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公開番号2025155264
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2024058987
出願日2024-04-01
発明の名称処理装置、処理方法、および処理プログラム
出願人オムロン株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類G06K 7/14 20060101AFI20251006BHJP(計算;計数)
要約【課題】2次元コードの読み取りに失敗したり、2次元コードの読み取りに時間がかかったりすることに起因する業務の停滞を抑制する。
【解決手段】ユーザインターフェース51は、複数の2次元コードに対応する複数の評価結果を当該複数の2次元コードが読み取られた順に示すグラフ82を含む。グラフ82には、2次元コードの印字前に実施される下地処理の第1印字パラメータと当該2次元コードの第2印字パラメータとのうちの少なくとも一方、または、当該2次元コードの読取パラメータを補正するか否かを判断するために前記複数の評価結果の各々と比較される閾値が重ねて表示される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
処理装置であって、
ユーザインターフェースを出力する出力部を備え、
前記ユーザインターフェースは、複数の2次元コードに対応する複数の評価結果を当該複数の2次元コードが読み取られた順に示すグラフを含み、
前記グラフには、2次元コードの印字前に実施される下地処理の第1印字パラメータと当該2次元コードの第2印字パラメータとのうちの少なくとも一方、または、当該2次元コードの読取パラメータを補正するか否かを判断するために前記複数の評価結果の各々と比較される閾値が重ねて表示される、処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記複数の評価結果の各々は、前記複数の2次元コードのうちの対応する2次元コードの総合グレード値を表し、
前記総合グレード値は、2次元コードの印字品質を評価するための複数の検査項目に対応する複数のグレード値のうち最小のグレード値である、請求項1に記載の処理装置。
【請求項3】
前記処理装置は、前記ユーザインターフェースへの入力に応じて、前記閾値を変更する変更部をさらに備える、請求項1または2に記載の処理装置。
【請求項4】
前記グラフには、前記複数の2次元コードに対応する複数の読取時間が重ねて表示され、
前記複数の読取時間の各々は、前記複数の2次元コードのうちの対応する2次元コードの読み取りにかかった時間を表す、請求項1または2に記載の処理装置。
【請求項5】
前記複数の検査項目は、2次元コードのセルモジュレーションを含み、
前記処理装置は、前記セルモジュレーションに関する第1グレード値が前記閾値未満である場合に、前記第1印字パラメータの第1補正値を決定する決定部をさらに備える、請求項2に記載の処理装置。
【請求項6】
前記複数の検査項目は、2次元コードのセルコントラストを含み、
前記処理装置は、前記セルコントラストに関する第2グレード値が前記閾値未満である場合に、前記第2印字パラメータの第2補正値を決定する決定部をさらに備える、請求項2に記載の処理装置。
【請求項7】
前記処理装置は、前記総合グレード値が前記閾値未満である場合に、前記読取パラメータの第3補正値を決定する決定部をさらに備える、請求項2に記載の処理装置。
【請求項8】
前記ユーザインターフェースは、前記複数の評価結果のうち前記グラフ上で指定された評価結果に対応する対象の2次元コードの画像をさらに含む、請求項1に記載の処理装置。
【請求項9】
前記グラフは、前記複数の評価結果のうち所定の条件を満たす対象の評価結果を示すマークをさらに含み、
前記所定の条件は、前記評価結果が前記閾値を下回るという条件を少なくとも含む、請求項1に記載の処理装置。
【請求項10】
前記ユーザインターフェースは、前記対象の評価結果に対応する対象の2次元コードの画像をさらに含む、請求項9に記載の処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、処理装置、処理方法、および処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特開2018-89646号公報(特許文献1)は、ワークの表面に2次元コードを印字するレーザマーカ(マーキング部)と、レーザマーカによって印字された2次元コードを読み取るコードリーダ(読み取り部)とを備える2次元コードマーキング装置を開示する。以下の説明において、ワークは、生産ラインで処理される処理対象を意味する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-89646号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
2次元コードの読み取りに失敗したり、2次元コードの読み取りに時間がかかったりする場合には、業務が停滞する。このような業務の停滞を抑制することが必要とされている。
【0005】
本開示は、2次元コードの読み取りに失敗したり、2次元コードの読み取りに時間がかかったりすることに起因する業務の停滞を抑制することを一つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のある局面に従う処理装置は、ユーザインターフェースを出力する出力部を備える。ユーザインターフェースは、複数の2次元コードに対応する複数の評価結果を当該複数の2次元コードが読み取られた順に示すグラフを含む。グラフには、2次元コードの印字前に実施される下地処理の第1印字パラメータと当該2次元コードの第2印字パラメータとのうちの少なくとも一方、または、当該2次元コードの読取パラメータを補正するか否かを判断するために複数の評価結果の各々と比較される閾値が重ねて表示される。
【0007】
この構成によれば、2次元コードの読み取りに失敗したり、2次元コードの読み取りに時間がかかったりすることに起因する業務の停滞が抑制されるような閾値をグラフから推測することができる。そのため、当該業務の停滞を抑制することができる。
【0008】
上述の開示において、好ましくは、複数の評価結果の各々は、複数の2次元コードのうちの対応する2次元コードの総合グレード値を表す。総合グレード値は、2次元コードの印字品質を評価するための複数の検査項目に対応する複数のグレード値のうち最小のグレード値である。
【0009】
この構成によれば、2次元コードの読み取りに失敗したり、2次元コードの読み取りに時間がかかったりすることに起因する業務の停滞が抑制されるような閾値をグラフから推測することができる。そのため、当該業務の停滞を抑制することができる。
【0010】
上述の開示において、好ましくは、処理装置は、ユーザインターフェースへの入力に応じて、閾値を変更する変更部をさらに備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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