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公開番号
2025141024
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024040737
出願日
2024-03-15
発明の名称
リモート安全入出力装置
出願人
オムロン株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
G05B
9/02 20060101AFI20250919BHJP(制御;調整)
要約
【課題】簡単に安全プログラムを更新可能にするリモート安全入出力装置を提供する。
【解決手段】リモート安全入出力装置は、入力機器50から受付けた入力信号の値について予め定められた条件が成立すると安全が保たれるように出力機器60を動作させるための出力信号の値を決定する安全プログラムを格納するための記憶部32と、リモート安全入出力装置に対するユーザ指示を取得する指示取得部31と、指示取得部によって取得されたユーザ指示に従って記憶部32に安全プログラムを格納するプログラム管理部33と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
リモート安全入出力装置であって、
入力機器から受付けた入力信号の値について予め定められた条件が成立すると安全が保たれるように出力機器を動作させるための出力信号の値を決定する安全プログラムを格納するための記憶部と、
前記リモート安全入出力装置に対するユーザ指示を取得する指示取得部と、
前記指示取得部によって取得されたユーザ指示に従って前記記憶部における安全プログラムを更新するプログラム管理部と、を備える、リモート安全入出力装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記指示取得部は、Webブラウザから前記ユーザ指示を取得するWebサーバを含む、請求項1に記載のリモート安全入出力装置。
【請求項3】
前記更新は、前記記憶部における安全プログラムの格納または削除を含み、
前記記憶部へ前記安全プログラムを格納するとき、格納前の前記安全プログラムのプログラムコードについて取得された固有属性が、格納後の前記安全プログラムのプログラムコードについて取得された前記固有属性と一致していることを検出する、請求項2に記載のリモート安全入出力装置。
【請求項4】
前記記憶部は、前記安全プログラムについて当該安全プログラムのプログラムコードを格納するコード領域と、当該プログラムコードの固有属性を格納する属性領域とを有する、請求項2または3に記載のリモート安全入出力装置。
【請求項5】
前記固有属性は、前記安全プログラムのプログラムコードについて予め定められた演算によって算出される値を含み、
前記記憶部に格納された前記安全プログラムを起動するとき、前記コード領域のプログラムコードについて前記予め定められた演算によって前記値を算出し、算出した値が、前記属性領域に格納された前記固有属性に含まれる前記値と一致していることを検出する、請求項4に記載のリモート安全入出力装置。
【請求項6】
前記記憶部は、複数の前記コード領域を有し、
前記Webサーバは、各前記複数のコード領域について、当該コード領域は前記プログラムコードが格納済みか否かを示すWebページを、前記Webブラウザに転送する、請求項5に記載のリモート安全入出力装置。
【請求項7】
前記ユーザ指示は、前記複数のコード領域のうち、前記安全プログラムを格納するための前記コード領域の指定を含む、請求項6に記載のリモート安全入出力装置。
【請求項8】
ロータリースイッチをさらに備え、
前記ロータリースイッチのユーザ操作に基づき、前記安全プログラムを格納するための前記コード領域の指定を受付ける、請求項7に記載のリモート安全入出力装置。
【請求項9】
安全コントローラが属するネットワークを接続するネットワークインターフェイスと、
前記Webブラウザと通信するためのネットワークを接続する通信インターフェイスと、をさらに備え、
前記安全プログラムは、
前記安全コントローラから転送される制御信号に従って安全が保たれるように前記出力機器を動作させるための出力信号の値を決定するリモート安全プログラムを含む、請求項2に記載のリモート安全入出力装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、リモート安全入出力装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
多くの製造現場で使用される機械を安全に使用するためには、国際規格に従う安全機器(安全コンポーネント)を使用しなければならばない。この安全機器は、ロボットなどの自動的に動く装置によって人の安全が脅かされることの防止を目的としている。このような安全機器は、安全プログラムを実行する安全コントローラをはじめとして、人の存在や侵入を検知する検知機器、非常時の操作を受付ける入力機器、実際に機器を停止させる出力機器などを含む。
【0003】
製造現場での安全を確保する技術の一つとして、たとえば、特開2011-181072号公報(特許文献1)では、安全制御装置は数値コード入力用のインターフェイスを有し、安全制御装置のプログラミングそのものがこの数値コードの入力という作業で実現される。このインターフェィスは、キー操作部(キーパッド、キーボード等)で構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-181072号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、安全制御装置は、安全制御装置のプログラミングのために、数値コード入力用の特別なインターフェイス(当該インターフェイスを実現するためのハードウェアおよびソフトウェア)を追加して実装する必要があり、また、ユーザは安全制御装置に設けられたキー操作部を操作する等、慣れない操作が必要とされる。
【0006】
したがって、より簡単に安全プログラムを更新可能にするリモート安全入出力装置の提供が要望される。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係るリモート安全入出力装置は、入力機器から受付けた入力信号の値について予め定められた条件が成立すると安全が保たれるように出力機器を動作させるための出力信号の値を決定する安全プログラムを格納するための記憶部と、リモート安全入出力装置に対するユーザ指示を取得する指示取得部と、指示取得部によって取得されたユーザ指示に従って記憶部において安全プログラムを更新するプログラム管理部と、を備える。
【0008】
上述の開示によれば、記憶部における安全プログラムの更新を、指示取得部が取得したユーザ指示を利用することで、簡単に実現できる。
【0009】
上述の開示において、指示取得部は、Webブラウザからユーザ指示を取得するWebサーバを含む。
【0010】
上述の開示によれば、記憶部における安全プログラムの格納を、リモート安全入出力装置において専用のハードウェアやソフトウェアを実装せずとも、Webサーバを利用することで実現できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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