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公開番号
2025164060
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-30
出願番号
2024067790
出願日
2024-04-18
発明の名称
設計支援装置、設計支援方法、及びプログラム
出願人
三菱電機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
30/10 20200101AFI20251023BHJP(計算;計数)
要約
【課題】設計情報の整合性の確保を容易にする。
【解決手段】設計支援装置100は、製品の設計情報を項目別に細分化した項目情報に基づいて、設計情報の整合性を確保することで設計を支援する設計支援装置100であって、項目情報は、製品の仕様を示す仕様項目情報と、製品を構成するユニットを示すユニット項目情報と、を含み、仕様項目情報及びユニット項目情報は、その内容が更新されたときの更新日時と、他の項目情報との関連性を示す関連項目情報と、を含み、仕様項目情報とユニット項目情報のうちから選択された項目情報及び選択された項目情報に関連する項目情報を、更新日時に基づいて、更新前の状態に復元する復元処理部を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
製品の設計情報を項目別に細分化した項目情報に基づいて、前記設計情報の整合性を確保することで設計を支援する設計支援装置であって、
前記項目情報は、製品の仕様を示す仕様項目情報と、製品を構成するユニットを示すユニット項目情報と、を含み、
前記仕様項目情報及び前記ユニット項目情報は、その内容が更新されたときの更新日時と、他の項目情報との関連性を示す関連項目情報と、を含み、
前記仕様項目情報と前記ユニット項目情報のうちから選択された項目情報及び前記選択された項目情報に関連する項目情報を、前記更新日時に基づいて、更新前の状態に復元する復元処理部を備える設計支援装置。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記設計支援装置は、
前記仕様項目情報及び前記ユニット項目情報に基づいてグラフを生成するグラフ生成部と、
前記グラフ生成部が生成した前記グラフの項目情報のうちから選択された項目情報の更新日時、及び前記選択された項目情報に関連する項目情報の更新日時を取得し、該更新日時の一覧を示す履歴項目情報を、前記選択された項目情報に関連付けて作成する履歴項目情報作成部と、
前記履歴項目情報作成部が作成した履歴項目情報のうちから選択された更新日時に基づいて、前記選択された項目情報及び前記選択された項目情報に関連する項目情報を更新前の状態に復元する復元処理部と、
を更に備える、請求項1に記載の設計支援装置。
【請求項3】
前記復元処理部は、前記選択された更新日時と同一の更新日時を有する前記選択された項目情報及び前記選択された項目情報に関連する項目情報を更新前の状態に復元する、
請求項1に記載の設計支援装置。
【請求項4】
前記復元処理部は、更に、項目情報を示す復元範囲情報に基づいて、前記選択された項目情報に関連する項目情報の内容を復元する、
請求項1に記載の設計支援装置。
【請求項5】
前記設計支援装置は、前記設計情報を記憶する記憶部を更に備え、
前記グラフ生成部は、前記記憶部から前記設計情報を取得し、取得した前記設計情報に基づいてグラフを生成し、
前記履歴項目情報作成部は、作成した履歴項目情報を前記記憶部に記憶させる、
請求項2に記載の設計支援装置。
【請求項6】
前記設計支援装置は、入力を受け付ける入力部を更に備え、
前記入力部は、前記グラフのうちいずれの項目情報が選択されたかを示す履歴作成指示情報の入力を受け付け、
前記履歴項目情報作成部は、前記入力部が受け付けた履歴作成指示情報に基づいて、前記選択された項目情報の更新日時、及び前記選択された項目情報に関連する項目情報の更新日時を取得し、前記履歴項目情報を、前記選択された項目情報に関連付けて作成し、
前記入力部は、更に、選択された更新日時の入力を受け付け、
前記復元処理部は、前記入力部が受け付けた更新日時に基づいて、前記選択された項目情報及び前記選択された項目情報に関連する項目情報を更新前の状態に復元する、
請求項2に記載の設計支援装置。
【請求項7】
前記設計支援装置は、各種の情報を出力する出力部を更に備え、
前記出力部は、前記グラフ生成部が生成した前記グラフを出力する、
請求項2に記載の設計支援装置。
【請求項8】
前記項目情報は、更に、ユニットの性能の評価手法を示すシステムシミュレーションモデル項目情報と、ユニットの3次元モデルを示す3次元モデル項目情報と、を含み、
前記システムシミュレーションモデル項目情報及び前記3次元モデル項目情報は、その内容が更新されたときの更新日時と、他の項目情報との関連性を示す関連項目情報と、を含み、
前記復元処理部は、前記仕様項目情報、前記ユニット項目情報、前記システムシミュレーションモデル項目情報、又は前記3次元モデル項目情報のうちから選択された項目情報及び前記選択された項目情報に関連する項目情報を、前記更新日時に基づいて、更新前の状態に復元する、
請求項1から7いずれか1項に記載の設計支援装置。
【請求項9】
コンピュータが実行する、製品の設計情報を項目別に細分化した項目情報に基づいて、前記設計情報の整合性を確保することで設計を支援する設計支援方法であって、
前記項目情報は、製品の仕様を示す仕様項目情報と、製品を構成するユニットを示すユニット項目情報と、を含み、
前記仕様項目情報及び前記ユニット項目情報は、その内容が更新されたときの更新日時と、他の項目情報との関連性を示す関連項目情報と、を含み、
