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公開番号
2025156829
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-15
出願番号
2024059539
出願日
2024-04-02
発明の名称
冷却装置
出願人
東芝ライフスタイル株式会社
代理人
弁理士法人サトー
主分類
F25D
21/14 20060101AFI20251007BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】ヒータの上方にカバーを設けたり、ヒータを冷却器の後面よりも後側あるいは冷却器の前面よりも前側にずれた位置に設けたりしなくとも、冷却器から落下した除霜水が加熱されて蒸発音が発生してしまうことを抑制できるようにした冷却装置を提供する。
【解決手段】本実施形態に係る冷却装置は、冷気を生成する冷却器と、前記冷却器を加熱する加熱装置と、を備え、前記加熱装置は、前記冷却器の下方に位置する第1加熱部と、前記第1加熱部の下方に位置する第2加熱部と、を有し、前記第1加熱部の温度を前記第2加熱部の温度よりも低くすることが可能である。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
冷気を生成する冷却器と、
前記冷却器を加熱する加熱装置と、
を備え、
前記加熱装置は、
前記冷却器の下方に位置する第1加熱部と、
前記第1加熱部の下方に位置する第2加熱部と、
を有し、
前記第1加熱部の温度を前記第2加熱部の温度よりも低くすることが可能である冷却装置。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記加熱装置は、当該加熱装置の外部に熱を伝達可能な伝熱部材を有し、
前記第1加熱部に設けられている前記伝熱部材の熱伝達能力は、前記第2加熱部に設けられている前記伝熱部材の熱伝達能力よりも大きい請求項1に記載の冷却装置。
【請求項3】
前記第1加熱部の単位長さ当たりに設けられている前記伝熱部材の数が、前記第2加熱部の単位長さ当たりに設けられている前記伝熱部材の数よりも多くなっていることにより、前記第1加熱部に設けられている前記伝熱部材の熱伝達能力が前記第2加熱部に設けられている前記伝熱部材の熱伝達能力よりも大きくなっている請求項2に記載の冷却装置。
【請求項4】
前記第1加熱部の単位長さ当たりの発熱量は、前記第2加熱部の単位長さ当たりの発熱量よりも小さい請求項1に記載の冷却装置。
【請求項5】
前記冷却器、前記第1加熱部、前記第2加熱部は、鉛直方向において重なっており、
鉛直方向に見て前記冷却器と前記第1加熱部が重なる範囲は、鉛直方向に見て前記冷却器と前記第2加熱部が重なる範囲よりも広い請求項1に記載の冷却装置。
【請求項6】
前記冷却器は、前記加熱装置側の端部に、第1部分と、鉛直方向において前記第1部分よりも前記加熱装置に近い第2部分と、を有し、
鉛直方向に見て、前記第2部分は、前記加熱装置と重ならない位置に設けられている請求項1に記載の冷却装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、冷却装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば冷蔵庫や冷凍庫などといった冷却装置においては、冷気を生成する冷却器の下方にヒータを備え、このヒータによって冷却器に付着した霜を加熱して取り除く除霜運転を実行可能に構成されたものが知られている。しかしながら、この種の冷却装置においては、除霜運転により冷却器から落下した除霜水がヒータに接触して蒸発音が発生してしまうという問題がある。
【0003】
そこで、例えば特許文献1に開示されているように、ヒータの上方にカバーを設けることにより、冷却器から落下する除霜水がヒータに接触することを回避するようにした構成が考えられている。また、例えば特許文献2に開示されているように、ヒータを冷却器の後面よりも後側あるいは冷却器の前面よりも前側にずれた位置に設けることにより、冷却器から落下する除霜水がヒータに接触することを回避するようにした構成が考えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開昭60-30979号公報
特開2015-31438号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の構成によれば、ヒータから発生する熱がカバーにより冷却器に伝わりにくくなってしまい、冷却器の除霜効率が低下するという課題がある。また、特許文献2の構成によっても、ヒータが冷却器から離れた位置に配置されることから、ヒータから発生する熱が冷却器に伝わりにくくなってしまい、冷却器の除霜効率が低下するという課題がある。
【0006】
そこで、本実施形態は、ヒータの上方にカバーを設けたり、ヒータを冷却器の後面よりも後側あるいは冷却器の前面よりも前側にずれた位置に設けたりしなくとも、冷却器から落下した除霜水が加熱されて蒸発音が発生してしまうことを抑制できるようにした冷却装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本実施形態に係る冷却装置は、冷気を生成する冷却器と、前記冷却器を加熱する加熱装置と、を備え、前記加熱装置は、前記冷却器の下方に位置する第1加熱部と、前記第1加熱部の下方に位置する第2加熱部と、を有し、前記第1加熱部の温度を前記第2加熱部の温度よりも低くすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る冷凍庫の構成例を概略的に示す斜視図
第1実施形態に係る冷凍庫の構成例を概略的に示す断面図
第1実施形態に係る冷却器およびシーズヒータ装置の構成例を概略的に示す正面図
第1実施形態に係る冷凍庫の制御系の構成例を概略的に示すブロック図
第1実施形態に係るシーズヒータ装置の構成例を概略的に示す図(その1)
第1実施形態に係るシーズヒータ装置の構成例を概略的に示す図(その2)
第2実施形態に係る冷却器およびシーズヒータ装置の構成例を概略的に示す側面図
第3実施形態に係る冷却器およびシーズヒータ装置の構成例を概略的に示す側面図
第3実施形態に係る冷却器の冷却フィンの製造方法の一例を概略的に示す図
第4実施形態に係る冷却器およびシーズヒータ装置の構成例を概略的に示す側面図
第5実施形態に係る冷却器およびシーズヒータ装置の構成例を概略的に示す側面図
第5実施形態に係る冷却器の冷却フィンの製造方法の一例を概略的に示す図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、冷却装置に係る複数の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0010】
(第1実施形態)
図1および図2に例示する冷凍庫1は、冷却装置の一例であり、前面が開口した縦長矩形箱状の冷凍庫本体10内に1つの貯蔵室を有して構成されている。以下の説明では、冷凍庫本体10の開口側を冷凍庫1の前側とし、開口とは反対側を冷凍庫1の後側とする。また、図2に例示する姿勢で冷凍庫1を床面などに設置した場合における重力方向に対する上下方向を冷凍庫1の上下方向とする。また、冷凍庫1を前方から見た場合における左右方向を冷凍庫1の左右方向つまり幅方向とし、冷凍庫1の前後方向を冷凍庫1の奥行方向とする。
(【0011】以降は省略されています)
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