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公開番号2025174031
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2024080018
出願日2024-05-16
発明の名称サポート装置、サポート方法およびプログラム
出願人オムロン株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類G05B 19/05 20060101AFI20251120BHJP(制御;調整)
要約【課題】複数の制御装置の保全に要する時間を短縮できるサポート装置を提供する。
【解決手段】複数の制御装置をサポートするサポート装置は、ユーザインターフェイスへの入力に従って、複数の保全作業の中から対象作業を選択する選択部と、複数の制御装置の中から、対象作業に対応する抽出条件を満たす1つ以上の対象制御装置を抽出する抽出部と、1つ以上の対象制御装置について対象作業を行う作業実行部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の制御装置をサポートするサポート装置であって、
ユーザインターフェイスへの入力に従って、複数の保全作業の中から対象作業を選択する選択部と、
前記複数の制御装置の中から、前記対象作業に対応する抽出条件を満たす1つ以上の対象制御装置を抽出する抽出部と、
前記1つ以上の対象制御装置について前記対象作業を行う作業実行部とを備える、サポート装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記複数の保全作業は、クライアントからの要求に応じたデータを前記クライアントに提供するサーバ機能に関する第1作業を含み、
前記第1作業に対応する前記抽出条件は、前記サーバ機能が起動中であるという条件である、請求項1に記載のサポート装置。
【請求項3】
前記複数の保全作業は、トラブルシュートに関する第2作業を含み、
前記複数の制御装置の各々は、状態が異常であるか否かを示すフラグを保持し、
前記第2作業に対応する前記抽出条件は、前記フラグが異常を示すという条件である、請求項1に記載のサポート装置。
【請求項4】
前記複数の保全作業は、指定されたデータをバックアップさせる第3作業を含み、
前記複数の制御装置の各々は、バックアップを実行した最新日時を保持し、
前記第3作業に対応する前記抽出条件は、前記最新日時からの経過時間が予め定められた閾値を超えるという条件である、請求項1に記載のサポート装置。
【請求項5】
前記第3作業は、前記ユーザインターフェイスに入力されたコメントを前記指定されたデータに付加する作業を含む、請求項4に記載のサポート装置。
【請求項6】
前記抽出部は、前記複数の制御装置のうち前記ユーザインターフェイスへの入力によって指定された接続条件に従って前記サポート装置と接続された1つ以上の特定制御装置の中から、前記1つ以上の対象制御装置を抽出する、請求項1から5のいずれか1項に記載のサポート装置。
【請求項7】
複数の制御装置をサポートするサポート方法であって、
プロセッサが、ユーザインターフェイスへの入力に従って、複数の保全作業の中から対象作業を選択することと、
前記プロセッサが、前記複数の制御装置の中から、前記対象作業に対応する抽出条件を満たす1つ以上の対象制御装置を抽出することと、
前記プロセッサが、前記1つ以上の対象制御装置について前記対象作業を行うこととを備える、サポート方法。
【請求項8】
複数の制御装置をサポートするサポート方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記サポート方法は、
ユーザインターフェイスへの入力に従って、複数の保全作業の中から対象作業を選択することと、
前記複数の制御装置の中から、前記対象作業に対応する抽出条件を満たす1つ以上の対象制御装置を抽出することと、
前記1つ以上の対象制御装置について前記対象作業を行うこととを含む、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、サポート装置、サポート方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
様々な生産現場において、生産工程を自動化するFA(Factory Automation)システムが普及している。FAシステムは、種々の産業用の機器と、当該機器を制御する制御装置とを含む。制御装置は、開発者によって開発された制御プログラムに従って、機器を制御する。従来、制御装置の保全をサポートするサポート装置が開発されている。このようなサポート装置として、特開平5-289886号公報(特許文献1)は、複数の制御装置の制御プログラムの共通部分を一括して集中的に変更するデータ管理装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-289886号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の技術によれば、保全作業者は、データ管理装置を操作して、保全対象の制御装置を選択する。FAシステムは、一般に、複数の制御装置を含み得る。そのため、保全作業者は、各制御装置の状態を確認しながら、当該制御装置が保全対象か否かを判断する必要がある。これにより、複数の制御装置の保全に要する時間が長くなる。
【0005】
本開示は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の制御装置の保全に要する時間を短縮できるサポート装置、サポート方法およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一例によれば、複数の制御装置をサポートするサポート装置は、ユーザインターフェイスへの入力に従って、複数の保全作業の中から対象作業を選択する選択部と、複数の制御装置の中から、対象作業に対応する抽出条件を満たす1つ以上の対象制御装置を抽出する抽出部と、1つ以上の対象制御装置について対象作業を行う作業実行部とを備える。
【0007】
この開示によれば、保全作業者によって選択された対象作業に応じて、対象作業を実行すべき1つ以上の対象制御装置が自動的に抽出される。これにより、保全作業者は、各制御装置の状態を確認しながら、対象作業を実行すべきか否かを判断する手間を省略できる。その結果、保全作業者は、複数の制御装置の保全に要する時間を短縮できる。
【0008】
上述の開示において、複数の保全作業は、クライアントからの要求に応じたデータをクライアントに提供するサーバ機能に関する第1作業を含む。第1作業に対応する抽出条件は、サーバ機能が起動中であるという条件である。
【0009】
この開示によれば、サーバ機能に関する第1作業を実行すべき制御装置が対象制御装置として自動的に抽出される。
【0010】
上述の開示において、複数の保全作業は、トラブルシュートに関する第2作業を含む。複数の制御装置の各々は、状態が異常であるか否かを示すフラグを保持する。第2作業に対応する抽出条件は、フラグが異常を示すという条件である。
(【0011】以降は省略されています)

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