前記仕様項目情報と前記ユニット項目情報のうちから選択された項目情報及び前記選択された項目情報に関連する項目情報を、前記更新日時に基づいて、更新前の状態に復元する復元処理ステップを含む設計支援方法。
【請求項10】
コンピュータを、製品の設計情報を項目別に細分化した項目情報に基づいて、前記設計情報の整合性を確保することで設計を支援する設計支援装置として機能させるプログラムであって、
前記項目情報は、製品の仕様を示す仕様項目情報と、製品を構成するユニットを示すユニット項目情報と、を含み、
前記仕様項目情報及び前記ユニット項目情報は、その内容が更新されたときの更新日時と、他の項目情報との関連性を示す関連項目情報と、を含み、
コンピュータを、
前記仕様項目情報と前記ユニット項目情報のうちから選択された項目情報及び前記選択された項目情報に関連する項目情報を、前記更新日時に基づいて、更新前の状態に復元する復元処理部として機能させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、設計支援装置、設計支援方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
製品の設計時、その製品を構成するユニット毎に、性能の評価手法を示すシステムシミュレーションモデル、ユニットの3次元モデル等の情報(以下、これらをモデル情報と総称する。)が作成される。モデル情報は、設計の進捗に伴って、逐次更新される。また、更新したモデル情報を元の情報に戻すこともある(以下、これを復元と呼ぶ)。モデル情報の一方が更新或いは復元された場合に、他方を更新或いは復元しないでおくと設計情報に不整合が生じる。しかし、モデル情報の整合性を確保することは容易ではない。
【0003】
そこで、モデル情報の一方が更新或いは復元された場合に、他方を管理する端末にその旨を通知するシステムが特許文献1に開示されている。また、一方が復元された場合には、他方を復元することも開示されている。
【0004】
しかし、設計情報は、モデル情報以外にも多くの情報を含み、頻繁に更新・復元されている。このため、モデル情報内でのみ整合性を確保するだけでは、不十分である。そこで、設計情報全体として、整合性を容易に確保できるようにすることが望まれる。特に、復元の場合には、復元された情報に対応する情報は作成済であり、適宜活用して、全体として整合性を確保できるようにすることが望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-45978号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、設計情報の整合性の確保を容易にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成する為、本開示に係る設計支援装置は、製品の設計情報を項目別に細分化した項目情報に基づいて、前記設計情報の整合性を確保することで設計を支援する設計支援装置であって、前記項目情報は、製品の仕様を示す仕様項目情報と、製品を構成するユニットを示すユニット項目情報と、を含み、前記仕様項目情報及び前記ユニット項目情報は、その内容が更新されたときの更新日時と、他の項目情報との関連性を示す関連項目情報と、を含み、前記仕様項目情報と前記ユニット項目情報のうちから選択された項目情報及び前記選択された項目情報に関連する項目情報を、前記更新日時に基づいて、更新前の状態に復元する復元処理部を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、設計支援装置は、選択された項目情報及び選択された項目情報に関連する項目情報を、更新日時に基づいて、更新前の状態に復元する。よって、設計情報の整合性の確保が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態に係る設計支援装置の機能的構成を示すブロック図
実施の形態に係る設計支援装置が出力するグラフの例を示す図
実施の形態に係る設計支援装置が記憶する仕様項目情報の例を示す図
(a)(b)実施の形態に係る設計支援装置が記憶するユニット項目情報の例を示す図
実施の形態に係る設計支援装置が記憶するシステムシミュレーションモデル項目情報の例を示す図
実施の形態に係る設計支援装置が記憶する3次元モデル項目情報の例を示す図
実施の形態に係る設計支援装置が記憶する履歴項目情報の例を示す図
実施の形態に係る設計支援装置の物理的構成を示すブロック図
実施の形態に係る設計支援処理を示すシーケンス図
実施の形態に係るグラフ生成処理を示すフローチャート
実施の形態に係る履歴項目情報作成処理を示すフローチャート
実施の形態に係る復元処理を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態に係る設計支援装置、設計支援方法、及びプログラムについて、図面を参照しつつ説明する。本実施の形態に係る設計支援装置は、例えば、設計システムに組み込まれて使用される。この設計支援装置は、設計情報を項目情報に細分化し、ある項目情報が復元された際には、関連する項目情報を自動的に復元することで、設計情報の整合性を確保する。より詳細には、項目情報は、設計者により随時更新され、更新内容が日時と共に蓄積される。何れかの項目情報を過去の項目情報に復元した場合、この設計支援装置は、蓄積している情報を用いて、復元された項目情報に関連する項目情報を特定し、特定した項目情報を、該当する過去の項目情報に復元する。これにより、設計情報全体としての整合性を確保することで設計を支援する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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