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公開番号2025163237
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-28
出願番号2025132442,2021039769
出願日2025-08-07,2021-03-12
発明の名称制御装置、リーダライタ、および制御方法
出願人オムロン株式会社
代理人個人
主分類G06K 7/10 20060101AFI20251021BHJP(計算;計数)
要約【課題】複数のリーダライタ(アンテナ)の交信領域間をまたいで移動するRFIDタグの位置を安定して特定できるシステムを実現する。
【解決手段】RFIDタグ(30)と交信を行う複数のリーダライタ(20)を制御する上位制御装置(10)であって、前記RFIDタグと各リーダライタとの交信強度を計測する交信強度決定部(12)と、データの交信の途中において、前記交信強度に応じて、前記RFIDタグと交信する前記リーダライタを切り換える切換部(13)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
RFIDタグと交信を行う複数のリーダライタを制御する制御装置であって、
前記RFIDタグと各リーダライタとの交信強度を決定する交信強度決定部と、
前記RFIDタグとのデータの交信の途中において、前記交信強度に応じて、前記RFIDタグと前記データの交信をする前記リーダライタを切り換える切換部と、
前記交信強度から、前記RFIDタグと前記リーダライタとの距離を特定する距離特定部と、を備え、
前記切換部は、前記距離に応じて、前記RFIDタグと前記データの交信をする前記リーダライタを切り換える、制御装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
RFIDタグと交信を行う複数のリーダライタを制御する制御装置であって、
前記RFIDタグと各リーダライタとの交信強度を決定する交信強度決定部と、
前記RFIDタグとのデータの交信の途中において、前記交信強度に応じて、前記RFIDタグと前記データの交信をする前記リーダライタを切り換える切換部と、を備え、
前記交信強度決定部は、前記交信強度を計測する期間において、前記RFIDタグとデータの交信をしている当該リーダライタを含む所定の範囲に含まれる複数のリーダライタのみに関する前記交信強度を計測する、制御装置。
【請求項3】
RFIDタグと交信を行う複数のリーダライタを制御する制御装置であって、
前記RFIDタグと各リーダライタとの交信強度を決定する交信強度決定部と、
前記RFIDタグとのデータの交信の途中において、前記交信強度に応じて、前記RFIDタグと前記データの交信をする前記リーダライタを切り換える切換部と、を備え、
前記交信強度決定部は、前記RFIDタグが前記リーダライタから受信したときの第1受信強度から、前記交信強度を算出する、制御装置。
【請求項4】
前記切換部は、前記交信強度が最大となる前記リーダライタに切り換える請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置。
【請求項5】
前記切換部は、前記RFIDタグに対する前記交信強度が所定の値以上であるリーダライタが複数ある場合、前記複数のリーダライタが交信しているRFIDタグの数の差を小さくするように前記リーダライタを切り換える請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置。
【請求項6】
RFIDタグと交信を行う複数のアンテナが接続されたリーダライタであって、
前記RFIDタグと各アンテナとの交信強度を決定する交信強度決定部と、
前記RFIDタグとのデータの交信の途中において、前記交信強度に応じて、前記RFIDタグとデータの交信をする前記アンテナを切り換える切換部と、を備えるリーダライタ。
【請求項7】
RFIDタグと交信を行う複数のリーダライタを制御する制御方法であって、
前記RFIDタグと各リーダライタとの交信強度を決定する交信強度決定ステップと、
前記RFIDタグとのデータの交信の途中において、前記交信強度に応じて、前記RFIDタグとデータの交信をする前記リーダライタを切り換える切換ステップと、
前記交信強度から、前記RFIDタグと前記リーダライタとの距離を特定する距離特定ステップと、を含み、
前記切換ステップでは、前記距離に応じて、前記RFIDタグと前記データの交信をする前記リーダライタを切り換える、を含む制御方法。
【請求項8】
RFIDタグと交信を行う複数のリーダライタを制御する制御方法であって、
前記RFIDタグと各リーダライタとの交信強度を決定する交信強度決定ステップと、
前記RFIDタグとのデータの交信の途中において、前記交信強度に応じて、前記RFIDタグとデータの交信をする前記リーダライタを切り換える切換ステップと、を含み、
前記交信強度決定ステップでは、前記交信強度を計測する期間において、前記RFIDタグとデータの交信をしている当該リーダライタを含む所定の範囲に含まれる複数のリーダライタのみに関する前記交信強度を計測する、制御方法。
【請求項9】
RFIDタグと交信を行う複数のリーダライタを制御する制御方法であって、
前記RFIDタグと各リーダライタとの交信強度を決定する交信強度決定ステップと、
前記RFIDタグとのデータの交信の途中において、前記交信強度に応じて、前記RFIDタグとデータの交信をする前記リーダライタを切り換える切換ステップと、を含み、
前記交信強度決定ステップでは、前記RFIDタグが前記リーダライタから受信したときの第1受信強度から、前記交信強度を算出する、制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、移動するRFIDタグと交信を行うリーダライタに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
生産現場では、生産品の所在を特定する必要がある。例えば、自動車の生産現場では、生産完了後の手直しが必要な車両と、出荷を待機する車両とを区別し、どこにあるかを特定する必要がある。手直しが必要な車両と、出荷を待機する車両との配置位置がわからないことには、出荷の計画が正確に立てられない。また、自動車の配置位置を特定する作業者の工数が膨大になっている。
【0003】
そこで、特許文献1には、UHF(Ultra-High Frequency)帯のRFID(Radio Frequency Identifier)を用いたシステムによって、生産現場(作業現場)の生産品(物品)の位置を特定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-078211号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、RFIDタグが自動車に付される場合では、対象とする生産品が自走できる移動体であるため、各アンテナの検出領域をまたいで生産品が移動し、RFIDタグとの交信が不安定になり、また、位置の特定も困難である。RFIDタグが移動しているため、別のRFIDタグと交信している間に、当該RFIDタグが移動していた場合、一時的にRFIDタグを見失う事態も発生することがある。
【0006】
また、複数のアンテナの交信領域にオーバラップしているエリアが存在するために、当該エリアで生産品が検出されることがある。また、電波反射・フェージングなどによって、意図しないエリアにあるRFIDタグが意図しないアンテナから検出されることもある。そのため、複数のアンテナで同一のRFIDタグが検出された場合、どのアンテナで通信を行うべきか、すなわち、どの交信領域にRFIDタグがあるかを特定し、RFIDタグの位置を特定することが困難である。
【0007】
本発明の一態様は、複数のリーダライタ(アンテナ)の交信領域間をまたいで移動するRFIDタグと安定して交信できるシステムを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る制御装置は、RFIDタグと交信を行う複数のリーダライタを制御する制御装置であって、前記RFIDタグと各リーダライタとの交信強度を決定する交信強度決定部と、前記RFIDタグとのデータの交信の途中において、前記交信強度に応じて、前記RFIDタグと前記データの交信をする前記リーダライタを切り換える切換部と、を備える。
【0009】
上記の構成によれば、交信強度を決定(特定)した上で、その都度、適したリーダライタに動的に切り換えていくことができる。そのため、RFIDタグが移動体に付されていても、安定して交信することができ、リーダライタの物理配置から、当該移動体の位置を特定することができる。
【0010】
前記制御装置は、前記交信強度を計測する期間であるスキャン期間と、前記RFIDタグとデータの交信をする期間である交信期間とを、時分割で制御してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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