ディスプレイを含み、前記重量計上には、前記容器を配設し、前記重量計は、分散制御システムに接続させるとともに、第1の基準重量値及び第2の基準重量値を設定し、前記第2の基準重量値は、前記第1の基準重量値より大きく、前記容器中に液体を注入し、液体の重量が前記第1の基準重量値に等しい場合、液体の第1の液位の位置が低位線に位置し、液体の重量が前記第2の基準重量値に等しい場合、液体の前記第1の液位は、高位線に位置し、前記分散制御システムは、前記容器の体積により液体が異なる重量であるときの第1の液面高さを算出することを特徴とする、液位検視及び品質監視システム。
【請求項5】
前記容器は、管体を有し、
前記管体は、第1の段部、第1の折り曲げ部、第2の段部、第2の折り曲げ部及び透視可能な第3の段部を含み、
前記第1の段部は、一端に第1の開口部を設け、他端に前記第1の折り曲げ部を接続させ、
前記第1の折り曲げ部の他端は、前記第2の段部の一端に接続させ、前記第2の段部の他端は、前記第2の折り曲げ部に接続させ、
前記第2の折り曲げ部の他端は、前記第3の段部の一端に接続させ、前記第3の段部の他端には、第2の開口部を設け、液体は、前記第1の開口部を介して前記第3の段部まで流れ、前記第3の段部に形成された前記第1の液位と同じ高さで揃った第2の液位により、前記容器内の液体の液面高さを判断することを特徴とする請求項4に記載の液位検視及び品質監視システム。
【請求項6】
前記容器は、頂部に蓋体を設けるか、一体式で閉塞型の容器に成形し、前記蓋体により前記容器を閉塞し、前記容器内に所定の気圧を生じさせ、前記第2の開口部を前記蓋体に形成するか前記容器の頂部に形成し、前記第3の段部には、延伸段部及び弁体を接続し、前記弁体を前記延伸段部と前記第3の段部との間に配設し、前記弁体を選択的に開くか閉じると、前記延伸段部と前記第3の段部とが連通しているため、所定の気圧と外部の気圧とのバランスがとれ、前記第2の液位の高さと前記第1の液位の高さとが等しくなることを特徴とする請求項5に記載の液位検視及び品質監視システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、監視装置に関し、特に、液位及び液体の重量(密度)を同時に観測することができる、液位検視及び品質監視システムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の液位監視装置は、一般に浮き又はガラス管に刻まれた目盛により、容器内の液位を表示していたが、前述した液位監視装置は、速やかに液体の重量(密度)を検出することができず、液体の品質を監視することができなかったため、従来の液位監視装置には改善が求められていた。
【0003】
そこで、本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、本発明に想到するに至った。本発明者は、関連分野の長年にわたる経験、知識により、様々な工夫を凝らして研究して改良し、遂に本発明を完成したものであり、本発明は全体の使用上、優れた実用的効用を奏する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従って、本発明の課題は、容器中の液体の液面高さを判断するとともに、重量又は透視可能な2組の単独のシステムを同時に利用して判断し、液位が低すぎてポンプで真空排気するか、液位が高すぎて溢れ出てしまうリスクと誤判断を避ける、液位検視及び品質監視システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によれば、容器及び管体を備えた、液位検視及び品質監視システムであって、前記容器内には、収容空間を形成し、前記収容空間内には、液体を収容し、前記収容空間内の液体の高さは、第1の液位であり、前記管体は、第1の段部、第1の折り曲げ部、第2の段部、第2の折り曲げ部及び透視可能な第3の段部を含み、前記第1の段部は、一端に第1の開口部を設け、他端に前記第1の折り曲げ部を接続させ、前記第1の折り曲げ部の他端は、前記第2の段部の一端に接続させ、前記第2の段部の他端は、前記第2の折り曲げ部に接続させ、前記第2の折り曲げ部の他端は、前記第3の段部の一端に接続させ、前記第3の段部の他端には、第2の開口部を設け、液体は、前記第1の開口部を介して前記第3の段部まで流れ、前記第3の段部に形成された前記第1の液位と同じ高さで揃った第2の液位により、前記容器内の液体の液面高さを判断することを特徴とする、液位検視及び品質監視システムが提供される。
【0006】
前記容器は、頂部に蓋体を設けるか、一体式で閉塞型の容器に成形し、前記蓋体により前記容器を閉塞し、前記容器内に所定の気圧を生じさせ、前記第2の開口部を前記蓋体に形成するか前記容器の頂部に形成し、前記第3の段部には、延伸段部及び弁体を接続し、前記弁体を前記延伸段部と前記第3の段部との間に配設し、前記弁体を選択的に開くか閉じると、前記延伸段部と前記第3の段部とが連通しているため、所定の気圧と外部の気圧とのバランスがとれ、前記第2の液位の高さと前記第1の液位の高さとが等しくなることが好ましい。
【0007】
重量計上には、容器を配設し、前記重量計には、第1の基準重量値及び第2の基準重量値を設定し、前記第2の基準重量値は、前記第1の基準重量値より大きく、前記容器中に液体を注入し、液体の重量が前記第1の基準重量値に等しい場合、液体の前記第2の液位は、前記第3の段部上に設けた低目盛線に位置し、液体の重量が前記第2の基準重量値に等しい場合、液体の前記第2の液位は、前記第3の段部上に設けた高目盛線に位置することが好ましい。
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の第2の形態によれば、容器及び重量計を備えた、液位検視及び品質監視システムであって、前記容器内には、収容空間を形成し、前記重量計は、ディスプレイを含み、前記重量計上には、前記容器を配設し、前記重量計は、分散制御システムに接続させるとともに、第1の基準重量値及び第2の基準重量値を設定し、前記第2の基準重量値は、前記第1の基準重量値より大きく、前記容器中に液体を注入し、液体の重量が前記第1の基準重量値に等しい場合、液体の第1の液位の位置が低位線(0%)に位置し、液体の重量が前記第2の基準重量値に等しい場合、液体の前記第1の液位は、高位線(100%)に位置し、前記分散制御システムは、前記容器の体積により液体が異なる重量であるときの第1の液面高さを算出することを特徴とする、液位検視及び品質監視システムが提供される。
【0009】
前記容器は、管体を有し、前記管体は、第1の段部、第1の折り曲げ部、第2の段部、第2の折り曲げ部及び透視可能な第3の段部を含み、前記第1の段部は、一端に第1の開口部を設け、他端に前記第1の折り曲げ部を接続させ、前記第1の折り曲げ部の他端は、前記第2の段部の一端に接続させ、前記第2の段部の他端は、前記第2の折り曲げ部に接続させ、前記第2の折り曲げ部の他端は、前記第3の段部の一端に接続させ、前記第3の段部の他端には、第2の開口部を設け、液体は、前記第1の開口部を介して前記第3の段部まで流れ、前記第3の段部に形成された前記第1の液位と同じ高さで揃った第2の液位により、前記容器内の液体の液面高さを判断することが好ましい。
【0010】
前記容器は、頂部に蓋体を設けるか、一体式で閉塞型の容器に成形し、前記蓋体により前記容器を閉塞し、前記容器内に所定の気圧を生じさせ、前記第2の開口部を前記蓋体に形成するか前記容器の頂部に形成し、前記第3の段部には、延伸段部及び弁体を接続し、前記弁体を前記延伸段部と前記第3の段部との間に配設し、前記弁体を選択的に開くか閉じると、前記延伸段部と前記第3の段部とが連通しているため、所定の気圧と外部の気圧とのバランスがとれ、前記第2の液位の高さと前記第1の液位の高さとが等しくなることが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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